マリアとユーア 拉致!
マリアとユーアがいなくなった!
辺りを探すが 情報は出ない
そんな時 拉致したと……
俺の寝室は 城の東南の角に位置する。
だから 朝日が上がると まるで静かな波の様に
部屋に光が 注いで来る。
だから いつもカーテンを少し開けているのだ。
朝が訪れたのを 感じる為に…。
「さぁ 今日は 王に報告だ! 起きるぞ!」
リビング出ると キララが笑顔で迎えてくれた。
「おはようございます!アキラ伯爵様!」
「おはよう! いつもとっても 可愛いね!」
「もう アキラ伯爵様 またイジメる!」
「違うよ 本当の事だよ もうキララのイジワル!」
「もう 知りません!」
キララはまた顔を真っ赤にして キッチンに隠れた
「おはようございます ご主人様」
「あぁ おはよう! ゼファー 昨日は本当に
お疲れ様でした。 調べたらパーティは全員が
100を超えていたよ。」
「それは 素晴らしい事です。」
「え〜誰が100超えたって? おはようございます
アキラ伯爵殿。」
「誰じゃなく 全員ですよ タルボット様」
「本当かい 俺も100超え?」
「はい 超えております。」
「こりゃ父も喜んで貰えるなぁ。本当に
アキラ伯爵殿には、感謝しか無いよ。」
「兄さんが100超えとは 本当にビックリです。
おはようございます アキラ伯爵殿。」
「あっおはようございます デルモント様。
デルモント様も超えてますよ。」
「えっ 俺も? 凄い! 一生無理だと思ってました
が 100超えましたか ははははっコレはアキラ伯爵
殿の指導のお陰でですな!」
「アレ!また女子会 開いたのかい キララ!」
「いえ 昨日は皆様 部屋に戻りました。」
「じゃ悪いな いいかな キララ」
「はい 秘密の園には 中々入り難いですよね。」
「一本取られたな はははっ」
キララは マリアとユーアの部屋に入ったが直ぐに
戻って来た。
「大変です! 二人ともいません!」
「何だと! 居ない? 」
マリアの部屋に入ると 室内が 服とか様々な物で
散乱していた。ベッドに温もりは無い。
ユーアの部屋に行くと また同じく散乱して争った
後も見える。こちらもベッドに温もりは無い。
「何か嫌な予感がする。 ベッドが冷えてるから
昨晩のうちに、二人は消えた事になる。
皆んなで 手分けして探そう!」
「はい 分かりました。」(全員の声)
「ゼファーは空から頼む!」
「キララは街に行ってくれ!」
「タルボット様は ここに残って下さい。 そして
何かありましたら すぐに連絡下さい。」
「デルモント様は 城に行って下さい!」
「では お願いします! 私は馬で近くを探します
が昼まで探しても 情報が無い場合は 一度ここに
戻ってくる事。良いですね!」
「はい!了解です」(全員の声)
それから4時間が経過したが 情報は無かった。
一同は 再び城に集まったが その空気は重い。
「全く情報が集まらない。 部屋の様子では何者
かに 拉致された可能性もある。
キララ 隣の部屋で 何か物音は無かったか?」
「はい 昨晩は私もすぐ寝付いてしまって何も
聞いておりません すみません。」
「いや 謝る必要は無い 悪かった。他には
物音を聞いた者は おらんな?」
「・・・・・・。」
「何も無しか・・・。」
すると 召使いの女が一人 入って来た!
「ご主人様! 大変です こんな物が 私達の泊まる
部屋に届けられました!」
「アキラ伯爵殿 娘二人は 預かった。返して
欲しければ 金貨10万枚を用意しろ!
今夜12時に 城から出た東に向かった所に 小屋があ
るからそこに金貨を 置いて立ち去れ!
