20.『少女』
記念するべき(?)20話!なんか寝ぼけて書いていたので後で見返して文章のまとまりの無さに驚いている今日このごろ。
「相手が年下だからって手加減するつもりはない。喰らえ。」
ラクがそう言い放つと、ラクが召喚した鳥たちが少女めがけて飛びかかる。
「ふぅ、、、」
少女は軽くため息を付き、一番先頭で突っ込んできた鳥に触れる。するとその鳥がいきなり向きを変え、他の鳥を攻撃し始める。攻撃されてバランスが崩れた鳥をまた触り、その鳥も他の鳥を攻撃し始める。
「召喚されたものすらも能力の対象かよ!」
鳥たちはやがてすべて少女の支配下に入り、ラクめがけて飛んでくる。
「めんどくせぇ!」
ラクは手からツタを出し、近くのビルに引っ掛け、ターザンロープのようにして鳥から逃げる。
「あっ、こうすればいいんだ。召喚解除!」
少し離れたところまで逃げたラクは、思い出したかのように呟くと、鳥が一斉に消える。
「旋風牙!!」
ハルキは空を飛んだまま少女にブレード状の斬撃波を繰り出す。
「ハルキ!分かっていると思うが近距離系や召喚系は危険だ!コイツを倒すには遠距離、中距離でちまちま削る方法を真っ先に思いついたが、多くの人がすでにアイツの手駒になっている!つまり空を飛べる能力者や遠距離攻撃ができる能力者が操られてたりしたら一気にこっちが不利になる!近距離で一発がベストだ!一旦僕らは引いて、カグヤかアラタ先輩、ヒビキの一発の火力が強い人にやってもらうしかない。」
「分かった!とりあえずここにその3人の誰かが来るまで足止めだ!」
ハルキは返事をして、ブレード状の風を飛ばし続ける。
「とりゃ!」
ラクも腕からツタを出して少女を縛り付ける。
「、、、めんどくさいね、お兄さんたち。」
少女は二人の分析を始める。
(風を繰り出している方は遠距離に向いてるみたい。あの黄色っぽい髪の方は手数が多い、、、駒を数人護衛に回さなかったのはしくじったな、、、駒の一部をこっちにすでに向かわせているけど、いずれ真剣組の他のメンバーや神環の増援が来る、、、こっちに向かう数を増やすか。)
「先輩!あっちの方にたくさん鳥がいます!ラクが誰かと戦闘していると思います!」
「了解。急いで向かうぞ。操られている人たちもあっちの方に向かっていっている。あっちで発生源がラク達と戦闘しているんだろう。」
カグヤとアラタは鳥が沢山いる方へ走り出した。
「アラタ、お前は本体に攻撃をしないようにしろ。」
カグヤが走りながらアラタに言う。
「えっ?なんで?」
「今回、操られている人たちのの証言では、操られる条件は少女に触られること。お前みたいな拳で戦うやつには分が悪い。」
「、、、えー、俺も活躍したい!」
「お前が操られたら面倒だろ。」
「チッ、、、」
「お前、さっきまで敬語使っていたくせに急に態度悪くなるな、、、別にお前に黙って後ろで見とけとは言ってない。武器を持っている俺が本体を叩くから、お前はおそらくよってくるであろう操られた人たちの相手をしてほしい。そっちにまで俺は気が回らないと思う。」
「つまり、、、俺も活躍できるってことですか?!」
「怪我はあまりさせるな。今回は全く危害を加えないというのは無理だ。だけど、致命傷になったり、治らなくなるであろう攻撃はするなよ?」
「了解!」
学校の仲でタカマは避難している人たちに水を配っていた。
「なぁ、タカマ、お前真剣組に入っていたのか?」
後ろからタカマに誰かが声を掛ける。
「えっ?誰?!」
タカマが振り返るとそこにはトモヤが立っていた。
「久しいな。」
「トモヤ先輩!無事だったんですね?!」
「あぁ、ところでカグヤがどこにいるか分かるか?」
「いえ、分からないです。ですが、外に行こうとするのは危険だと思うのでもしそんな考えならやめてください。」
「俺の能力をアイツに使ってみたいんだ。アイツの戦い方も見てみたいし。」
