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転生したから新世界を駆け巡ることにした  作者: 氷純
第四章  二人の世界は外界と交差する

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第七話  港町防衛戦

 村を出発した俺たちがその集団を見つけたのは二時間ほど森を突っ切った頃だった。

 港町までの行程の半分を少し過ぎたところで出くわしたその集団は、町からの避難民だ。手荷物は最低限に抑えているようだが、どこか疲れた顔が目立つ。

 デュラの住人の困窮具合を間近で見てきた彼らにとって、これから先の生活はきっと暗いものに思えているのだろう。

 心苦しいが、俺は彼らへさらに悪い知らせを届けなくてはいけない。

 俺は森から街道に飛び出して、身構える先導役の軍人に報告する。


「デュラ攻略隊の者だ。デュラから魔力袋持ちのギガンテスを含む人型魔物の集団がこちらに向かってきている。至急進路を変更しろ。鉢合わせするぞ」


 報告を聞いた軍人が真っ青になって、慌てて責任者らしき者へ報告に走る。

 俺たちの報告を信じる事が出来なくとも、万が一を考えれば進路を変更せざるを得ないだろう。

 仕事は終えた、と俺は森の中へとディアの頭を向ける。避難民で街道がふさがっているため、通行できなかったからだ。

 ディアを走らせようとしたその時、カツン、と硬い物がディアの角に当たる音がした。

 足元を見れば、小石が落ちている。

 俺は呆れつつ、避難民の群れを見た。


「アホか。立ち向かう気があるなら、俺じゃなくて魔物に石を投げたらいいだろ。腰抜けか?」


 呆れを十分に含んだ声を投げかけると、集団の一部が僅かに怯んだ。

 俺はこれ見よがしに肩を竦める。


「逃げるなら全力で逃げろよ。俺は全力で魔物を殺しに行くからさ」


 じゃあな、と手を振って、俺はミツキが待つ森の中へとディアを駆け込ませ、そのまま町へ向かう。

 ミツキが町からの避難民を振り返った。


「石を投げたの、デュラの人だね」

「開拓者にならなかった奴らだな。町の救援に向かう開拓者に石なんか投げたら周りにどう思われるか分かってないんだろ」


 とはいえ、デュラを追い出されて半年、ようやく生活に慣れてきたと思った所にこの騒ぎだ。ストレスが溜まっていたのだろう。


「あの手の馬鹿がいるのは織り込み済みだ。港の防衛戦でも似たような奴らがごまんといるだろうし、いちいち目くじら立ててられるか」

「争いは同じレベルの者同士でしか発生しないってやつだね」


 デュラの連中の程度の低さに合わせる意味がない以上、付き合わないのが正解だ。こちらを脅かすようなら叩き潰すしかないが、港町の防衛が先決だろう。

 港町に到着して、すぐにギルドへ向かう。

 すでに避難誘導が進んでいるため、港町は閑散としていた。港の方を見るが、まだ戦闘は始まっていないらしい。

 ディアでギルド前に乗りつける。降りるのも面倒なのでそのまま建物の中へ入った。

 慌ただしく動いていた職員たちがぎょっとした顔をして一斉に動きを止める。


「デュラ攻略隊の者だ。報告がある」


 ギルド内に響くように声を張り上げると、正気に戻ったいつもの係員が走ってきた。


「こ、困りますよ、アカタタワさん。ギルド内にそんな物入れないでください」

「外に停めて悪戯されたら戦闘に参加できなくなるんだ。ここに来る前にも避難民に石を投げられたからな。大事を取らせてもらう」


 有無を言わせず言い切って、俺は係員にデュラから街道を伝って人型魔物が侵攻している事を伝える。規模を教えると、とたんに係員の顔から血の気が引いた。

 ギルドに残っていた何人かの開拓者もごくりと喉を鳴らす。

 しかし、俺の報告を疑っている開拓者がいた。


「そんな気持ち悪い物を乗り回している奴の報告なんか当てになんのかよ。おおかた、デュラ攻略戦が手に負えずにブルって戻ってきたんだろ。敵前逃亡が知られると困るから偽の情報で町から人を遠ざけて、自分は護衛してましたとか言い訳しようって腹じゃねぇのかよ」


 ミツキが俺の袖を引く。目を向けてみれば、小さく首を横に振っていた。

 あの開拓者はデュラ出身だから構うなって意味だろうか。

 ざわついて成り行きを見守るギルド内の開拓者たち。

 自分たちのいる港町が窮地に立たされているという鉄の獣の報告を信じたくはない。信じないで済む言い訳も見つけた。これで鉄の獣の反論がおかしければ――まぁ、そんなことを考えているんだろう。

