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第5話 告白大作戦①
翌日
「そろそろ門限ですので、明日の午後にこの場所に来てください」
昨日、憲に言われ、手渡された地図を書か手にその場所に来た。
ボロボロの家。
ここで会っているのか?
「待ってましたよー」
ボロボロの家から憲が出てきた。
「早く入って下さいよ」
手招きする憲に従ってボロボロの家に入った。
「どうですかここ?」
憲が自慢げに席に座った。
家の中はなんとカフェだった。
「こんな所にカフェがあったのか」
「はい。ここのご主人が定年退職して好きだったコーヒーを入れる仕事を自宅を少し改造して作ったんです。地元の人もあまり知られてない隠れ家的存在な場所なんですよ」
「…あまり、知られてなくて大丈夫なのか?」
「ご主人はあくまでも趣味なのでたまに休みの時もあります」
なるほど、あくまでも仕事ではなく趣味のお店、だからそこまでの利益は考えていないのであろう。
コーヒーを二つ頼み本題に入る。
「どうやってお姉ちゃんを落としましょうか?」