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契約者と契約獣の魂融合  作者: 高島京佑
テスタメント学園入学編
8/26

試合の後の女難?

「はぁー。今日は大変だったな」


 優里は学校が終わった後リュキアやアルドの誘いを断って自分の寮に戻って、ご飯を食べて、風呂に入った後に、自分部屋の無駄に大きいベットに横になってため息を吐いていた。理由は言うまでも無くアウローラの試合のことだ。


「マスター今日のあれはどういうことですか?」


「マスター説明してもらおうか?」


「説明をしてもらえますかマスター?」


「酷いよ~。マスター」


 行き成り優里の聖痕(スティグマ)が輝き、獣人化した契約獣(ミトラ)が現れた。因みに上からウル、ガイア、リレア、ウェンディの順番だ。

 そして優里は今日のアウローラの試合で起こったハプニングを自分の契約獣に問い詰められた。


「お前ら落ち着け」


「「「「いやです(だ)(だよ)!」」」」


 優里は、自分の契約獣をなだめるが、契約獣たちはそれを無視してアスターである優里に近づいてきた。


「今日のは事故なんだ。ウル、お前なら分かるだろ」


「確かにマスターが私を使っていた時、そんな感じはしなかったけど」


 契約者と契約獣には特別なパスが繋がっており、何処にいても頭の中で会話することができ、《契約武器(アーティファクト)》を使っている時は、大雑把だが考えていることは分かる。


 それから1時間かけて優里は契約獣を説得した。


「試合に起きたことが誤解だってことは分かりました」


「やっと分かってくれたか」


「ですが」


 リレアはそう言い、ウルとガイアとウェンディと目をあわせい皆が頷いた。


「気に入らないものは気に入らないのです。例え事故だったとしても」


「そうだよマスター」


「ああそうだぞマスター」


「罰としてマスターには、今日は私達の抱き枕になってもらうね」


 リレアが皆の意見を代表し、ウェンディとガイアがそれに賛同して、ウルが優里への罰を言い渡した。そして契約獣達は優里に少しずつゆっくりと近づいて来る。


「落ち着けよお前ら」

「「「「問答無用!」」」」


 優里はなだめながら逃げようとするが


「逃がさないぜマスター」


 ガイアが優里の背後から逃げられないように抱きつきついて、そのままベットに倒れる。


「いいなガイアのポジション。マスターを一番抱きしめられるところに」


「こういうのは、速いもの勝ちだろ」


「それなら私はここ」


 ウルはガイアの位置に不平を言いながらも優里の右腕に抱きつく。


「それじゃあ、私はここね」


 リレアがそれを見て優里の左腕に抱きついた。


「うー皆に先を越されたー。後残っているところは、ここだ!」


 ウェンディはそう言い優里の胸へ抱きついた。


「おいお前ら良い加減にしろ」


 優里の言葉は届く・・・・・


「ウェンディ電気を消してくれ」


「うん。分かった」


 はずも無く、契約獣たちは部屋の電気を消してそのまま優里を抱き枕にして眠りについた。


(普通にウル、ガイア、リレア、ウェンディの皆と寝ることは別にかまわないが、これはキツイ)


 優里は別にウル、ガイア、リレア、ウェンディと寝る事に不安わない。結構な頻度で良く寝ている。

 だが、今は普通に一緒に寝ているのとは、分けが違う。そう優里は今抱き枕(・・・)にされているのだ。

 つまり、ウル、ガイア、リレア、ウェンディの身体の感触あダイレクトに伝わってくるのだ。


(眠りたくても眠れねぇー。というかこの状況で自我を保てるのか俺)


 優里は現在戦っているのだ!自分の自我で年頃の男の子の欲望と正面から正々堂々と。

 しかし状況は最悪。いくらアタナシアやウルミラの悪戯は慣れて逆に言い返せるようになった。

 だが、それでも今の状況は違う。昔、アタナシアやウルミラが風呂に入っている途中に、風呂に入ってきて悪戯された時よりも(その時がまだ子供ということも会ったが)因みに極々たまにいまだ風呂に入ってくるときがある。


(煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散)


 優里がそんなこと思ってか知らずか、契約獣達は更に密着してくる。

 ウル、ガイア、リレアの豊満なおっぱいが身体に押しつけられて形が大きく変わる。他にも太股も腕や足にも絡ましてくる。ウェンディも密着して来て、小さなつぼみの様なおっぱいも肌にダイレクトに伝わってくる。


