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Lv1からだけど 神スキルあるんで!  作者: モンブラン
1/14

コレが転生?

レベル1からの冒険活劇 始まり!

その朝は、いつもと変わらなかった。

朝日が部屋に注ぎ カーテンの隙間から溢れる光が

俺の顔を照らし 暖かさと眩しさで 目が覚めた。


「む〜ぅ 今日も朝がきたか…。」


誰にだって朝はくる。 太陽の光と同様に平等だ。

しかし 俺には朝にならず そのまま夜で止まって

欲しい理由があった。 それは 俺が闇の中で生きる

シャドウ だからだ。

太陽の光は あまりに俺にとって神々しく……。


「アキラ! もう遅れるよ! 早くしなさい!」


母が下から大声で俺を呼んだ。


「もう、分かったよ! 今降りる!」


クソ〜せっかく 朝の感傷にしたっていたのに

ぶち壊しだ! まったく。


俺は 東山 (ひがしやまあきら)

男 31歳 未だ独身 彼女居ない歴31年

まぁ 持てない男の代表的な、ゲームおたくだ。


今日も給料を 貰うためだけの会社に行く。

仕事には 全く興味がないし 定時出勤定時退社が

俺の基本だ。いわゆる出世欲などは サラサラ無い

このまま ヒラで充分だし 責任と言う面倒な物を

押し付けられたら まず辞めるだろう。

そんな 俺だから社内での 友達とか親しい者は

存在しない。ましてや良いなあと思う女も

考えた事は無い。


これが俺の概要だか 少しは分かって貰えたかな?

今日も 片道2時間の通勤ラッシュに流れを

任せている途中だ。


最寄りの駅まで自転車で行き 電車で向かう。



俺はいつもの様に、電車をホームで待っていた。

背後には 小学生が数人並んでいた。


「だってお前が いけないんだろ アレは!」

「違うよ! お前だろ!」


何やら背後が騒がしくなって来た。

小学生同士で 何やら揉めている様だ。

その内 掴み合いにまで発展し 俺は大人の注意を

小学生に威厳を込めて 言ってやろうと振り返ると


ドーーーーーーン!


振り返った俺に、小学生がぶつかって来た!

俺は 振り向き様だった事もあり 体勢を崩して

ホームから線路に 転落してしまった。


そうなのだ 運悪くそこに電車は入って来た。

俺は そんな事でいつもの日常から 離脱した。

と言うより 犬死にと言う方があってるかな。


そんな訳で俺は今、何も無い空間に 一人立って?

いや座っているのかな? 分からん…。

まぁ その空間に居る。


暫くの間 周りを確認したが何も起こらない。


「俺はさっきまでの記憶がある。電車に跳ねられ

死んでしまった事は 覚えている。だからココは

大体の予想はついていた。


「ココは 天国と地獄の分かれ目なんだろうなぁ。

ココで俺は 神様にあっちだ こちっちだと告げられ

方向を支持されるんだ。まぁ そうだと思う。


「ほう 方向を決められてなぁ 」


いつの間にか 目の前に爺さんがいた!


「お前は 色々この世界に詳しいのぅ 来た事あった

のか? 以前に。」


「あっ 神様ですか? いえ 勿論始めてです。」


「それにしては、詳しいのぅ。 実はその通りじゃ

今 お前を何処に送るか 考えておる。」


「出来れば 天国が良いんですが? 」


「うむ 人間が言ってる天国とはどう言う所じゃな」


「え〜と なんか白い服を着て 皆んなフワフワして

遊んで楽しんでいるイメージですが……。」


「では 地獄とは どう言うイメージじゃ」


「地獄は 赤いグラグラ煮えた血の池に入れられた

り 針の山を歩かされたりする とにかく厳しく辛い

環境のイメージです。」


「うむ だとすると お前が行く所は 地獄に近いのぅ

厳しい環境での修行だからのぅ。」


「あぁ〜 やっぱりか〜 いつも俺はくじ運が悪い!」


「うむぅ 別にくじ引きで 決まる訳では無いわ!