変な真似をすると 二人の命は無いものと思え。」
「やはり 二人は拉致された様だ。金貨10万枚を
小屋に置いて 立ち去れとある。」
「ご主人様 本当に人質を返すでしょうか?」
「そうかも知れんが 言う通りにする他無いな。
俺は一人で行く 何処で見ているか分からんから
な。ゼファー少しいいか 部屋に来てくれ
ゼファーは城に戻り 王に報告を頼むので少し
不在になる 後の者はここでまて!」
「はい!」(全員の声)
金貨を袋に入れ 馬で小屋まで飛ばして行った。
小屋に入ると 中には何も無い。ただの使って無い
倉庫の様だった。
金貨の袋を中に置き 再び馬に乗り立ち去った。
「ふふはふっ バカな伯爵殿だよ 娘は散々慰み 者にして 始末するだけさ!返すわけないでしょ!」
「全くだな ネェさん。 バカ伯爵だ! 最近売り出
して来て 少し調子に乗ってんだよ。」
「アズーロ様の家族だってだけで 全てを失って
家まで 追い出される理不尽な事 許す訳が無い。
この次は 王子どもも 拉致して伯爵諸共始末して
くれるわ!」
「さぁ 金貨を頂いて 帰るわよ!」
どうやら 粛清された 医者アズーロの家族の仕業
らしく、金貨を持ち去って アジトに帰った。
アジトでは マリアとユーアが縛られ倉庫に
放り込まれていた。
「ネェさん そろそろ 二人を頂いて良いですかい?
俺達 ずっと我慢してたんでさぁ。」
「おぉ そうだった お前達の好きにして良いさ
最後は分かってるね 沼にでも捨てて来な!」
「はい 分かっております。では へへへへっ」
子分の二人は 倉庫の鍵を開け マリアとユーアの
縄を解き 衣服を剥ぎ取ろうとした その時!
「おい お前達! そこまでだ! 」
アキラは ハイドを解除し 姿を現した!
「何だ! お前!どうしてここが分かった!」
「あの小屋から ずっとつけていたのさ。馬に乗り
帰ったのは俺の友 ゼファーだからな!」
ゼファーが馬に乗り アキラはハイドして姿を隠し
後ろに乗った。金貨を置いてゼファーは馬で一人
戻ったが ハイドしたままのアキラはずっと小屋に
残っていたのだった。全てを聞き 誰が拉致したの
か確かめた上 奴等の後をつけたのだ。
「このやろう!やれ!」
と言った瞬間 時が止まった!
俺は二人の子分を縛り上げて 数発殴り
「解除!」 子分達は 床で のびている。
「マリア ユーア 大丈夫か?」
「あっ アキラ!」
「アキラ! 怖かったよ!」
「もう 大丈夫だ もうすぐ ゼファーも来る。」
暫くして ゼファーが飛んで来た。
驚いた アジトにいた アズーロの妻は 外に飛び出
し逃げ行った。
「ゼファー 悪いな アイツを捕まえて来てくれ」
「はい ご主人様!」
間も無く アズーロの妻は ゼファーに捕獲され
戻った。
「では 戻ろうか?」
「はい! ご主人様!」
マリアとユーア そしてアズーロの妻も乗せて
城に戻った。
「おぉ アキラ伯爵殿 戻られたか! ユーアも!
大丈夫か? 何もされておらぬか?」
「はい お兄様! ワァ〜ン」
「マリア 無事で良かった!」
「アキラ! 遅いよ! ワァ〜ン」
これでこの拉致事件は 落着した。
全てアズーロの妻の企みと判り 妻は処刑され。
その子分どもも 後を追わせた。
俺達は 王の元に来ていた。
「この度は 誠に有難う! アキラ伯爵殿!
