表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Lv1からだけど 神スキルあるんで!  作者: モンブラン
8/14

名探偵アキラ?

黒幕は王妃だったが まだまだあったのだ!

次の日の朝 俺達は城に入城した。

大広間に案内され 真ん中に立つと 王は合図を

した。すると奥から 衣服を剥ぎ取られた継母が

兵士に連行されて 出て来た。


「まずこの者の申し開きを聞く 何か申す事は

有るか?」


「フン 知らないねぇ あともう少しで我が国と

なる所だったのに 余計な真似をしよって

早う殺すが良い しかしあの息子は 我が魔術を

受けておる。我が亡くなればもう 治せんのう。」


「我が息子を 救いたいがこの者を生かしておく

事は出来ない。兵士よ首を跳ねよ!」


「あっ王様 一つ御提案がございます!」


「ふむ 男爵の申す事なら 聞こう 申してみよ」


「はい ありがとうございます。 おい魔女よ

もしも この次男デルモント様の 意識を解除した

なら この場から出て行くのは自由と言ったら

どうする?それでも断るか?」


「何?我を 逃すと申すか? 」


「そうだ 自由に出て行って良いと申したらだ」


「ほほう お主 中々いい事を言うのう ならばだ

更に金貨100万枚と馬車を一台貰おうか。それで

手を打っても良いぞ!」


「王よ デルモント様の命には変えられません

どうかこの条件お許し下さい。」


「うむ あいわかった。金貨と馬車を用意しろ!」


「もうお前が この城を出て何処に行こうが自由

だ 早くデルモント様を治せ!」


「約束だぞ ではこの縄を解け!

エランドムール ハルキャンド アナエスタハーマ!

もう大丈夫だ魔術は消えた筈じゃ。」


すると 奥からデルモントが出て来た。


「父上 私はどうしていたのか?」


「よし ではこの魔女に馬車を一台渡してやれ!」


「はははははっ ではサラバだ! 」


魔女は馬車に乗り城から出て行った。


「ゼファーよ あの女を 黒焦げにしてやれ!

そして金貨は持って来いよ わかるな?」


「はい ご主人様!」


ゼファーはドラゴンの姿になった!

周りの者は 皆驚き狼狽えたが


「はい 皆様 このレッドドラゴンは我々の味方です

ご安心召され!」


その場で ザァーーーと翼を広げてゼファーは

飛んで行った。暫くするとその継母の首と

金貨を持って ゼファーが戻ってきた。


「ご主人様 こちらに」


「王様 私は自由に出て良いと言っただけで

殺さないとは 一言も言ってません。

この金貨と 首をお渡し致します!」


「うむ 全くもって見事! アキラ男爵本日をもって

爵位を伯爵といたす!

そしてその金貨は そのまま貴殿に渡す!

それでいいなユーアよ」


「はい お父様!」


「王様、まだお忘れの事が一つございます。」


「うむ なんじゃ アキラ伯爵」


「はい ご長男のご病気の件です。」


「あぁ あれは余も気にしておるが それが何か?」


「えぇ 今回なんで牢に入っているメアリーが

即座に私の家に デルモント様がいる事が分かった

のでしょうか? 私達以外知る者は いないのです。

ただ一人を除いては。」


「うむ その者は誰ぞ!」


「はい 医師のアズーロです。 キララ アズーロは

今何処に居ますか?」


「はい 城の外に逃げる所を 捕らえております。」


「そうですか ではここにお呼びして下さい。」


「はい 連れてまいります。」


暫くして アズーロが キララに連行されて来た。


「さぁ アズーロさん 貴方は医師の身分を利用し

長男のタルボット様の薬に毒を混ぜていたなぁ」


「はぁ 何故私がその様な事をしなくてはならない

のだ!濡れ衣だ!」


「では メアリーを連れて来てくれ!」


「さぁ メアリーの前で 言って見なさい 私は

デルモント様があの家にいる事を メアリーに

伝えてはいませんとね。 その前に 君に言う事が

あるメアリーは君に金貨100枚を渡して 居場所を

聞いたと言ってるけどね さぁどっちが嘘を

ついているのかなぁ? キララ アズーロは

金貨100枚持ってたかな?」


「はい 持っておりました!」


「ほほう 持ってたの ではこの金貨100枚は

何処から出たのかな? アズーロさん。」


「分かった 許してくれ! 王妃に言われて

断れば 医師の免状を取り上げると脅されたんだ

免状が無ければ 生きてはゆけない!」


「では最後に タルボット様の容態は今後どうなる

治るのか?」


「はい 私が毎日与えた毒を飲まなければ 治ります

どうかお許し下さい!王様!」


「王様 私が出来ることはここまでです。後は

王様にお任せ致します。」


「アキラ伯爵よ 最後まで本当にありがとう!

心より感謝する! 後でまたこの度の事は

話すとして アズーロよ 余の信頼を裏切りよって

即刻首を跳ねよ!」


「王よ!!!」


アズーロは兵士に連行されて行った。

後に牢にいた メアリー達全ての反逆者達も首を

跳ねてたそうだ。まぁこの件は落着となった。


まだ 落着しないのが


「私 断然 お相手はアキラ伯爵と決めましたわ!」

「いえいえ 私は元から決めておりましたわ!」


「ご主人様…。」


「いいから 何も言うな!」


「はい」


まだまだ冒険は続く






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