起原
用語解説
上質世界とは 人それぞれ興味や関心、願いが違います。そして、人は自分の上質世界を持っており、その中に入っているものに興味関心を抱きます。
煩悩とは 人の心をかき乱す、煩わしさです。
丹田とは 人の体の部位です。お腹の少し下あたりにあります。余談ですがそこを意識して力を込めると、姿勢が良くなりますよ。
約137億年前、世界は始まりを告げた。長い長い今日までの歴史の原点。
学者は言う。ビックバンだ。
宗教は言う。あ~神様、神様よ。永い眠りから、お目覚めになられたのですね。
哲学者は言う。この世界に時間はない。あるとすれば、記憶だ。生命が誕生する前の記憶は、誰にもわからん。どんなに試行錯誤しようとも、しょせん人間の悪あがき。
それぞれの考えはあるけれど、世界は唐突に始まったのだ。特異点が爆発し、膨大なエネルギーが放出され、宇宙が誕生したのか、創造の神が宇宙を創ったのか、哲学者の言う通り誰にもわからない。
けれど、始まりを告げた。
人間の認知力はこれでいい。
約四十五億年前、寒くて真っ黒な宇宙、安らぎの空間、アースとガイア、誕生する。
その二つ、互いの激しい重力により、呼びよされ激しく衝突。そして長い年月をかけ分離。その間、ありとあらいる隕石、衝突を繰り返す。・・・おやおや、飛び交う隕石を掻い潜り、どうやら遊びに来たようですね。
神の手、アラン。天使のような美しい羽根を背中に宿し、何もない真っ黒な空間、浮遊する。楽しくて仕方ないのでしょうね。ですが、楽しさとは感情。感情は表裏一体なのです。
やがて、楽しさと対になる、寂しさを覚えてしまったようです。
「誰も、どこにもいない。声もしない。寒い。暗い。本当に独りぼっちなんだ。...や、ヤダ。そんなのイヤだ。誰かと一緒にいたい!」
極まった感情、邪念、上質世界、煩悩、全てを解き放つ。真っ白い両手、二つの星に添える。全身のエネルギー、丹田から胴体へ、胴体から肩へ、、肩から肱へ、そして手に伝わりエネルギーが星に注がれる。
やがて、力尽き、永い眠りへといざなわれる。アラン、光を宿し。
二つの惑星、のちにアースは地球と呼ばれ、ガイアは月と呼ばれるようになる。
そして、神の手アランの子孫、高知能生命体、誕生。感情までもが・・・
これからは、神様アランこと、私が前書き後書きに加わっちゃうよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
いきなり...ごめんね。難しい話しちゃったよね。
次回からは、ず~と話が進んで、現代のとある学校の話だよ。
次回も見てね。
じゃあ、バイバ~イ