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西川さんは透けています  作者: ステルススター
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第17話 デートの誘い方③

 放課後

 俺は西川さんが神社に向かうのに合わせて学校を出た。

 

 「いいか、一人でデートプランを考えるのは良くない。まだ、二人は付き合い始めて少ししか経っていないのだから相手の好みを完璧に把握していないだろ」


 本当はサプライズにしてみたかったが、夏季のアドバイスを聞いてやめた。


 「西川さん今日も、神社?」


 「…うん」


 「なら。一緒に行ってもいい?」


 「…別にいいけど」


 よし、まずは二人になれた。

 次は…空いてる日を聞く。


 「今週の日曜日って空いてる。良かったら—」


 「いいよ」

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