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首脳会談前——零華

「じゃあ気分転換に時間を潰しつつドレスの準備に行ってくるわ。ライト君が起きるまでには戻るから」


 説明っぽくなったセリフを言って私は医務室を後にして中央階段に続く廊下へ。窓の下は中庭でさっきの馬車が停車しているのが見えた


 移動を終えたようでシルバールにあてがわられた場所に馬車を待機させていた。十数騎いたらしい護衛の騎馬隊も十人と数が減っていた。


 もう少し早く分かっていれば…ううん…助けられただけ良かったと思わないと


 考えていると馬車から人が出てきた。何人かの女性騎士と質の高い魔力を身に纏う高貴な女性。女性は緑をふんだんにつかったドレスにグローブ、靴やブローチ、ティアラはエメラルドによって緑をアピールしている。振り向いた横顔から見えたピンクの髪はティアラの後ろで団子に結ってあるし、化粧もバッチリ。


 緑の国より緑だな、となんとなく頭によぎった。髪の毛だけは残念だけど。あれだけ緑染めで魔力が高いって事はエルフかと思ったけどルナマリア情報だと人間と聞いているから間違いなく魔力の高い人なんでしょう。正直人でもエルフでも気になるわけじゃないからどっちでもいいけど。


 男性の偉い人達が彼女になにか話しかけてる。一番敬まわれてる感じだから彼女が一番偉い人のようね


「彼女が王様か」


 年齢もルナマリアより5つは上かな?自分よりもだいぶ大人の感じがするわね


 観察していると中央口から歩いてくる見知った顔が二人。ルナマリアと王妃様だ。他の二王がついてきているので中庭の一角でトークするのかな。最後尾にラドニー様と各王の側近


 声は聞こえないので分からないけど二言三言喋ると中へと入っていったので特にこのまま留まる意味はない。…とはいっても私には行く宛がないわ。三階に行く必要はないし今更みんなの所に戻るのも何だし…


「う~ん。あ、殲滅隊が戻って来た」


 ……そうだ。手当を手伝えるかも。訓練所の方に行ってみようかな


 中央階段の踊り場を通り廊下を歩くと通り過ぎる兵士が私を見ては敬礼、「お疲れ様です」と声をかけてくる。無視は出来ないから「お疲れ様です」と返し笑顔を振り撒いておく


 どうやら妖精騎士団が救助に向かったことは知っているようで怪我の具合や疲労を聞いてくるけど、「問題ないです」というと、感嘆の声を上げる。大したことしてないんだけどなぁ。なんなら街を散策した方が疲れたくらいだし


 ついでに殲滅隊の状況を聞いたけどまだ見てないんだって。それならしかたないわね。ありがとうと返事して去る


 中央階段を降り一階廊下から以前通った道を通り中庭に出た。目の前は訓練所の建物と騎士達、荷馬車、藁の山。さすがに警戒体制中なので訓練はせず、騎士の数はまばらだわ


 建物の横に仮設の救護部屋が作られてるわ。重傷者はいないみたいだけど切り傷や火傷?っぽいものを負った騎士がいた。どうやら蜘蛛の体液の異常らしい


 蜂に刺された感じかな?痛そう…


 でもまずは怪我人からね。救護セットを借り受けると傷に消毒を施して患部を保護する


 こんなんでいいの?傷口縫合とかはしないんだ?ああ……回復魔法ね。私はまだ使えないわ。


 ごめんなさいと謝ると凄く恐縮されてしまったのでいたたまれなくなった。次に何かあった時困るから絶対覚えよう。ライト君の【ハートリード】を使えば楽だとか言ってた気がするわ。後で聞いてみよう


