表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
西川さんは透けています  作者: ステルススター
210/220

第55話 相手の為に⑧

 電車の席に座っているのでお互い顔が見えない状態で話を始めた。


 「話って何?」


 どこかしら早く帰りたそうに悪西川さんは言う。


 「その・・・君にも迷惑をかけたと思っていて。ごめん」


 「べ、別に私は自分の為にしただけだから、謝らなくてもいい」


 「でも、そのせいで危険な目にあったのは俺じゃなく西川さんだ。本当にごめん」


 「・・・」


 それ以上、悪西川さんは何も言わなかった。


 「話ってそれだけ。それじゃあ」


 「待ってあと一つだけ、頼みたいことがあるんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