我が娘 ユーアを無傷で 救ってもらった。
あの 医師アズーロの妻が 仕組んだとは全くもって
逆恨みもいい事だ。しかしアキラ伯爵殿 そなたは
素晴らしい能力をお持ちだ。
物事を確実に 捉え対処する能力に 抜きん出ている
これからも 我が王家に 尽くしてくれるか!」
「王様 それは申すまでも無い事。私はこの身が
無くなるまで 王家をお助け申し上げる所存です。
それと王様、喜んで下さい!タルボット様が
王位継承をお受けになるとの事です。更に
今回の冒険で 大勝利して見事にヤマタノオロチを
征伐し 草薙剣を手にしレベル110となりました。
この名声は世界中に 轟く事となるでしょう!」
「あぁ〜こんな良い家臣はいるのか?
我が息子にも ここまで成長させて貰った!
能力を鼻にも掛けず 報償目当てでも無く
我が王家の為に 尽くす こんな家臣は世界中探し
てもおらぬじゃろう。余 は本当に 幸せ者である。
アキラ伯爵殿 今日より其方を デュークアキラと
名乗るが良い。公爵の爵位を授け、ウィンダム城
の周りの土地と街全てを其方に任せる。税収も
其方が決め徴収する事を 許す。
これからも よろしく頼むぞ!」
「はい、王様! 謹んでお受け致します!」
あっいや〜 大変な事になったぞ!
公爵と言えば もう 大きな街 国を任される職だ。
その責任は相当重い。国民を見守る事も必要だ。
さぁ 帰って会議だな こりゃ。
俺達は ウィンダム城に戻って
俺とゼファー マリア ユーア キララが 会議室に
集まっていた。
「ご主人様 公爵の爵位を得たとと言う事は
この周りの国民達も 公爵様の国民と言う事にな
ります。税収や他国との 折衝などがあり とても
冒険など やる時間が御座いません。今後どう
なさいますか?」
ゼファーが口火を切った。
「うむ そうなんだよ 公爵となれば 国をもう離れ
冒険をする余裕は無い。それに人材も今の人数で
は 到底運営自体が 無理だろう。
どうだろう いい人材を 集めたいがいい方法は
あるか?」
「はい デュークアキラ様 私に提案が御座います。
この辺で もうデュークアキラ様の名声を知らぬ
者は御座いません。告知をして 武のクラス
文のクラス を募集して競わせるのです。その結果
良い成績の者を 家臣とすればいいと思います。」
そうキララが提案した。
いわゆる オーデイションだな これは。
うん 良いかも知れん。まだまだ埋もれた人材は
いる者だ。やって見よう。
「よし キララ お前のその提案 やって見よう!
お前が 準備してくれ! これよりキララは
代行執行官する。励め!」
「あっ はい 有難き幸せ!」
「それと ゼファーよ お前には 国防大臣を務めて
貰いたい。国の守りはお前が頼りだ!」
「はい デュークアキラ様 有難き幸せ!」
「あと ユーア この国の国民達の良き理解者に
なって把握する 国務大臣となりキララと一緒に
国と国民の間に立ち 励んで貰いたい。」
「デュークアキラ様 謹んでお受け致します。」
「さぁ では 人材確保だ!」
後日 街のあちこちに 掲示板を出して人材募集
を掲示した。すると各地から 噂を聞いた若者達
が大勢ウィンダム城 に集まって来た。
その数 20000人
武のクラスと文のクラスに分けて それは行われ
て、武5000 文15000に別れた。
武の方は ゼファーが担当し 基礎体力 及びスキル
などを確認し 既に1000人になった。
文の方はキララが担当し 基本常識 計算能力
読み書きなどを確認し3000人が残った。
その後 更に進み 武の方では トーナメント式での
簡易武闘会が開かれて 勝ち残ったのは20人と
なり
文の方では 実際の実務で判断して 残ったのは
100人となった。
この120人が 最終的に残されて デュークアキラの
前に整列している。
「お前達は、2万人もの中から選ばれた優秀な
者達ばかりだ。だが最終的には 俺の試験に
合格して初めて このウィンダム城に入れるのだ。
それでは、最後の試験を始める。 120名全てに
共通する試験だ。 では聞くが ここにいる120名
で 愛する者がいるか? 親、兄弟、親類、誓った
相手でも良い。誰かの為に命を賭ける自信がある
者は 左に 今は居ない無い者は右に集まれ!」
すると 暫くはバラバラだったが 最終的に左に
100名 右に20名が集まった。
「よし それでは今回は 左にいる100名を我の
元に残すと致す! 後の者は家に帰れ!」
俺は 愛する者が 居ない者は 結局金や名誉で
動かされ 最後の最後に 役に立たない事を知って
いた。大事な人がいるからこそ 頑張れるのだ。
100名のうち、武 30人 文70人だった。
「では 武の残り30人は ゼファー国防大臣に
後の70人は ユーア国務大臣に任せる!
