★今までのあらすじ (1章〜3章)
多くの方に、今からでも読んで頂けるように。
そして作者自身が、もう一度作品を見直すために。
今までのあらすじ・人物紹介を、まとめてみました☆
必要のない方は、読み飛ばしてくださいね。
★ 《 あらすじ 》 ★
時は現代。
人間を喰らいながら生きる存在『妖力者』を、浄化する能力をもつ『天力者』。
その長にあたる『天主』を代々継承してきた宮家に、前例の少ない女性『天子』が誕生する。
それが主人公の、宮 芹七だ。
時が時なら姫として崇拝される立場にあるのだが、大学生の彼女はいたって能天気。
役目とは無縁の、フワフワ・キラキラした生活を送りたいと日々考えている。
それにつき合わされているのが、同じく天力者で幼なじみの紫己。
大学で仲良くなり、能力を開花させた蒼。
2人の仕事にたまに巻き込まれながらも、芹七は楽しい大学生活を送っていたのだが……。(第1章)
ある日、絶対的権力をもつ天主である父親より、政略結婚を決められてしまう。
その相手は一族の中でも優秀な、銀河。
まともに男の子とつき合ったこともない芹七は、ただ困惑するばかり。
そんな状況を見かねてか、紫己は助け舟を出してくれた。
一族が長い間探し続けてきた2つの『妖石』を、2ヵ月後のクリスマスまでに回収できれば。
せめて結婚相手は、芹七自身に選ばせるようにと……。
その時から、ただ甘えながら生きてきた芹七の運命は、大きく変わり始めてしまう。(第2章)
女性天子が産む子供には、どんな天力が宿るのか……………。
天主はどんな手段をとってでも、早く孫の顔が見たいようだ。
積極的に芹七を欲しがる、銀河。
勢いで婚約者に立候補宣言してしまい、自身で戸惑う紫己。
そういう環境に染まっていない蒼だけが、やたら冷静に状況を見つめていたりして。
そして1つ目の妖石が、京都にあるという情報を得た芹七は。
3人のナイトを引き連れて、回収に向かうのだった。(第3章)
★ 《 用語集 》 ★
「 宮 芹七 」
ゆるくウエーブがかった長い髪の、青波大学1年生の小柄な女の子。
甘えん坊ののんびりした性格で、可愛いものとスイーツに目がない。
『天力』と呼ばれた術力を、代々継承する家柄の姫で。前例の少ない女性の『天子』として 大切に育てられてきた。
しかし本人に自覚なし。やる気もなし。
できるだけ自由に、のほほんと生活していきたいと考えている。
「 天海 紫己 」
キレイな顔と細身のスタイルが周囲の目をひく、青波大学2年のオシャレな男の子。
ふわりとした雰囲気とは裏腹に、辛口で意地悪いところがある。
宮家を支えつづけてきた天海家の嫡子。幼なじみで守り役。
女の子には不自由のない彼だけど、どうやら芹七が他の男のものになることは気に食わないらしい。
芹七にとっては素直に甘えられる、口うるさいけど大好きなお兄ちゃん的存在だ。
「 月島 蒼 」
黒髪と健康的な肌が印象的な、青波大学2年のスポーツマンタイプの男の子。
無口でクールな性格の彼だが、芹七たちの前では飾らない性格を見せる。
自分に人と違った力があることには気付いていたが、大学に入るまで平穏な毎日を送ってきた。
紫己と出会ったことで、天力者として仕事の契約を結ぶことになる。
普通の感覚をもつ彼は、芹七にとって居心地良く。心休まる友人。
「 階堂 銀河 」
シルバーフレームの眼鏡が似合い、凛とした立ち振る舞いが美しい、秀麗院大学2年の超美形男子。
ミステリアスで近寄りがたい雰囲気をもつが、芹七に対しては甘くソフトだ。
天海家と並ぶ家柄の嫡子で、幼少の頃より上に立つべく教育を強いられてきた。
自分にも他人にも厳しい性格で、特に紫己に対しては敵対心をもっているよう。
優しくて色っぽい彼の行動に、芹七はドキドキさせられっぱなしだ。
「 宮 八純 」
肩まである黒い髪が神秘的な、秀麗院高校3年の、芹七の弟。
成績優秀、品行方正。出来すぎなくらいの大人びた男の子で、常に冷静で的確な判断をする。
次期天主となることを定められた、誰もが期待する正当な血すじの天子。
芹七にとっては兄のような、頼れるよき理解者。
「 徹平くん 」
新宿で出会い、ファーストキスを明るく奪っていった、カワイイ顔した小柄な男の子。
名前も年齢も不明だが、小池徹平くんに似ていたことから、芹七が勝手にそう呼んでいる。
偶然か必然か、2度目は地元に現れた。
どうやら芹七を気に入っているらしい。
「 天力 」
天地に宿る、自然の力を借りてあやつる術力。
妖力者の浄化や、妖人の力の解放などを行うための力。
「 天子 」
天主の血を受けついだ、上級天力者。通常は男子のみ。
「 妖人 」
妖力者に喰われて、妖力に支配されている人間。
「 妖石 」
祖父の時代の上級妖力者を、封印したときに現れた石。2つ存在する。
持つものを選び、形を変えるそれは、常に封印をほどこさなければならない妖力の塊。
だが、数年前から行方知らずになっていた。
ご覧頂き、ありがとうございました☆
次は第4章スタートです! 気合入れて書きます!
本日中には、更新予定です♪
あと、どなたか私の小説のイラストなど、描いて下さる方はいないでしょうか?
独り言のような、お願いです☆
お好きな方ぜひ!