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Lv1からだけど 神スキルあるんで!  作者: モンブラン
4/14

ドラゴン討伐!

俺とマリアは 念願のレッドドラゴンを倒しに

以前のパーティ全滅の場所に向かった!

そこで見たものは……。

次の日の朝

俺達はレベルが いくつになったのかも確かめて

いなかったのを 思い出し確認した。


[システム]

アキラ:レベル78になりました。

マリア:レベル75になりました。


「おぉ〜俺達70超えてるぞ! これなら多少の

魔物は 大概こなせる実了だ!」


「アキラ・・ ドラゴンは?」


「レベル100のドラゴンの事か?」


「うん あの魔物は 私達のパーティを 散々持て

遊んで嬲り殺ししたの、、、。 だから絶対

許せない。」


「そうだったのか 分かった。しかしやはり100の

レッドドラゴンは 強い。何か考えないとまた返り

討ちに合う。アイツは飛べるし 距離をとった攻撃

も可能だ。少し考えさせてくれるか 必ず奴を

仕留めてやるから。」


「うん お願い。亡くなった 人の為にも、、。」


レッドドラゴンは 炎を得意とするドラゴンだ。

魔法使いの攻撃距離からでも 自慢のブレスを

撃たれる。今の俺達でも 2回のブレスで 全滅

するだろう。そして近距離は ドラゴンクロー

で切り裂かれる。当たれば1回でお陀仏だ。

俺のクロノスが効く距離まで近づいて 止めた

として あの厚い装甲の皮膚を どうやって突ける

かが問題だ。やはり何か決定的な物が俺に欠けて

いる気がする。


俺は朝食をとった後 武器屋に行ってみた。


「はい いらっしゃい 何をご所望かな?」


「主人 今俺はレベル78だが 短剣しか使ってないのだ、何か決めてが足りん。何かいい物は無いか

とここに来たんだが どうだろう?」


「うむ そうだのぅ 78か、、、。

で 攻撃スキルポイント 全て 短剣に

振ったのかのう?」


前やっていたゲームでは 無いシステムだった。


「えっ 攻撃スキルポイント? 何ですかそれ?」


「お前さん 攻撃スキルポイントを知らんのか?

それを振らんで今まで戦ったのか? それは逆に

たいしたもんだのぅ。ではシステムにお聞きなさ

い。攻撃スキルポイントが いくつあるか?」


俺はシステムに聞くと!

なんと スキルポイントは 35も有ると言う。


「主人 35残っているそうだ!」


「そうか それでは その短剣を見せてくれるか」


俺は 短剣を渡した。


「ほう コレは珍しい物じゃ お前さん専用タイプ

だのぅ ではやはりこの短剣を活かした方が良い

攻撃スキルポイントを 全て短剣に合わせて上げなさい。そうすれば新たな スキルが得られる筈じゃ

攻撃パターンもそれで 様々変化が可能になる。」


「おぉ〜ありがとうございます 主人!」


俺は店の外に出て 広場に向かった。


「ふぅ 中々わしも 人間に化けるのも 様になって

おるじゃろう。彼奴のクロノスだけでは やはり

限界があるからのぅ ここまでレベル上げた報償

に次のスキル獲得を させてやろうと思ってな

まぁ これでまた 更に 成長出来るじゃろうて

ほぉほぉほぉほぉっ」

そう言って爺さんは 消えた!

奥から 眠たい目をした 武器屋主人が店に立った。



広場で 35ポイントを 全て短剣に振ってみると

次々とスキルがの選択肢が現れた!

俺は 慎重に実践を想定して スキルを選択し

獲得していった。


影縫い: 一時的に相手を行動停止状態にする

影移り:影から影に 20秒間移動出来る

ハイド:姿を消し相手に近づく事が出来るが

他のスキルを使用すると効果は消える

一撃:渾身の一撃を出す。通常攻撃の倍の効果

ハイドした後に使用すると更に加増効果

仕込:猛毒を短剣に10秒間仕込む事が出来る。

普通攻撃+ 5秒間相手は痺れで攻撃出来ない。

致命:相手に致命傷を与え 普通攻撃+HPが20秒間

減り続ける 又ヒール不可。


以上を35ポイントで 獲得したのだ。

これで、攻撃にバリエーションが加わり 遥かに

戦い易くなるであろう。


武器屋の爺さん ありがとうよ!

俺はとにかく 宿に戻り マリアに会いたかった。



宿に戻ると マリアが髪をとかしていた。


「マリア! ドラゴン どうにかなりそうだぞ!」


「えっ 本当! 何か考えたのね!」


「いや 実は 攻撃スキルポイントで 様々な攻撃

スキルを獲得出来るってシステムを俺は知らなか

ったんだよ 武器屋に聞いて初めて存在を知り 今

ポイントを割り振った所だ。」


「えっ それ私も知らないわ いつからそんな事が

出来る様に なったのかしら?」


実は この世界では さっきまでは出来なかった

のだが 神の気まぐれで導入されたのだった。

しかも その効果は アキラ専用だった。


「そうか! ではお前も 武器に振る事が出来るぞ

きっと! やってみろよ!」


「はい! ・・・・アレ? 攻撃スキルポイント?