 付き合ってる暇はないので、まるっと無視の方向で。


「これから開拓団、回収屋と青羽根が救援に駆けつけます。港の防衛に成功した後、街道を進んでいる人型魔物の群れを相手に遅滞作戦を行っている開拓団、飛蝗と竜翼の下に合流します」

「おい、こら! 無視してんじゃねぇぞ!」


 開拓者が何かわめいているが、もちろん無視の方向で。

 掴みかかろうとでもいうのか、開拓者がさして広くもないギルドホールを横切って俺達へ近づいてくる。

 しかし、ミツキのパンサーが扇状の刃が付いた尻尾をヒュンヒュンと背筋が寒くなるような音を出して振り回し始めると、開拓者は悔しそうな顔で足を止めた。

 俺は狼狽えているギルドの係員をディアの背中の上から見下ろす。


「こちらの戦況を教えてください」


 時間がないためサクサク話を進める。

 係員はディアやパンサーに何か言う事も忘れて、戦況を説明してくれた。


「人型魔物の集団は沖合と海岸を行ったり来たりしながらこの町の港を目指しているようです。規模はギガンテスが七、ゴライア二十体をすでに確認していますが、それ以上の可能性も高いと思われます。ゴブリンは海岸沿いを泳いできており、もう間もなく襲撃が始まると予想されています」


 などと係員が説明しきる前に、ギルドホールに開拓者が走り込んできた。まだ少年と言っていいくらいの男の子だ。七歳くらいだろう。


「ゴライアとゴブリンの混成群が港に現れました!」

「報告ありがとうございます。車両を回すので、あなたも乗ってください」


 どこかの開拓団の見習いらしい息を切らせている男の子の報告を聞き、職員の一人が男の子を手招く。

 しかし、男の子は心配そうに港の方角を見た。


「……もう、できることないですか?」


 少しでも何か役に立ちたいとでも思ったのだろう。男の子は用事を探す様にギルドホールを見回した。

 職員たちも男の子にかまってる暇がないのか、必要なだけの資料を持ち出してガレージへ走り出す。ガレージに停めてあるギルドの車両に資料を積み込んで避難するつもりだろう。

 ミツキが自動拳銃の弾丸を確認する。


「行きましょう。まだ青羽根も回収屋も来てないけど、私たちだけでもそれなりに戦力にはなるんだから」

「そうだな。係員さん、あとから来る回収屋と青羽根にさっきの説明をお願いしますね」


 係員に念を押して、俺は男の子の頭に手を置く。


「後は任せて避難しとけ」


 男の子とすれ違ってギルドを出る。

 ミツキが男の子を振り返った。


「お姉さんたちが来たからもう大丈夫だよ」


 後ろ手に手を振って、ディアを加速させる。

 逃げるのが遅れた避難民が通りを走ってくる。大荷物を抱えていて非常に邪魔だった。


「ミツキ、上に行くぞ」

「わかった」


 重量軽減の魔術を発動し、ディアを跳躍させる。

 通りに沿って並ぶ民家の屋根に着地したディアが、邪魔者のいない屋根の上で思う存分に加速した。

 最高速に達すると、屋根の上を高速で走るディアとパンサーに気付いた町の住人が俺たちを見上げて口を開けていた。

 見るからに重量級の鉄の獣が軽やかに屋根を伝って走り抜ける姿は、さぞかし彼らの常識を覆したことだろう。

 屋根の上を走っているおかげで開けた視界の先に精霊人機が四機見える。立ち並ぶ倉庫を背にハンマーや長剣を構えた四機のうちの一機が転倒していた。


「歩兵ども! 足元を守れって言ってるだろうが!」


 精霊人機から罵声が飛ぶ。

 俺はミツキと並んで港に面する倉庫の屋根の上に辿り着き、眼下を見下ろす。

 ゴブリンが次々と海から這い上がり、開拓者や防衛軍に襲い掛かっていた。

 視線を海へ転じれば、ゴライアが斧の形に変形させたアイシクルを精霊人機に投げつけていた。

 精霊人機は魔術で対抗しているが、足元の開拓者や防衛軍が邪魔で思うように動けないでいる。

 転倒している精霊人機は両足が凍りついて足かせでも嵌められたようになっていた。


「酷い乱戦だね」

「魔力袋持ちのゴブリンばかりみたいだな」


 防衛側の戦力が圧倒的に足りていないのだ。小型魔物のゴブリンと言えど、魔力袋を持つ個体ならば訓練した兵士三人ほどで囲んで殺すのが定石とされている。

 みんながみんな飛蝗の戦闘員くらいの実力者なら防衛も十分可能だったのだろうが、ここにいるのは開拓者になって半年前後の素人ばかり。防衛軍の歩兵は良い動きをしているが、開拓者に動きを阻害されている。