 次は体液で痛みを訴える騎士の方へ行こう。こちらには私でもできることがあるみたい。体液で炎症を起こしているので清潔にした後冷やすのが適切な処置だそうよ


「あら……リカルド君」


 さっきトランシーバーを渡してくれた彼が長椅子に座って順番待ちをしていた。左腕に炎症が起きているようで真っ赤に腫れていた


「ああ……妖精騎士団の……」


「青山零華よ。覚えておいて」


 手を差し出すと一応握手に応じてくれた


「大丈夫?」


「ああ……少し無茶な戦い方しただけだ」


「そーなんですよ!こいつ蜘蛛の体液は危険だって知ってるはずなのに、突っ込んで行くんですよ」


「こいつ、ライト殿が出てるからってムキになってたんですよ」


 ……なるほどね。


「勝手な事を言うな……」


「男の人は無茶するものだろうけどほどほどにね」


 消毒して手に冷気を集め冷やしてあげる。凍りつかないように気をつけて……と


「……気をつけよう」


 リカルド君を手当してから何人かを治療していくと後ろに気配…っていうか大きな影ができた。そして圧迫感からの両肩への圧力


「零華!すまんな。手伝わせて」


 !!!!!!


 あ、相変わらず大きな声ね


「ら、ラドニー様。姫様の警護はよろしいので?」


「うむ。今は夕食まで一度解散しておるでな。儂もみんなが気になっておったし見に来たのだ」


 なるほど、実は自分が行けなかったのが残念で仕方ないのね


「まぁ……問題無さげだな。どれ、冷たい飲み物くらいはだそう。詰所に行こうか」


 ラドニー様に連れられ詰所に入ると換気をしていくラドニー様。気を使わせたかな?


「妖精騎士団には世話になりっぱなしだな。さっきもシルバールから感謝を意を受け取ったぞ」


「いえ……大したことは…」


「いやいや……みんな来た頃とは違って落ち着きがある……どっしりといった感じか」


「ライト君の影響ですね」


「そうだな」


 ふふと笑い合う私達。私達からすればお互い子供に感じたりするんですけどね。


 —―コンコン


 開いていたドアがノックされた


 入ってきたのは恵ちゃんだった。さっきの真っ赤になった顔も今は落ち着いてる


「もういいの?」


「はい。少し休めましたから」


「恵!よくやってくれた。シルバールの女王がお誉めの言葉をいただいておるぞ」


 ラドニー様が恵ちゃんの前に来て両肩に手を置き揺らした。豪快すぎですよ。ラドニー様……恵ちゃん目を回してるわ


「は、はいぃ~」


「さて、恵ちゃんとも合流できたし、私はそろそろ着替えてくるわね」


 私とライト君はルナマリアに夕食の会食に参加するように言われている。男と違い女はドレスだし化粧もいるからね。早めに準備しないと


 ただ一人で着るには問題があるし、女子高生の化粧ではよくないかも。着付けできる人探さなくっちゃ


「じゃ、あとでね」


 訓練所をでて城内へ入る。知っていて着付けのできる人は……リアンね。


 ドレスに着替えるのは恵ちゃんの誕生日からそんなに経ってないから着替えた時の事は記憶に新しい。ドレスで歩くと結構みんなそれなりに騙されてくれたらしく声がかかったりする。ここの騎士はほとんどが男だから仕方ないのかもしれないけど……


 そんな中にいるものだから、ちょっとしたアイドル扱いになっていて普段でも声をかけてくる人もいる。食事に誘われたこと、デートに誘われたこと、家に来ないか何てものや、旅行の話まで出てきた事がある。全体的に積極的すぎる。正直なところ鋼もそうであってくれればもう少しはかんがえてみるんだけど


 彼とは一度キスした……といっても泥酔状態の彼とで、覚えてはいなかったらしいし悔しいから自分からどうこうする気はない。ライト君達と違い、自分たちに進展はあるのか疑問にさえ思う


「ばかね」


 なんであんなのと。もう少し大人で落ち着きのある人の方がいいわね。ん?そうするとライト君って条件に当てはまるのね。あの王妃様の網に突っ込む気はないけど。


 二階広場に来るとこれより上に人気はあまりない。用事がない限り4時以降は騎士、兵士に規制をかけている。不審人物が兵士にでも変装されれば侵入を許すかもしれないからいるのはメイドばかりね