(無心になるんだ俺)


 そうして優里の一日が過ぎた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁー。さすがにやりすぎたかしら。でも、あいつが、ユーリが悪いんだから」


 アウローラは、風呂場でシャワーを浴びていた。


「けど、少しやりすぎたかも。どう思う?八咫烏」


 アウローラは、自分の契約獣に話しかけた。

 アウローラの契約獣は八咫烏。神獣種の足が三本ある漆黒のカラスだ。


『まぁやり過ぎたのなら仕方ないだろう。明日謝りにいけばどうだ?向こうもわざとやったわけではあるまい』


 八咫烏は、優里に謝る様に進める。


「そうだけど、私が一方的に悪いわけじゃ」


『分かっておる。だが、主が少しやり過ぎたのだ。普通の攻撃ならまだしも神威(カムイ)を纏って攻撃したのだからな。それも無防備な相手に』


「っう」


 アウローラは八咫烏に正論を言われ、うなり


「分かったわよ。明日の朝、ユーリの所に行って謝る」


『うむ、それがいいだろう』


 アウローラは優里に誤ることにした。

 そしてアウローラは風呂から出てきてベットに横になった。


(起きてたらユーリのことばっかり考えてしまうわ。きっと試合で起きたことのせいね。もう早く寝ましょう)


 アウローラはそう思い、少し顔を紅潮させて眠った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 優里と試合した次の日の朝早くからアウローラは起きていた。


「ええと、ユーリの部屋は確かクラスの子が言っていたのは、確か私達が住んでいる寮と同じ寮だったわね。八咫烏」


『ああ、男子で唯一この寮に入ったと噂になっていたからな』


 噂になるのは当然だろう。《第3世代》、《特異点(イレギュラー)》などと呼ばれる、世界で唯一の契約獣との複数契約者が、テスタメント学園の生徒の中でも特に優秀な生徒しか入れない寮にはいっているのだから。しかもその寮には、女子しかいない。以上が理由だ。


「たしかここね」


 アウローラは部屋にノックした。・・・・が優里の反応は無かった。


「おかしいわね。まだ寝ているのかしら?」


 アウローラがドアノブを握るとロックはされていなく開いていた。


「これって入っていいのかしら?八咫烏」


『まあ、勝手に入るのはまずいと思うが、呼んでも出てこないのだ。こちらも用事があるのだからいたしかたない』


「そうよね。しょうがないわよね。呼んでもでてこないのだから」


(どうしよう。初めて男の人の部屋に入るわ/////]


 アウローラはドキドキしながら優里のドアを開けて、部屋に入っていった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「う、うーん。ふぁ~」


 優里は見事年頃の男の子の欲望に耐え眠った。しかし、まだ戦いは終わっていない、まだ戦いは続いているのだ。戦いはそう。それは起きた時に起きる最後の戦いだ。契約獣たちも一緒に寝た。とういうことは、起きたらすぐ近くで寝ているか起きているのだ。


「ふぁ~。マスターおはようございます」


「ふぁ~。マスターおはよう」


「ふぁ~もう朝ですか。ああ、おはようございます。マスター」


「ふぁ~。マスターおはよう」


 優里が起きると契約獣たちも起きた。しかし優里からは離れない。


「お前らもう朝だから離れろよ」


 優里が契約獣に離れろと呼びかけたその時!


「ごめんねユーリ、ロックがかかっていなかったから勝手に入ったわ・・・よ」


「な、なんで俺の部屋にアウローラがいるんだよ」


 アウローラが優里の部屋に入って来たのだ!しかも契約獣たちに大胆に密着されているところに。


「ユーリそれはどういうこと?やっぱり昨日の事はわざとだったの?」


 アウローラが笑顔で(目は笑っていない)声を少し低くしながら言う。


「い、いや違うんだこれは」


「何が違うのよ!八咫烏!《契約武器》!」


 アウローラは契約武器を顕現させた。形態は前と同じ漆黒の刀だ。


「「「「マスターに何をするの!(する)(してるの)」」」」


 アウローラと契約獣達の修羅場が始まった。


(はぁーもうどうにでもなれ)

 アウローラの契約獣は八咫烏でした。

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