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西川さんは透けています  作者: ステルススター
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第48話 口裏合わせ①

 「おい。大智起きろ!」


 「………」


 返事がないただの屍のように気絶してしまった大智。


 「ごめんなさい。また、私勝手なことしちゃって」


 頭を何度も下げる紗季を俺と西川さんのふたりで慰める。


 「今のは仕方なかった」


 「……大智…最低…だから仕方ない」


 ぎこちなくも紗季を元気付けようとして話す西川さん。


 そんな中、インターホンが鳴った。

 窓から赤い光がピカピカと光り輝いている。

 

 「警察だ。扉を開けなさい」

 

 大智が呼んだ警察が家に来たのだ。

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