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Lv1からだけど 神スキルあるんで!  作者: モンブラン
10/14

オロチ退治!

王子を鍛える為 みんなは フィーネの谷に向かう

そこにいた物は……。

朝起きると リビングにゼファーとキララがいた

「おはよう! ゼファー キララ!」


「おはようございます!」

「おはようございます ご主人様」


「まだ二人は 起きてこぬか……。」


「はい 申し訳ございません 昨晩三人で少し…。

お酒を飲んでしまいまして……。」


「おっ そうかそれは良い事だよ 華の女子会だな

どんな話しをするか 今度 ハイドして聞いてみた

いもんだな ははははっ」


「それは いけません! 結構 エッチな話も出ます

ので 男の人には聞かせられません!」


「ほほう エッチな話ね…。」


「ご主人様! あまりキララをからかうと本気に

しますよ彼女は…。」


「あっ 悪い悪い 俺はダメだなぁ どうも可愛い

キララを見ると イジメてみたくなる。」


「アキラ伯爵様! イジメないで下さい!」


キララは顔を真っ赤にして 両手で顔を隠すと

俺とゼファーは顔を 合わせて笑っていた。


そこに 王子達が 起きて来た。

「アキラ伯爵殿 おはよう!」

「おはようございます アキラ伯爵殿!」

「おはようございます。よく眠れましたか?」


「おぉ ここのベットは格別な物だったよ お陰で

よく眠れました。」


「今日なのですが、 少しキツイ冒険になります

が大丈夫ですね。 お気持ちを切り替えて真剣に

戦わないと やられる事もございます。」


「あぁ 分かっている 大丈夫だ。デルモントよ

お前も大丈夫だな?」

「はい もとより私は アキラ伯爵殿を尊敬して

おります。どこまでもついて参ります!」


「ありがとうございます。では女子二人も

起こしましょうか キララ頼む!」


「はい かしこまりました!」


暫くすると マリアとユーアが起きてきた。


「ごめんなさい おはようございます!」

「おはようございます! えへっ 今日すっぴん

だけど良いですか? アキラ〜」


「はいはい 大丈夫です。すっぴんも可愛いよ!

ユーアさん。 それでは今日の予定ですが

フィーネの谷に行きます!

ここは まだ誰も突破していない 前人未到の狩場

です。もし私達が 攻略出来たのなら 国中はおろか

各地にまで 私達の名声は轟きます!

勿論このパーティの主催者は タルボット様であり

副隊長はデルモント様です!

ですから 必ずや この難解な狩場を制しましょう!

まずは ゼファーは空からの ブレス攻撃は自由に

行ってくれ。俺は先頭に立ち 適当な所で時間を止めるので 後ろに控えていた 王子達は掛けより

剣で魔物の首を落として下さい!

マリアは後方より 魔法攻撃を連発!

ユーアも後方で 全てのパーティの者を管理して

減った者のHPを回復に徹してくれ!

それと

キララは いつも通り 美味い物の用意頼むぞ!

最後に 何か 質問あるか?」


「・・・・・・。」


「無いようなら 出発!」


「はい!」(全員の声)


俺達はゼファーの背に乗り フィーネの谷に向かっ

た。そこは熱帯の地域で 立っているだけで汗が

背中を流れるくらいだった。


「ご主人様 アレがフィーネの谷です。」


眼下に現れたその谷は 周りを大きく茂る森に

囲まれた 大きな谷であった。


手前で降り ゼファーは再び飛び立った。


地上班は 俺を先頭にして 少し離れて王子二人

更にマリアとユーアが後方より 攻撃と支援を

繰り出す手筈になっている。

そして空からは ゼファーが地上班に襲い掛かる

であろう魔物達を 分断する様に ブレス攻撃を

既に発していた。

魔物達は ブレス攻撃により 3000はいるであろう

魔物達を分断し バラバラの体制に崩してくれた。


地上班は それにより攻撃しやすくなり 俺が時間を

止め 背後から 駆け込み 二人の王子は 次々と首

を落としていった!

その凄まじい数と攻防で 自分の中の血潮が沸き立

っているのを 誰もが感じていた。


特に二人の王子は 目の色が いつもと全く違って

全身がもう 返り血で真っ赤に染まり まさに戦い

の神阿修羅そのものだった。


それを背後から見ている ユーアは泣いている。

頼り無かった兄達が この様な場所でも 臆せず

斬り倒しているのを 誇らしく思っての事だろう。


何時間戦いが 続いたのかもう 分からないくらい

戦った。地上班のメンバーも かなり疲れが見え

てきた。そんなおり 目の前に現れたのは


この谷のボス! ヤマタノオロチだった!