「指揮官が無能だな。配置から間違ってる。ミツキ、ここの奴らの指揮には従わないで済む方便ってあるか?」

「私たちはマライアさんの指揮下で、今はデイトロさんの指揮に従う、って事でいいと思うよ」


 言葉を交わしながら、積極的にアイシクルで作った斧を投げているゴライアに照準を合わせる。


「ミツキ、一度戦線の立て直しが必要だ。海岸線のゴブリンを一掃できるか?」

「のーぷろぶれむ」


 気の抜ける返事をして、ミツキはパンサーの肩に収納された魔導手榴弾を取り出した。


「それじゃ、活躍しますかね!」


 ゴライアがアイシクルを投げようとした瞬間を見計らって、引き金を引く。

 倉庫の屋根に俺たちがいる事にも気付かず、仲間同士で罵声を飛ばしあいながら乱戦している素人連中の目を覚ます銃声が高く鳴り響いた。

 銃弾は海の中で立ち泳ぎしていたゴライアの目玉を撃ちぬく。

 沈んでいくゴライアにかまわず、俺は次の獲物に照準を合わせた。

 倉庫前の開拓者や防衛軍の歩兵が、対物狙撃銃が奏でる銃声を聞いて罵声を飲み込む。

 いまだ続く剣戟と魔術が飛び交う戦場で、俺は第二射を放った。

 海の中にいたゴライアがまた頭を撃ちぬかれて沈んでいく。


「――て、鉄の獣?」


 誰かが呟く。

 たった一人の呟きが伝播し、嫌悪がない交ぜになった視線が俺たちに届く。

 だから、俺は三度目の銃声を轟かせながら、声を張り上げた。


「よそ見するな!」


 弾かれたように、開拓者や防衛軍の目が敵である人型魔物のいる海に向かう。

 直後、海が爆発した。

 水柱が高く上がり、ゴブリンの死骸が水面に打ち付けられる。

 立て続けに五回、一定の間隔をあけて海が爆発し、水柱が上がる。


「タイミングばっちりだね」


 追加の魔導手榴弾を取り出しながら、ミツキが笑う。

 そう、わざわざ開拓者や防衛軍の目を海に向けさせたのは、俺たちの戦闘力を理解してもらうためだ。

 ミツキが戦場全体に響くように声を張り上げる。


「指揮官、生きてるなら戦線の立て直しをしてください! これから開拓団回収屋と青羽根がここへ救援に駆けつけます。それまで耐えてください!」

「突然現れて何命令してやが――」


 うるさい声を銃声でかき消す。もちろん、しっかりゴライアを一体仕留めた。無駄弾は撃たないんだよ。

 人型魔物たちも狙撃手がいる事に気付いて水面に顔を出すのをやめ、素潜りを始める。

 ミツキが海に魔導手榴弾を投げ込んで人型魔物の上陸を阻んでいるが、港の戦いは未だ乱戦状態だった。

 指揮官が開拓者たちを掌握しきれていないせいで、現場が完全に混乱しているのだ。

 これ以上は俺たちが何をしても逆効果だろう。ただでさえ開拓者と防衛軍という二つの勢力がせめぎ合っている今、どちらの陣営からもいい顔をされない精霊獣機に乗る俺たちが乗り込んでも第三勢力ができて混沌とするだけだ。