「先輩、危険です!」
「大丈夫。俺、戦況がもし不利なら、それを変える自身があるから。」
そう言ってトモヤは指揮棒を取り出した。
「あっちの方で鳥がたくさん飛んでいた。ラクの能力だろう。あっちに敵がいる。カグヤもそこにいる可能性が高そうだ。俺はあっち側に行ってみる。」
「ちょっ!先輩!」
トモヤは外に飛び出していった。
「リンカルス!」
ラクのツタが生えていない片腕がヘビに変形して、そこから液体が飛び出す。ラクとハルキはツタで縛り付けた少女に攻撃をしていた。
「ラク、今の技、毒か?」
「そんな強い毒じゃないけどね。リンカルスっていうアフリカのコブラの能力。別名ドクハキコブラ!!このコブラの毒牙は他のコブラと比べて、、、」
「動物の説明は聞いてねぇよ!」
「、、、テヘペロ!」
「さっき俺にふざけるなって言ったのはどこのどいつだよ!!、、、ん?、、、おい、操られてる人たちが来たぞ。」
「、、、来たか。」
ラクはツタを自分の腕から切り離し、近くの柱に結びつける。
「じゃぁ、高火力アタッカーが来るまで時間稼ぎ、やろうか。」
ラクは翼をしまい、地面に飛び降りる。
「ハルキ、時間稼ぎは僕がやるからその女の子から目を離すなよ。」
ラクはそう言って近づいて来る人たちを一人ずつツタで縛り上げる。
「大人しくしててね!」
操られている人たちの技でラクめがけて次々と攻撃が飛んでくる。光線やハンマー、弾丸などの能力によって繰り出される攻撃をきれいに交わしながら、、、たまに当たるがお構い無しにラクは人々を縛り上げていく。しかし、波動砲のような攻撃を喰らい、バランスを崩したところで集中攻撃に会ってしまう。
「チッ、、、獣装備!」
ラクから獣耳が生え、尻尾が生える。今回の尻尾は爬虫類のもののようだ。
「コモドドラゴン!!とりゃ!」
ラクは尻尾を振り回し、人々に鞭のようにして攻撃する。刃物なども能力で生み出されたものが飛んで来て入るが、ラクの背中に跳ね返されている。アルマジロの能力のようだ。
「、、、すげぇな、ラク。アイツ、カグヤ先輩とかに隠れているけど相当強い部類だよな、、、」
ハルキは感心したようにラクの戦闘を見ながら独り言を言う。
「、、、ラク!疲れたら疲れたって言えよ〜」
ハルキがそう言ったとき、銃声が鳴り、ラクの少女を縛っていたツタが千切れる。ハルキは音のした方を見る。そこには銃を構えた神環の制服を着た女の人が立っていた。
「なっ、、、ラク!ツタが千切れた!もう俺らが相手にするには面倒になったぞ!一旦空飛んで離れろ!」
ラクはハルキの命令を聞き、空を飛んで人混みから離れる。
「随分やってくれたわね。」
少女はそう言って人混みの中に消えていった。
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キャラ紹介
星野 イオ(ほしの いお):闇の軍に対抗するための組織。『神環』のトップ。ギャラクシーという二つ名もある。実力もあり、部下に優しく、カリスマ性がある。巨乳で顔もいいので、国民から結構人気。真剣組を作ることをカグヤたちに命じた張本人。
能力:宇宙。宇宙の『空間』、『重力』、『時間』、『エネルギー』と、宇宙に存在するありとあらゆる現象を再現、制御できる。やろうと思ったらブラックホールを出したり、隕石を降らせたり、超新星爆発を起こしたり、、、と、何でもできるが周りへの被害が恐ろしいので制御している。全能力者の中でも最強格であり、国民の安全の象徴。
追記:分かりやすい最強を作りたくて作ったキャラ。最初からキャラが決まっているキャラで、カグヤやラクのように今後の展開もすべて決まっているキャラ。人形遣い編では海外出張ということで参戦しないようにさせられている、すでに作者に最強が故に扱いに困られているキャラ。なんなら第1章ではもう登場しないかもしれない。