 リアンの居場所を聞くと待合室にいると聞けたので一直線に向かうと扉の前にいるメイドと話しているリアンを見つけた


 ちょうど交替するところだったようね


「零華様、何かご用ですか?」


「ドレスに着替えたいんだけど手伝ってもらえないかな?」


「分かりました。じゃあ、しっかりね」


 交替のメイドに一言言うと私へ向き直った


「では行きましょう」


 私達のドレスは一ヶ所に保管されている。以前ライト君達と恵ちゃん達が相部屋になった部屋だそうだ。行ったことはないのでリアンの案内で部屋に向かう


 そういえばあの時鋼は問題を起こさなかったみたいね。まぁライト君いたしあの時点で相思相愛だったろうから恵ちゃんになにかあれば間違いなく鋼は攻撃されたんだろうな。なかったから怪我も無し。今後もそうであると良いわね。っていうかライト君の許可無しに私以外に手を出すと火傷しそうよね。今の鋼が手を出すと霜焼けにするけどさ


「この部屋です」


 リアンが扉を開き私を先に通してくれる。そこには各人の紋章色にあわせたドレスが一列に置かれている。一つだけ黄色いドレスだけどね


 みんなが恵ちゃんの誕生日に着たドレス。恵ちゃんの物だけは注文したものとライト君がプレゼントした物がある。ライト君は本当に女の子を喜ばすのがうまいわね


 それにしても誕生日か…


 部屋の扉が閉まったのを確認するとリアンが後ろに着いた。マントを外し、ベッドに置き、続けて上着を脱ぎながら思う

 鋼は私の誕生日を覚えてるかな?気の利いたことはいってくれるの?


「………」


 やっぱり期待はしない。しすぎると後で辛いし痛い女になっちゃうもの。


 スカートとシャツを脱ぐ。下着だけを纏っている状態。割といい身体してるはずよね。自慢するほどじゃないけど。ルナマリアもニーナも私よりも大きいんだもん。上には上がいるしそこまで自慢できない。


 鏡を見ている間にリアンがドレスを用意していた。リアンのドレスの着付けが始まった


 鋼は自分のドレス姿をいいと言ってくれた

この姿なら少しくらいは積極的になるかもしれないわね


 ?


「これじゃ人の事言えないわね。私もバカだわ」


「零華様、どうかなさいました?」


 リアンが不思議そうな顔でこちらを見てる。独り言よ。気にしないでね


「なんでもないわ」


 そういうとリアンは再び着付けに集中した

。まだ始めて数分なのにほぼ終わっているのはリアンの手際の良さのおかげ。本当に早い。あっさりと着替えが終わり、化粧に移る


 ライト君と恵ちゃんの事を考える。しっかり者で優しいライト君と真面目でがんばり屋の恵ちゃん。誰が見てもお似合いのカップルに見えるだろう。二人の信頼も強いものだし正直王妃様が付け入る隙があるとは思えない


 自分はどうしたいのだろう?鋼がどう思っているのか知りたい…


 答えのでない討論に溜め息をもらす


「零華様、終わりましたよ」


「えっ、あ、ありがとう。助かったわ」


 鏡の前には少し大人びた自分の姿、その鏡像に手を伸ばす。その顔は自分が見ても明るいものではない。顔一面に『悩んでいます』と書いてある気さえする


「ねえ、リアン」


「どうかしましたか?」


「好きな男の子はいる?」


 何気に聞いてみると鏡越しだが動揺しているのが見えた


「好きな殿方……ですか?……はい」


 意外な返事。常々姫様姫様と神様のように崇めているわりには俗っぽい所もあるのね


「もしや、零華様……恋を?」


「え、う~ん どうなんだろう?男としてみてるのかさえわからないわ」


 私は自前の懐中時計を取りだし時間を確認する


「もうこんな時間ね」


 時刻は4時30分。いつの間にか結構時間が立っている。あと少しでライト君も起きてくるはず。で、リアンを連れて医務室へ向かうことにした。途中でライト君の部屋に寄りライト君の正装を取ってから医務室へ