「二人で戦線を維持するのは無理だし、ひとまず魔物が港を抜けて町へ行かない様に抑えるしかないな」


 そのためにもゴライアの数を減らそう、そう思ってスコープを覗いた時、沖から向かってくる巨大な人型魔物に気付いた。

 ギガンテスだ。

 俺が開拓者や防衛軍へ注意を促すまでもなく、猛烈な勢いで泳いでくるギガンテスに気付いた防衛軍の歩兵から声が上がる。


「ギガンテスが来るぞ! 精霊人機のそばを離れろ!」


 ギガンテスに対抗できる戦力は精霊人機だけ。だから動きを阻害しない様にある程度距離を開ける。随伴歩兵でなければ当然の判断だ。

 こればかりは罵声を飛ばしあっていた開拓者も防衛軍も関係なく、さっと動き出す。誰も精霊人機に踏み潰されたくはない。

 その時、先端が鋭利に尖った石の槍が海から飛んできて、精霊人機の胸部を貫いた。

 コックピットを正確に貫いた石の槍は込められた魔力を消費しきって消滅する。後に残されたのは胸部にぽっかりと空いた穴から操縦士の血を垂れ流す精霊人機の残骸。

 ……戦場全体の気温が数度下がった気がした。


「畜生、やりやがったな、あのギガンテス!」


 いまだ無事に立っている精霊人機二機のうちの一機が石の槍を遠投したギガンテスを罵る。

 だが、罵るだけだ。

 港から一キロ近く沖で立ち泳ぎしているギガンテスへの攻撃手段など、精霊人機も持っていない。

 悔し紛れに精霊人機がロックジャベリンをギガンテスへ撃ち出す。

 しかし、ギガンテスは海の中に潜ってあっさりとロックジャベリンを避けると、再び海上に顔と腕を出した。

 返礼とばかりに、ギガンテスから石の槍が投げつけられる。

 対する精霊人機は、石の槍を避けられなかった。

 背後に町がある。足元には味方である歩兵たちがいる。

 精霊人機がその手に持つハンマーを振るい、石の槍を打ち返した。

 高速で飛ぶ大質量の石の槍を撃ち返したために肩に負荷がかかり、精霊人機の肩の挙動がおかしくなった。肩の高さ以上に腕が上がらなくなったのか、ハンマーを構える動作もぎこちない。

 港に上がってきたゴブリンやゴライアを効率よく即死させていたハンマー使いの精霊人機がギガンテスに対応することになり、歩兵の負担が一度に増える。

 ただでさえ連携の取れていない歩兵がゴブリンやゴライアに押し切られるまで、そう時間はかからないだろう。

 徐々に、歩兵が海から遠ざけられ、海からゴブリンやゴライアの後続が上がってくる。

 海から上がったゴブリンたちが歩兵に向かって走って行く。その後ろではゴライアが三体、身体強化を施しながら走り出そうとして――

 飛んできた大鎌に根こそぎ首を切り落とされた。

 大鎌についていた鎖が伸びきった瞬間、グイっと力強く引き戻される。


「遅くなったね。みんなの頼りになるお兄さん、回収屋デイトロ、到着!」


 灰色の精霊人機レツィアが歩兵の間を器用に走り抜けながら、港まで辿りつく。

 大鎌に繋がらない方の鎖の先端を地面に垂らすと、わずかにレツィアの手が動いた。

 巨大な鎖が蛇のようにくねり、地面のゴブリンを引き潰す。


「アカタガワ君たちは――無事のようだね。お兄さん一安心だ」


 白い歯を見せて笑っているのだろうけど、レツィアの操縦席にいるデイトロさんは見えない。

 その間も、レツィアが地面に垂らした鎖は執念深い蛇のように次々とゴブリンを引き潰し、弾き飛ばしていた。

 レツィアの手でゴブリンが減らされた事で、歩兵が勢いを取り戻す。

 俺はレツィアに乗るデイトロさんに声をかけ、海にいるギガンテスを指差した。


「あのギガンテスが正確にロックジャベリンを投げつけてきます。すでに一機やられました」

「胸に穴を開けられてる機体だね。よくもまぁ、あの距離から投げて来れるものだよ」


 言ってる側から、ギガンテスが派手に仲間のゴブリンやゴライアを殺戮しているレツィアに向けて石の槍を投擲する。

 かつてない速さで迫るその石の槍を、レツィアは大鎌を投げつけて撃ち落とした。衝突の衝撃は大鎌の鎖が吸収し、レツィア本体には一切ダメージがないようだ。


「厄介だね。一投ずつなら大丈夫だけど、同時に投げられると対処が間に合わなくなりそうだ。ボール君、頼めるかな?」

「足元を掃除してくれれば行けると思いますよ」


 軽い調子で応じたのは歩兵の間を抜けてきたスカイに乗るボールドウィンだ。

 まぁ、スカイなら問題ないだろうな、と思うのは開発者である俺とミツキ、青羽根の面々と開発風景を見ていた者だけだろう。

 歩兵たちの訝しげな視線がスカイに向かう。

 しかし、問題がない事を証明するように、ギガンテスが投げた石の槍をスカイは軽々とハンマーで叩き落とした。

 同じことをして肩を痛めた精霊人機から、操縦士の息をのむ音が聞こえてくる。

 魔導チェーンを使用したスカイの腕や肩関節の柔軟性はそこらの精霊人機の比ではない。多少無理な挙動も衝撃も、スカイにとっては故障の原因になりえないのだ。

 さらに、ハンマーを圧空の魔術で加速させるため、立て続けに投げられた石の槍にも難なく対処する。もしも直撃したとしても、一キロ先からの遠投ではスカイを覆う遊離装甲、セパレートポールの防御力を抜けるとは思えない。


「ギガンテスの投擲は処理するので、兄貴はゴブリンの方をお願いします」

「デイトロお兄さんだよ。お・兄・さ・ん!」


 ボールドウィンの言葉を訂正しながら、デイトロさんは港に上がったゴブリンやゴライアを手際よく始末していく。

 強力な精霊人機が二機加わった事で、歩兵が勢いを取り戻した。

 それでも、海の中にいればまず攻撃は飛んでこないと考えたらしいゴライアを俺は対物狙撃銃の照準に捉えた。

 すでに、形勢は逆転していた。



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