今までのお前の行為が そうさせるのじゃ。

仕事を転々とし いつまでも親に頼りっきりで

結婚もせず 責任を忌み嫌う。親しき者を作らず

自分だけ良ければ良いとの 基本的な考えは

この次に行くお前にとって 良い修行になる事で

あろう。魂を磨くことじゃ サラバじゃ!」


俺は目を開けると 何処かの街の隅に倒れていた。

目の前を 人々達が往来している。

突然!

何やら何処からか 直接に頭の中に語り掛けて来た。

「それからのぅ これからの生活に慣れる様に

ワシからの少しばかりのプレゼントを渡して置く

個人倉庫を 後で見て見なさい。」

そう言い終わると その声は消えた。


「個人倉庫だと? 何だそれは?」

すると 目の前に透明なボードの様な物が出て

個人倉庫と言う名目が上に記載さらていた。


「これ、もしかしてあのゲームと同じでは?」

俺が毎晩の様に 深夜までやっていた

オンラインゲームの仕様にそっくりだった。


だとすると……。


俺は個人倉庫にある、一つの箱を見つけた。

箱を俺は取り敢えず開けてみた!

開けるとそこには

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

武器:専用武器 短剣

防具:専用防具セット(頭 胴 ベルト 腰下 靴)

装飾:専用装飾セット(ペンダント 指輪 腕輪)

お金:10000金貨

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

が 倉庫に現れた!


俺は専用の防具、武器を装着した。

すると、何処からか

[システムスタートしました]


さっきまで 人の往来の中でも音がしなかったが

急に雑踏の音が 耳に入って来た!

今 初めてこの世界に俺は入って来たのだと理解した


「まずは この世界を歩いてみるか?」


俺は街を 歩いて廻ったが

やはりあのゲームの 雰囲気にそっくりだと分かった

この世界観といい 街並みといい ゲームをリアルで

体験している様な感覚だった。

しかし、ここにいる人達は 現実にいる人達と何にも 変わらない。只のNPCとは思えないのだ。


「そうだ 少し試してみようか」


俺は往来している NPCに声を掛けてみた。


「すみませんが この街は何と言う街ですか?」


「お前は 何処から来たんだよ この街も知らない

なんて! この街はシエラと言う一番大きな街だぞ」


「あぁ 田舎者でして すみません。シエラですか

ありがとうございます。」


そう言うと そいつは去って行った。


「うーん まったくNPCには 思えん。普通の人間と

何ら変わりない反応だ。どうやらゲームでは無い

らしい。リアルな感覚で何事も 望まないと大変な

トラブルになるかも知れんなぁ」


俺は あのゲームの世界の中で リアルな生活をしなく

てはならないと感じ取ったが あのゲームでは

ゴブリン やドラゴンなどが平気で出でくる世界だ。

俺は緊張感を持って 街の外に出てみた。


外に出ると 出た瞬間に少し感覚が変わる。

要は 外敵に襲われるゾーンなのだろう。先程の

街中では 絶対魔物は出没しないが このゾーンは

いつでも出没可能で 危険な所と言う訳だ。


「でも 街の外と言っても 最初の魔物はレベルの

低い物しか出没しないのが 通説だ。 あのゲーム

でもそうだったし 少し冒険してみるか」


俺は 街に掛かった橋を渡り 森に入って行った。


「何だ!この異様な匂いは!」


森に入った瞬間 只ならぬ匂いが 辺りに漂っていた


「グルルルルルゥーーーー」


森の奥の 暗闇から 頭が狼 体が人間のウェアウルフ

が3匹飛び出して来た!


「おかしいな ウェアウルフは確かレベル10-15位

な筈だ? 何故最初に?」


[システム]

ウェアウルフ 3匹 Lv15


「何! システム? Lv15? 」

「俺のレベルは いくつなんだよ!」


[システム]

キャラクター

名前:アキラ Lv1

スキル:言語翻訳(オート) ・クロノス(戦闘時オート)


「エェーーーーーーーーやっぱりLv1!

不味い、殺される!!!」


するとウェアウルフが、口を大きく開け飛び掛り

迫った直後! 俺は頭を両手で抱えた!