 途中リアンに夕食の料理について話したりメイド仲間の話を聞いたりした。


 今日のメインはワイバーンのモモステーキだとか。いつの間に積んでいたんだろう?そしてスープも王妃様に渡した物を使うらしい。試飲した王妃様も料理人もあと一杯がやめられなくなって結局全部飲んでしまって無くなったそうだ。忍ちゃんに言うと馬車に大量に積んでいたらしく事なきを得た。まあ4m級のワイバーンだしスープを作るガラだって大きいから少量を作る方が難しいのは分かるけど用意良すぎ


 研究様に2リットルのペットボトルを渡したそうだけどちゃんと研究されるのかしら?


 雑談をしながら医務室の扉を開ける。部屋に入ると鋼もいた。


 みんなもそろそろだとわかってるのかライト君の様子を見ているらしい。私も少し休んで待とうと椅子に座ったら目が開いた。ちょっとは休ませてほしかったな


「…」


 静かな医務室でライト君は目が覚めた。タイミング良すぎ。体を起こし少し放心するライト君。まだ目ははっきりしないし、体を動かす気にならないみたい。ボーッとすること3分。ベッドの足元にたたまれている布を発見。さっき履いていたズボンよ。寝起き悪すぎよ。ナマケモノかと思ったわ


 寝ぼけた頭を下げて自分の様子を見るライト君。シャツが反対だわ


 シャツを脱ぐとすぐに気付いたようでくんくんと鼻を動かす


「筋肉痛が軽い……この匂い、湿布薬か」


「ライトさん、起きました?その、すみません。イクスの後は筋肉痛だって言ってたからスプレーを……あのズボンとシャツを……ぬが…ぬが」


「そういうことか」


 ズボンがたたまれていた事とシャツが逆を向いていたことを納得した


「恵がしてくれたのか。ありがとう。大分楽になった」


 困った顔をしていた恵ちゃんが明るい顔に戻る


「はい!」


「兄さん。今4時45分よ。顔洗って、髪といて、着替えないと」


 忍ちゃんが時計を確認してくれた。会食は5時からだし確かにあまりゆっくりはしていられないわよ。私は会食に出るための用意は終わっているから後はあなただけなんだから


「準備して。リアンお願い」


 後ろに待機していたリアンがライト君の礼服をもって歩いてきた。ライト君がギクっと体を硬くして恵ちゃんが間に入ろうと立ち上がった。どうしたの?


「失礼します。ご用意お手伝いいたします」


「ん、いや自分で着替えるから…」


「いいからライトさん。立って下さいよぉ」


 瑠衣ちゃんが腕を引きライト君をベッドから下ろした


「いや~ん、ライトさんのえっちぃ」


 ライト君はズボンを履いていないので男1人女5人に下着をさらしてしまう。それによって鋼は大笑い。瑠衣ちゃんは顔を手で覆いながら覗き、見える顔は完全に笑っている。リアン、忍ちゃんはそんなに反応はない。多少赤くなった程度だ


 反応したのは恵ちゃん。真っ赤になっておろおろしている。この調子じゃキス以上はなかなか進めないかもしれないわよ。ライト君も困るでしょうね。


「と、とにかくライト君。着替えて。恵ちゃんは落ちつきなさい」


「ああ」


 先にズボンを履き、恵ちゃんを正気に戻した。その後はリアンに手伝ってもらい着替えを完了。やっぱり早い。おかしいほど早い。さっき私が着替えてる時は考え事をしてるのが分かったらしくゆっくりやっていたんだって。