以上!」
オーーーーオーーーー! 歓声が上がり
其々は ゼファーとユーアの前に移動した。
詳しい事は 担当大臣から説明して 今後の事などを
話していた。
今日は少し疲れたので
早めに部屋に戻り 休む事にした。
また明日にでも 大臣から報告を貰おう。
ベッドに横になり 大イビキをかき 寝てしまった。
次の朝 会議室に行くと 大臣二人がいた。
「おはよう! ユーア ゼファー!」
「おはようございます!」
「おはようございます デュークアキラ様」
「どうだね 昨日の結果は?」
「はい 70名は どれも優秀な者ばかりですわ
特に 中でも2-3名は 抜群に優れた者がいたわね」
「私も 箱を開けて驚いた口です。 レベル180の
戦士クラスが 5人もいました。どれも使えます。
世の中には、まだまだ人材がいそうですなぁ。
誠に脅かされます。」
「ほう そうかそれは頼もしい。 やはり今回の
オーディションは正解だったな。機会あれば
定期的に やるのも良いかも知れん。
それでは その優秀な人材から 君達のサブを
決めて 実務などを行って貰うシステムを作って
くれるかな。大臣はそれを監督するのが役目
だからな 頼むぞ!」
「了解致しました!」(大臣二人の声)
あ〜やれやれ 管理監督って俺が一番嫌いな奴だよ
前の世界じゃ 全く縁が無い事だよね。
しかし、その立場になれば やれるもんだな。
最近の俺は ちょっとした会社の社長さんだよ
変われば 変わるもんだよ ホント。
「では 下がって良いぞ。」
「はっ失礼致します!」(大臣二人の声)
なんか最近マリアに会ってないなぁ
仕事に追われると 無性にあの胸を思い出すのは
何故だろうか? でへへへっ おぅっといけない!
また 変な想像をしてしまった。
そんな時に マリアが会議室に来た。
「アキラ〜 最近さぁ なんか忙しくって
お話も出来ないんだけど それでいいの?
私は いつも 貴方のそばにいたいんだけど!」
あぁ〜来たか〜 その胸ーーーー!
いや そうじやなくて 俺もそう思ってたんだよ
「マリア! 仕事仕事で 悪かった!
でもお前の事は いつも気に掛けていたよ!」
「ホント! ユーアと何かして無い!」
「おいおい 怒るぞ! ユーアは仕事で忙しくて
今はそれどころじゃないよ。可哀想なくらいだ」
「あなたぁーーーーーー!!!」
マリアが胸に 駆けて飛び込んで来た!
ドーーーーーーン!
何も言わずに マリアは俺の唇に吸い付いた!
100年も会って無い様に貪っている!
これほど激しい女とは 少しイメージが変わった
と言うよりも それほど俺が 放っといたのかも
知れない。ホント悪い事をした。
俺は 彼女の体をスッと持ち上げ ベッドに運ぼう
としたその時。誰かがドアを叩く!
「誰だ! 」
「ゼファーでございます! 大変です!
隣国のアンファンド国の兵が 攻めて参りました!