しかし 一向に攻めて来ず 齧られてもいない。

頭を上げ ウェアウルフの方を見ると まだ

大きな口を開け 三匹は 迫って来ているが俺の間合い

にまだ来ていない。


「はぁっ 何故だ? 何故ゆっくり何だ? 」


俺はもう一度 スキルを確認した。すると言語翻訳

とクロノスと言うのがあった。


「言語翻訳は、先程街の者と話した際に 普通に

話せたので 分かるが クロノスとは? あぁ確か

時計のクロノメーターとかのクロノス語源だった

と聞くが 時計? もしかして時間を操作している?

しかも 戦闘時オートとあるから 戦闘が始まって

すぐに スキルが発動したのかも知れない。

何秒止めていられるか分からんから今のうちに

ウェアウルフを倒して置こう!」


俺はウェアウルフに近づいて 心臓目掛け短剣を

突き刺した! 血が数滴浮かんだ。他の二匹にも

同じく 心臓を狙って一つ突きしたが 良く見ると

止まっているのではなく、少しずつ動いていた。

俺が横に動くと 奴らの目玉が ゆっくりとこちらに

追ってくるからだ。おそらく奴らは 俺の事を見えて

いるに違いない。しかし動作が遅すぎて動かない

のだ。 暫く待ったが まだ俺を追っているが……。



しかし、いつまでこの状態?

[システム]

解除しますか?


「おっ そうか 発動はオートだが 解除は支持待ち

って事か! 解除する!」


すると追っていた ウェアウルフ達が どっと近づいた

が バタバタと倒れていった。


血しぶきを プシューーーーーーーーと勢いよく

飛ばして三匹のウェアウルフは死んだ。


[システム]

レベルが6になりました。



「あれ レベルが上がったよ 一気に6まで 15の魔物

をレベル1が 倒したから上がりが 早いんだな

こりゃ もしかして レベル高い奴をどんどん倒せば

あっという間に レベル上がるぞ! よし 次で試し

てみよう!」


俺は 更に森の奥に進んだ。


「助けて〜 」


誰かの助けを求める叫び声?

その方角に 俺は駆けて行った!


「グルルルルル〜 腹減った! こりゃ美味い」


そこには 五人の冒険者パーティと 対峙する

ゴブリン 達がいた。


様子を見る限り 人間の方が 押されている。

何しろゴブリン の数は20匹以上いるが

人間のパーティは五人 しかも既に一人は倒されて

いて 数匹のゴブリン に 腹わたを喰われていた。


パーティ構成は 戦士三人 魔法使い一人 倒れて

いるのはおそらく 僧侶だろう。回復系を絶たれた

ので 戦士達も 回復を期待出来ない。


「アイツらレベルいくつ何だ?」


[システム]

槍戦士:Lv10

メイス戦士:Lv9

斧戦士:Lv11

ウィッチ:Lv12

クレリック:Lv9


ゴブリン :Lv13-14


「ほほう 頭で考えると システムが作動する様に

なっているのか。便利だなぁ。」


このパーティでゴブリン 20匹以上は無茶だな。


「おい! 加勢するか? 大丈夫か?」


魔法使いが振り返って


「あぁ 加勢お願い致します! 助けて下さい!」


俺はパーティに加わった 瞬間!


その場にいた者全てが 停止した!


俺はまずゴブリン に腹わたを喰われている僧侶を

引きずってこちらに運び 離れた所に置いて

一匹づつ ゴブリン の心臓に 短剣を刺して行った。

全部で25匹いた ゴブリン は全て俺に心臓を刺され

ている。そしてパーティ達の所に 戻って


「解除!」


ドタドタドタドタドタドタドタドタッと25匹の

ゴブリン 達は、倒れていった。


パーティ達もようやく通常に戻り こちらを見た。


「貴方が全部倒したのですか?」


「はい、そうです。先程ウィッチの方より加勢を

頼まれましたので、倒しました。それよりも

クレリックの方を早く 見て上げて下さい。」


「あっはい 」


暫くして四人が 俺の前にきた。


「クレリックは 残念ですが間に合いませんでした。

私達も 貴方が加勢して 頂けなかったらこの様に

屍を晒す事になっていたでしょう。本当にありがとう

ございました。御礼を申し上げます。 」


「あっいや 良いんです。 困った時はお互い様です」


[システム]