 今は本気でやったらしくライト君のマントを上に投げ、落ちる間に後ろに回り込んだようで視線を上に向けた私達がライト君を再び見たときにはすでに終わっていた。今回はチョーカーを着用してるライト君


「むぅ……全く見えなかった……イリア様より早い」


 恵ちゃんがリアンの動きに唸った。そうか。これが着脱メイドか。小声で気づかない間にパンツを脱がされてたと恵ちゃんが言ったのには驚いた。イリア様は危険人物ということか


 ……うん。大丈夫だ。はいてる。リアンはちゃんとやってくれたみたいだわ


「用意はいいわね」


 気を取り直してライト君に問いかけると今一度チョーカーを締め直し整えるライト君


「行こう」


「ご案内します」


 リアンが案内してくれるみたい。扉を開けて待ってくれている


「じゃあ、後でな。先に戻っててくれ」


「いってらっしゃい」


 恵ちゃんが言ってくれたのが嬉しい。鋼も見習ったらどう?


 先に出た二人について出ていく


「では会議室へ向かいます。よろしいですか?」


 頷くと前を向き歩いて行くその後ろにライト君、私は一歩下がってついて行く


「ライト君、昼間の事忘れないで」


 メディリシア帝国の騎士に襲われた事。ルナマリアと話す時間は無かったけどライト君の記憶を見せれば彼女ならすぐに理解してくれるはず


「ああ」


 中央階段を横切り会議室へ。


 警護の人かな?会議室への廊下の両側に20人の騎士がいる。鎧はバラバラなので四国5人ずつで構成されてる。


 私達をよく知らない三国は私達を見て何か話し合っている。それでもシルバールの騎士は少し会っただけにも関わらず会釈をしてくれた。一応恩義を感じているのかもしれないわね


 彼らを通り抜けると待合室の扉の前にラドニー様がいた。その巨体の陰にはイリア様


「武器の持ち込みは禁止になっている。ボディチェックをさせてもらうぞ」


「ラ、ラドニー様がするんですか?」


 私は少し後ずさった。男の人にまさぐられるのはちょっと……


「い、いや。違う儂ではない。ほれ、イリアよ。頼む」


 私は安心してボディチェックを受けた。だって流石にこんなに人がいるところなら変なことはしないでしょうしできないわよね。ライト君はラドニー様がしている。


「よし、いいだろう。うっ!ライ……」


 ラドニー様にはルナマリアより先に記憶を送信したみたい。一瞬口に出しそうになるが思い留まったようだ


「何でもない。入ってよい」


 ラドニー様が扉を開けてくれた。中には窓の外を眺めているルナマリア。いつもより豪華さの増し、シルバールに負けないほどの水色をアピールしているドレス、サファイアが埋め込まれているティアラ


 リアンは従うように一緒に待合室へ入ってくる


「来ましたね。では行きましょうか」


「一分待ってくれ 新しい情報だ。よくない方だが」


 ライト君が手を出すと緩やかに手を伸ばし触れ、記憶を送信されるルナマリア。昼間の記憶を受けたルナマリアは10秒ほど目を閉じ、情報を吟味している


「零華様、イリア様よりこれを」


 ん?手紙?


————————————————————


 パンツはいただきました。黒のレースとはやりますね。戦利品は屋敷の方へ返しておきますのでご安心ください。



 追伸 もし気が向いたならごゆっくり英雄とチョメチョメしてください。うふふ

————————————————————


 手紙を見た瞬間私は指で下着線を探すけど手は段差のないドレスの腰をなぞるだけ


 無いっ!やられた!


「そうですか…分かりました」


 目を開き思考を終了し会議室の前に立つルナマリア。


 くっ、取りに行く時間もない


「さ、行きましょう。リアン」


 会議室への扉が開き、中へ踏み入れると中から視線が飛んできた。この世界のトップが揃った会食が始まる。ノーパンで


「胃が痛いわ」


「胃薬でも飲むか?」

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