郷に入っては…
せめて女性と誤解されているのは勘弁してほしいと、女性ではないと否定した。
「ん?リン、何か申したか?」
「あ、あの、ぼくおとk」「そうだ!リンよ、この店、人手は足りておるのか?」
誤解は解けて…
「女手一つで店を経営するなど、本来なら到底あり得ぬことだ。」
ないよなぁ。むしろ解けていたら驚きだったけど…
一つ安心したのは、この世界が男尊女卑ではないこと。仮に男尊女卑だったとしたら、僕は今頃女性と勘違いされてどこかへ連れて行かれていたと思う。
「人手は…足りてr」「そうか!足りていないのだな!」
…………人の話を最後まで聞いてください
「人手が足りていないのなら…私がこの店で働こうではないか!」
…はぁ?!
「いやいやいや!ちょっと待って下さい!」
「ん?何か異論でもあるのか?」
「あなた、王族騎士団の最高騎士長なんですよね?!ここで働けるわけないでしょう!」
「何を言う。わが騎士団では、戦が起らぬ限りどのように生活していても良いのだぞ?」
周りを見回すと、同じ騎士団であろう方々(大体女性)が、大きく頷いていた。
本当に働いても大丈夫なのか…
「それと、私はリンに名を教えたはずだ。名前を知っている相手は、名前で呼ぶのがこの国の習わしだぞ?」
ぐ…国の習わしなら仕方ないか…
次回辺りから、凛とリクシャリアのキャラが固定されていきます