レベルが12になりました。


「しかし、貴方はお強いですね。お一人でここに

来られて 一人で25匹全て倒した。でもレベルは

私達と変わらぬ12レベル? 本当なんですか?この

レベルは。」


「あっ はいレベル12も 今上がった所で 戦う前は

まだ6でしたからw。」


「う〜ん 装備が違うですな きっと レアレベルの

武器をお待ちなんでしょうかね」


「あっ そうなんですかねぇ 私もよく分からないで

やってますw」


「なんか 面白い方だ 私はケンと申します。

あとは 斧がタケル、メイスがミチ、魔法がアリス

です。」


「はい 私はアキラと言います。よろしく!」





「一つお聞きしてもよろしいですか? 」


「はい なんでしょうか?」


「一体どうやって倒したのですか 25匹の魔物を?」


「あぁ クロノスって知ってますか? それを発動し

ました。」


「クロノス? 確か神スキルですよね それ」


「えっ 神スキル?」


「はい、神様クラスの使用するスキルで 如何なる

者もそれに敵う者があり得ないと言う 神スキルで

す。なんせ時間を変化させられるので、相手は

どうする事も出来ません。」


「あぁ〜 そうですか ではそれが 最初から

使えちゃった見たいですw ビックリです。」


「いや ビックリを通り越して 奇跡 ですよ!」


「あはぁ そうですかw 」


俺は 残った四人のパーティに うらめしがられるも

別れて単独行動をする事にした。

もっと強い相手を探し倒しレベルを上げたかった

からだ。レベル別の魔物マップがあれば良いのになぁ

そう思った瞬間


[システム]

マップを表示します。


頭の中にマップが出た!

それは マップにどの魔物が何レベルなのかも

直ぐに見分けできる様になっていた。


「うほぅ 便利だな。この辺は10-15位かぁ。では

少し遠くに行って 30クラスでも相手するかな。」


俺はレベル30-40の魔物が生息する地域に向かった。

そこはエランと言う街の近辺だったので 今度はそこ

を拠点としようと思う。2時間程でエランに着いた

シエラよりは 小さい街だが 冒険者達の姿を見ると

此方がレベル高いのが 一目瞭然だ。

武器にしても 宝飾された高そうな武器を皆腰に

ぶら下げている。

また、殆どの冒険者は 乗り物用のペットを飼って

いる様で 徒歩なのは俺くらいだ。

移動で時間が掛かるのを 嫌っての事だろう。

で、俺もペット屋にまず行ってみる事にした。


ペット屋に来ると 様々な種類のペットが混在し

全て乗り物となる。

しかし 店員に話を聞くと レベルの縛りがあって

レベル30にならんと ペットは持てないらしい。

俺は上がってから また来ると言ってペット屋を

後にした。


「さぁ ではとにかくレベルを上げに外に行きます

かね。」


街を出ると開けた草原だった。

俺の敏感なレーダーが何かを察知している。

すると 突然左右から サーベルタイガーが現れた!

通常のトラの二倍近くある大きさで 牙が飛び出し

ている。いかにも強そうだったが俺に向かって

ジャンプしてのは良いがそのまま 止まっている。

俺はサーベルタイガーの喉元を短剣で切り裂いて

元の位置に戻った。


「解除!」


サーベルタイガーは、喉元から大量の出血をし

その場に倒れ二匹共生き絶えた。


「コイツらレベルいくつだった?」


[システム]

サーベルタイガー:Lv35-36


レベルが18になりました。


「おぉ もう18かぁ 頑張って30を越そう そうすれば

乗り物が手に入るからな。」


暫く草原をウロウロしていると 何度かサーベル

タイガーが出現したので全て 平らげていた。


[システム]

レベルが28なりました。


しかしここらで

狩りが単調なので 段々つまらなくなって来た。


「そろそろ 違う魔物にいくかな。

おっ この近くに ワイバーンがいるな!

