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ニンギョウ・エチュード  作者: たもつ
35/60

同日 19:20〝リハーサル〟完了

 私は蕗屋〝ドール〟と繋がり、カイラの指示の元でかつて彼がしたであろう軌跡を辿る。

 

 蕗屋がしたかったこと。

 

 彼が企てた不可能犯罪。

 

 私はそれを自ら動き追体験することで、ようやく理解する。

 

 彼は失敗した。

 

 だけど、蕗屋の〝ガワ〟を纏った私は、シミュレーションの中でそれを成功させた。

 

 そして、知る。

 

 あの日あの時あの場所で、何が起きたのか。

 

 恐らくそれは全貌の何割かにすぎないのだろう。はっきり言ってまだ分からないことは数多くある。だけどそれを聞いたところでカイラは答えてくれない。全てを語るには、観客が足りない。こういうのは関係者一同揃った前で披露すると相場は決まっている。

 

 そして、その点カイラに抜かりはなかった。


「じゃあ、みんな集めましょうか――幕を上げるわよ」


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