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西川さんは透けています  作者: ステルススター
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第38話 西川さんは…①

 「俺を独占したい?」


 「そう。本人も気付いていなかったけど、心の奥底で確かに独占したいと思っていた。だから、私が協力してあげようと思って出てきたの。けど、失敗しちゃった」


 舌を出してテヘッと悪可愛く笑う西川さん。それを見て、今の人格を悪西川さんと呼ぼうと心の中だけで、思った。


 「…出てきたって事はお姉ちゃんの人格は今出てる人格が戻れば元に戻るの?」


 「そうだよ」


 悪西川さんは少しも躊躇せずに答えた。


 「じゃあ、戻ってよ!」


 「嫌だよ」

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