レベル50か! 良いかもな 行ってみよう!」


俺はマップで見たレベル50のワイバーン退治に

出掛けた。


草原を抜け 小高い丘がいくつもある場所が

ワイバーンの棲家だった。


上空には獲物を狙う30-40匹程の、ワイバーンが

クルクル旋回していた。地上にも10-20匹の

ワイバーンが既にいるパーティ達と攻防を

繰り広げていた。


そのパーティは 戦士三人 魔法使い三人 僧侶二人の

八人体制だった。レベルも確認すると45-49程で

かなり高い。まぁ 加勢する必要は無いだろう。

俺は通り過ぎて 自分の獲物を探した。


そこでいつものパターンで 30匹程を倒した。

レベルも35になっていたので、そろそろ帰り支度を

していた。


「よし レベルも上がったし帰ろうか。」


帰り道で先程のパーティ達の姿が見え無いので

もう先に帰ったのだろうとまた 通り過ぎようと

したが、何やら異様な匂いが漂っている。


「むっ 何だこの匂いは! 」


辺りを調べると 多くの肉片が ばら撒かれている!


「何だ! コレは! 先程のパーティの奴等か?」


もう人間かどうかも 判別出来ない程にバラバラに

された肉片と臓物が一面に広がっていた。


「やはりそうだ! 誰も残っていないのか?」


「助け〜て〜 誰か 助・・す・・け・・て〜」


蚊の鳴く様な声で 何処からか聞こえるが

姿が見えない!


「おい! 何処だ! もう一度叫べ!」


「助け〜て〜!」


声は、大きな岩の下にある隙間から 聞こえていた。

おそらくココに隠れていたお陰で 助かったのだろう


「おい! 今 助けるからな!」


もう体力が無くなり、身動き一つ出来ない女が

岩の下にいた。後のパーティの連中は全員餌食に

なったのだろう。しかし あれ程のパーティが何故

この様な事態に、なったのだろう?

俺は疑問が残ったが、とりあえずこの女を救う方

が先決と岩から 引きずり出し 街まで運んだ。


街の宿は古かったが、風呂もあり趣きがあって良い

宿だった。女を寝かせて 俺は一人風呂に入っていた


「レベル35になったし これからは乗り物で 移動出来

る。効率も上がっていいぞ。」そんな事を考えながら

俺は風呂を出た。


部屋に戻ってベットに行くと 先程の女が座って

待っていた。


「お助け頂き 本当に有難うございました。

あのまま 行かれたら私の命は 無かったでしょう。

私は マリアと申します。駆け出しのウイッチです。

ワイバーン狩でのパーティで八人体制で挑みました

が なんとドラゴンが現れて戦士が全て落とされ

その後次々と 倒されて私一人が あの岩に逃げ込み

後は貴方様に助けられた経緯です。」


「そうか 俺はアキラだ。それにしてもあそこに

ドラゴンだと? あそこにはドラゴンはいないはず

だが?何で!」


「私達も 何故かは分かりません。しかしドラゴンは

居ました。それもレベルが100のレッドドラゴンで

した。」


「レベル100? そりゃ敵う相手じゃない!」


「はい、私達の平均で48前後。レベル100のレッド

ドラゴンでは、ただ見ているだけで 何も出来ずに

皆んな死んで行きました。 どうかお願いです!

私を貴方様の お側に居させて下さいませ!

何でも 致します。よろしくお願いします!」


「あぁ〜俺も一人旅だから ウイッチが居てくれると

有難たいのは 有難たいんだが どうだ体は大丈夫か?

先程ヒーラーに治療は して貰ったが……。」


「はい 大丈夫です。明日になれば回復出来ると

思います! どうぞ よろしくお願いします!」


「分かったよ では今日は このベットを使いなさい

私はそこのソファで休むから。」


「いいえ それは出来ません!命の恩人に対し

自分だけベットで寝る何て!どうぞこのベットを

お使い下さい。私も横でお休みさせて頂きます。」


「分かった。では今日は 休むとしよう 」


こうして俺には道連れが出来た。


冒険は続く


























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