総勢約1万 如何致しますか?」
「なんだとーーーーーー!今行く!
マリア悪いな またの機会だ!」
「お気をつけて!アキラ様!」
隣国のアンファンド? 確か見栄っ張りの王が
統治する国だと聞くが……何故ここに?
「アンファンドからの使者と言う者が来ておりま
すが 如何致しましょうか?」
キララが伝えに来た。
「うむ 会って見よう。通せ!」
アンファンドからの使者は ここを開け渡たし
何処かに逃げて行くなら 誰も殺さぬから早く
逃げ支度をしろ!と言う事らしい。
俺は少し頭に来てしまった。
しかし バカな王に仕えただけで そこの1万にも
及ぶ兵を 殺すのは 少し気が引ける。
敵の矢を受け取って 自分の矢とするってあった
よな 三国志の諸葛亮がやった奴。
ふむ それパクろうかw。
「ゼファーよ 優秀な30名に集合かけろ!
それとお前は、空に上がって 合図するまで少し
隠れていてくれ!
「デュークアキラ様 了解!
俺は使者に 其方の王と一対一の話が出来るなら
その 条件を考えると 伝えよと応えた。
そして使者に 金貨を与えた。
使者は喜んで 馬を飛ばして帰って行った。
暫くすると 馬車が来た。
「お主が デュークアキラ殿か?」
「はい 私がアキラです。
「さぁ 戦うか 降参して逃げて行くが ここで
決めるが良い 今余の後ろには 2万の兵がおる
それを 考えて 返答することじゃ。」
コイツ 倍もサバ読んでるよ。1万だろうが…。
「分かりました では戦いましょう!
その前に コレをご覧下さいませ!」
俺は合図して レッドドラゴンを呼んだ!
そう ゼファーだ。
ゼファーは急降下し アンファンド王の 真上に
止まり 俺の支持を待った。
「アンファンド王よ 私の部下には このドラゴン
もいますが それでも戦いますか? このドラゴンは
100万の兵に 匹敵する レッドドラゴンですが?
1万 2万の兵では ものも 5分も持ちませんぞ!
返答如何!」
ゼファーは 喉を真っ赤に膨らまし ブレス発射体制
を取り 空高くブレスを発射した!
その凄まじい炎は一筋の光となって 遠くまで伸び
そこにいた1万の兵は 腰を抜かす者もいた程であった。そして王に至っては 馬車から転げ落ち
強く腰を打って 立てなくなった。
地面から 動けない王を 側近達が肩を貸すが王は
中々立ち上がれず 口からは泡を吹く始末。
「デュークアキラ殿 余が間違っていた様だ
どうか許してくれまいか 命だけは勘弁して欲しい
のだ!助けてくれ!」
「ははははっ 王よ 貴方の命など興味有りません。
それより連れて来た1万の兵は ここに置いていかれよ。それならは 許してしんぜよう。如何か?」
「分かった分かった 1万の兵は 貴方に置いていく
から 余を 助けてくれるか?」
「よし ゼファーよ 空にもどれ!」
豪快な音を立てて レッドドラゴンが 空高く
飛び立った!腰抜けた王は数名の側近と馬車に
乗り トボトボと 帰って行った。
残された1万の兵隊の顔は 真っ青であった。
全員殺されてしまうと思っていたのだろう。
「おい 兵達よ! 早くここに集まれ!
そして聞くが良い! 今日からはお前達は
このデュークアキラの兵となった!
誰も殺しはしない 手厚い報酬も出そう。
だか 裏切りは許さん! その者は先ほどの
ドラゴンの餌となる 良いか!」
兵達の大歓声が止まなかった!
「ここの 王は前とは雲泥の差だ!
かえってここに来て良かったぞ!」
その様な声が そこら中に語られた。
デュークアキラは一日で 1万もの兵を 手に入れた
しかし まだまだ冒険は続く