人生はギャンブルです・・・
貧乏だった晴菜は親に無理を言って
女子高に通わせてもらう。
学校では何も得ず卒業していく。
高校を卒業してから人生が変わっていく・・・
第1章 女子高校生
高校時代は、
特にしたい事もなく
学校以外は
バイトをしてるか
友達と遊んでるか
今の高校生と
変わりなし!!
いつの時代も
お洒落なことが
好きな高校生が
多いもの。
髪の毛を染めたり
マニキュアを塗ったり
指輪・ピアス・
ネクレスをしたり
クラブに行ったり
カラオケに行ったり
コンパをしたり
煙草を吸ったり
葉っぱを
試してみたり・・・・・
みんなしてる事はいつの時代も同じ。
昔は今より遊ぶ所が
少なかったので
似たような遊びを
してただけ。
そう私、晴菜はみんなと
同じような事をしてきて
普通に生活していくもの
だとこの時は思ってた。
この後、
晴菜の人生が
どう変わって行くのか
この時誰も知らない・・
高校2年の春
あーーー。
クラス変わって
しゃべる人も
少なくなって
楽しくないな・・・
高校やめたいな〜
大黒柱の父親が
私が5歳の時に
亡くなって以来
母親・兄・私の3人で
貧乏生活をおくってた。
私学に入学できる程の
お金なんて
うちの家にはなく、
セーラー服がかわいい
って理由だけで
無理を言って借金
してまでも入学させて
もらったのにそんな親の
気持ちも全くわからない
バカ娘!!
そうだ!!
高校を中退したら
お母さんはお金で
大変な思いを
しなくてすむかも・・・
ほんっとバカ娘。
この時私は全く
親の気持ちなんて
しらなかった。
やっとわかってきたのは
30歳に近づいてきた時
急に自分が
バカ娘だった事を思う。
しかし、親というのは
手がかかる子程
かわいいもの。
できる子って口だけ
達者で全然かわいく
ないんだよね。
晴菜:『お母さん!
高校やめてもいい?』
母:『は?』
晴菜:『なんか
面倒くさいし、やめたら
お金もかからなくなって
楽になるでしょ??』
母は泣いた・・・
晴菜:???
母:『私はお父さんが
亡くなって、女でひとつ
頑張って育ててきたのよ。
あそこは母子家庭だから
っていわれないように、
子供につらい思いをしないように。
そして亡くなったお父さんの為にも
しっかり子供を育てようと・・・
高校を卒業して堂々と
社会人としてみおくる
までは・・・』
晴菜:『ああー。ごめんごめん。
わかったわかった。
ちゃんと卒業するから』
(はー面倒くさい!!
とりあえず高校を卒業す
れば文句言われなくなる
から今からバイト代を
貯めて高校卒業と同時に
大阪に出ていこーーっと
。。。
こんななーーんにもない
奈良からは出て行こう
ーーっと。
しかし・・・
セーラー服がかわいいっ
てだけの理由で東大阪の
学校にしたのは
間違ったな〜。
今のバイトが大阪なので
今の間に大阪の知り合い
でもつくっとくか!!)
高校3年
先生:『就職は??』
晴菜:『しませ〜ん』
というわけで就職活動もせず卒業する。
第2章 花の18歳
晴菜は高校からアルバイトをしていたお好み焼き屋で勤めていた。
<は〜。人生これでいいのだろうか・・・
仕事でもさがそっかな〜>
ふと求人情報誌をみた。
吉本興業????
もちろんお笑いをするわけではなく劇場の受付の募集だった・・・
思い立ったらすぐに行動する晴菜は早速面接に行った。
社長:『今回の受付の募集はもうきまっちゃったんだよね〜
べつの所ならあるけどそっちはどーお??』
晴菜:『私、吉本興業で働くのが小さい頃からの夢だったんです!!
どうかどうかこちらで働かせて下さい!!』
社長:『まあそこまでいうんだったらやってみるか??』
晴菜:『はい!よろしくお願いします!!』
<うわ〜芸能人にいっぱい会えるぞーー>
人生カジノ2
へつづく・・・
ふとみた求人誌にのっていた所に面接に行く・・・
そこは有名なお笑いの会社。
さて会社では・・・