表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

とあるDQNの怖い話

作者: 堕愚斗

夏のホラー2019を見て僅か30分で書き上げた駄作です。

主人公同様思考のアホな私…


今から数年前、私は昼間は普通に働き、夜はキャバクラのボーイをやっていました。

その他にも一般人からみたら…


「いやそれただの犯罪じゃん…」


「社会のゴミ死ねばいいのに…」


などと言われる事をしていたおかげで当時の私は小金持ちと呼べる程には羽振りはよかったりしました。

まあ、ここに書けると言う事は皆様お気づきの通り、既に捕まっておりますのでご安心下さい。


仕事や訳のわからない悪さの掛け持ちのおかげで、ほとんど寝られない状況でしたが、無駄にお金だけはあったので夜のバイトの時はおかしな薬で常に瞳孔がパッチリ状態でした。


そんなある日の事です。

友人と久しぶりに酒を飲んでいた私は○イキャスの話になりました。

私は当時ツイ○ャスをやっていました。


「なあ、最近暇じゃね?どっかで暴れたくね?」


言ったのは私です。

思考が既にアホですね。


「そーいや、最近○○病院って言う廃病院でお化け出るらしいけどいっちゃう?お前最近閲覧ショボかったじゃん?ツ○キャスやっちゃえば?」


コイツも大概です。


「いーねー。とりま、車に鉄パイプが積んであるし、今からノリで手術室とか霊安室ボコボコにしよーぜ?」


何故、車に鉄パイプが積んであるのかも、そのまま飲酒運転で行こうとするのかも、堂々と器物破損を生放送しようとするのかも意味不明です。



こうしてバカ2人は廃病院に辿りつきました。


「お前カメラ回せよ。俺がやる」


私は撮影用のカメラのライトと自分の左手に持っている頼りに右手の鉄パイプを振り回します。

途中、ナースコールが聞こえたり、車椅子が動くなどの若干のポルターガイスト現象はありましたが気にしません。

私は霊感などありませんので…

それ以前にポルターガイストが起ころうが、今までもこれに近い事を平気でやってきたDQNだったのです。



無事に満足の行く動画が撮れたので、私達はそのまま帰宅…

その日は何も起こりませんでしたが、その1週間後…


はい、皆様の予想通りです。

お家にお巡りさんがいっぱいお迎えにきて私は捕まりました。


これは教訓です。

幽霊は霊感がなく、ポルターガイストにすら動じないバカなDQNには物理攻撃に出てきます。

ちなみにその友達の方は私が捕まったすぐ後に、ヤ○ザに追いかけられ、地元から消えてしまったので、それ以来会っていません。


あ、ツイ○ャスはもちろん垢バンです。




そして、執行猶予で出てきた懲りない私はその1年後…


賽の河原の石を蹴っ飛ばして上から小便を引っ掛けた3日後に、赤信号を無視して120キロでタクシーに衝突し、天に召されました。


皆様は幽霊を絶対に舐めてはいけません。

ヤツらは人間の運気を極限まで下げる能力を持っています。


最後に良い子は絶対に真似しないで下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