そんな物出て来ませんが・・・。」


「おかしいなぁ まさか 俺専用なんて事ある筈な

い。この世界はどうなっているんだぁ。」


俺は下にいる 冒険者達に 聞いたがそんなシステム

は誰もが 無いと言った。


やはり 俺専用だったのだ……。


て言う事は、あの武器屋 何故知っている?


「はっ ! あの時の!」


俺は 全て理解した。 ここに来て最初に会った

神を名乗る 爺さんが あの武器屋だと言う事を!


「神も 俺達を応援してくれていると 思っていい

のだな。 よし ではその期待に 応えよう!」


バレたか! まぁよい

ほぉほぉほぉほぉほぉっ 精進せいよ!

どうせ 聞こえんがのぅ


「マリア! レッドドラゴン討伐に行くぞ!」


「あっ はい! お供致します!」



二人はあの レッドドラゴン討伐に向かった!

馬に乗り2時間程で あのパーティ全滅の場所

に辿りついた。辺りはあのドラゴンは居なく

ワイバーンばかりだった。


「マリア あの時の事を思い出すのは 辛いだろう

が 考えてくれ 何故ワイバーンの狩場に レッド

ドラゴンが出たのか? 何かしなかったか?」


「そう言えば 戦士の一人が 何かを見つけて

それから ドラゴンが現れたのだわ!」


「その 戦士は 何を見つけたのだ! 」


「確か 彼方の方にある 岩に何かあったと…」


「よし ではここら辺のワイバーンをまず殲滅

したら その何かを探そう!」


ワイバーンは 二人の敵では無かった。

赤子を捻る様に 辺りの30匹を瞬殺した。


「よし 手分けして 探そう!」

「はい!」


暫くすると


「あっ 有りました! アキラ! こっちです!」


「コレは 何だ? なんて書いてある?」


「私にも 分かりません。 確か見つけた戦士は

言語翻訳スキルを持ってました。」


「言語翻訳スキル? それ俺もあるよ。」


「えっ では読めると思います!」


俺は 象形文字の様な 文字に集中した。

すると

[恩恵か災いかは 運命が決める事 出でよ

炎の番人よ! 目前に顕れよ!]


「あっ読めたな……。」


「あっ アキラ! あそこに!」


ワイバーンの数倍はある巨体が こちらに向かって

きた!喉は既に真っ赤になり ブレスを吐く準備

を完了している様だ!


「よし ギリギリまで引きつける! お前は魔法

が撃てる距離のギリまで下がれ!」


「はい!」


「ハイド発動!」


レッドドラゴンは ブレスで攻撃を開始した!

その瞬間 時が止まった!

俺はハイドをしていたので 既にドラゴンのほぼ真下にいた。もしハイドを使わなかったらこんなに

も近距離まで近づく事は出来なかっただろう。

そして 一撃を発動した!

ハイドからの一撃は攻撃力が 数倍になり クリティ

カルが出る!

レッドドラゴンのHPを確実に 削ぎ取っている。


「致命発動!」


レッドドラゴンは 何も出来ずに猛毒を喰らった!

その間にも マリアがレベルアップした アイスアロ

ーで攻撃を加えていた。

流石のドラゴンも既に半分のHPを残す所となった

時 変化が起きた!

レッドドラゴンの眼光が 鋭く光ると

ゆっくりと 手足が動きだした!


「何! 勝手にクロノスが 解除された!

マリア危ない!下がれ!」


グワワワワワワワォーーーーン!!!


レッドドラゴンが 雄叫びを上げると

まるで笑みを 浮かべるが如く 二人を睨みつけた!

その直後 喉が真っ赤に膨らみブレスを放った!


俺はその瞬間を、待っていた!

影移りを発動しドラゴンの影を利用して背後に廻

り影縫いを発動! 即座に一撃!致命発動!

流石のレッドドラゴンも 俺の連続攻撃と猛毒攻撃

でもうHPが残り僅かになった時。


「勇者よ 参った 俺の負けを認めよう!」


レッドドラゴンが話掛けた!


「何だ 最後の言葉でも 残したいのか?」


「いや このレッドドラゴン ゼファーは

貴方方を 我の主人と認め この先下僕として

使えたいと存ずるが如何か?」


「ほう 我々の仲間になるから 殺さないでという

事か?」


「仲間では無い 下僕だ。我の主人として何なり

と仰せのままに。」


「おい マリア お前の考えはどうだ。このドラゴン

を殺したいか? それとも…」


「ハッキリ言って 憎い! 殺したい! でも

このドラゴンが 仲間になれば これほど強い

味方はいないとも思う。アキラ私はこの

ドラゴンを許します!そしてこの先の旅で

充分コキ使ってやります!」


「分かった! レッドドラゴンよ!

お前を許す! そして俺達の仲間となれ!」


「有難き 幸せ! ご主人様!」


「それから ゼファーよ その大きさはどうにか

ならんのか? それだと他の人間が見たら卒倒

するぞ。」


「はい それではまずこの様に 致しましょう」


ゼファーは パッと光ると次の瞬間に 人間の

姿になった?


「おいおい それなんだよ いいねぇ 人間の姿

になれるのか!」


「はい ご主人様 この姿の時は 街にも入れます

が私のあらゆるスキルは使用不可となります。」


「まぁ 街の中で 戦う事も無かろう。ではその

姿でいつもは 頼む!」


「はい ご主人様!」


まだまだ冒険は続く






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