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ココロの鉛筆

作者: 秦

皆さんは、「ココロの鉛筆」を知っていますか?持っていますか?


皆が皆知らないでしょう。

皆が皆持ってるでしょう。


だって、「ココロの鉛筆」は、僕が創ったモノだから。

だって、「ココロの鉛筆」は、ココロに必ずあるから。


ココロには、色々なモノが詰まっています。

キオクやキモチ、目には見えないモノが詰まっています。

ココロも目には見えません。でも、確かにあるのです。

何処にあるのか、と聞かれれば、誰もが答えれないでしょう。

でも、僕は思います。

ヒトとヒトの間。輪の中に存在すると。

ココロは、一定の場所にはない。一つではない。

増えていくものだ。そういうものだと、僕は思います。


ココロの鉛筆。

それは、ココロに文字を記すもの。

これから生まれる、キオクやキモチ、目には見えない色んなモノを、記してゆく、オレンジ色の鉛筆。


ココロに、ケシゴムは存在しません。

過去を消すことなど出来ないから。

キオクやキモチは、忘れて行くかもしれません。

でも、消えるわけではありません。

ココロの片隅のどこかに、必ず存在します。



ココロは、ココロの鉛筆は、なくなる事はありません。

永遠に存在しつつけます。

ヒトが死んでも、そのヒトのキオクがある限り、消えることなどありません。




ココロの鉛筆は、芯がなくなる事なく、永遠にモノを刻み続けます。


芯が折れることはあっても、永遠になくなりません。


永遠に、永遠に、



「ココロの鉛筆」は「ココロ」にモノを刻み続けるでしょう。


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