八本の首があり それぞれが独立している。

大化け物だ!


空からは ブレス攻撃をするが 大して効き目が無く

かえってゼファーの足を齧られ 大怪我を 負って

しまった!


空かさずヒールを放ったが 完全には 回復してない


地上班も苦戦している。あまりに大きくて

クロノスを発動する距離まで 近づけないのだ。


このままだと 消耗戦になり不利だった。

俺達は既に3000もの 魔物を倒して 体力も底に

つきかけていたからだ。

撤退の文字も 頭に浮かんだがそれをすると

今までの戦いが 水の泡になる。


俺は一か八かの勝負に出た!


一度下がり ゼファーの背に俺は乗った。

そして化け物の上空から 化け物目掛けて落下した


次の瞬間!

時間は止まった!


それからは ブレスと 剣 魔法で袋叩きにして

それぞれの首を 跳ねて あのヤマタノオロチを

見事に倒した!


すると 何やらオロチの尻尾の中から光が見える

尻尾を切り開くと 中からは一振りの剣が出て来た

それは草薙剣だった。

それを手にした タルボットは 顔つきが変わった!


体から溢れる光を纏い 一回り大きくなった。


「我こそは スサノウ 也

この先 我が宿る事を知るが良い!」


とタルボットが語ると その場で倒れた。


見ていた皆はタルボットに駆け寄り


「おい 大丈夫か! 」

「兄さん 大丈夫!」


すると ふと目を覚まして

「あぁ 俺はどうしたのだ?」


「兄さんは その剣を持つと何か喋って倒れて

しまったのよ」


「うむ その剣は 草薙剣だな。 この世界でも

同じ伝説があると 言う事だな… 取り敢えず

城に戻る事にしよう。」


俺達は 体力の限界になっていたが ゼファーの

お陰で無事に城に戻る事が出来た。


「ゼファーよありがとう 助かったよ」


「ご主人様 先程は 冷や汗をかきましたぞ

私の背から落ちて 時間を止めるなど 一歩間違え

ば……」

「あぁ 悪かった。 アレしか近寄る事が出来なかったんだよ。アイツは本当に強かった。」


「しかし これで我々も この世界での名声は

津々浦々まで 届く事でしょう! おめでとう

ございます!」


「あぁ それもそうだが 草薙剣を手にした

タルボット様は 別人だったなぁ。

あっ タルボット様! どうぞこちらへ」


そして リビングで皆んなが揃った。


「今日の戦いは 本当にお疲れ様でした。

どうですか タルボット様 お体に何か変化は

ありましたか?」


「あぁ アキラ伯爵殿 なんか少しこの体が

自分では無い様な 感覚なのだ。中から沸き起こる

パワーが 充実していて 何も怖く無い。 そんな気

分なのだよ」


「やはりそうでしたか おそらくあのヤマタノオロ

チを倒して草薙剣を手にされた時に 言った言葉で

スサノウが宿ると言ってました。あの剣には

その魂が 入っていたのでしょう。どうかその剣を

大事にして下さい。きっとお役に立つ事でしょう

どうですか 王位継承考えてみますか?」


「あぁ 今の俺なら出来る気がして来たよ。

ありがとう アキラ伯爵殿!」


「兄さん! 本当かい!やってくれるの!」


「あぁ 体からそうしろと 言っている!」


「お兄様! ありがとう!お父様も喜ぶわ!」


「皆んな今日は 疲れたであろう。

キララが作った食事を 食べたら早めに休んで

くれ!以上だ。」


「はい!」(全員の声)


3000もの魔物を退治して 更にヤマタノオロチまで

退治出来たのは 嬉しい誤算だった。


「では システムよ 今のレベルを知らせよ!」


[システム]

アキラ:レベル175になりました。

マリア:レベル128になりました。

ユーア:レベル120になりました。

ゼファー:レベル173になりました。

タルボット:レベル110になりました。

デルモント:レベル102になりました。


「おいおい 王子二人も 100超えだと!

これは王も喜ぶだろう!明日が楽しみだな。」


俺はベッドに横になり 暫くすると

深い眠りについていった。


まだまだ冒険は続く






















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