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西川さんは透けています  作者: ステルススター
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第36話 向こうから③

 慌てて部屋を飛び出ようとしたが西川さんが俺の腕を掴んできた。

 

 「…私たちって恋人なんでしょ。何で逃げるの?」


 西川さんが言うがそういうのはちゃんと大人になって責任を取れるようになってからではないと、西川さんを不幸にしてしまう。

 

 「私は全然いいよ」


 西川さん手が俺の体を添うようにして徐々に下に向かっていく。

 

 「きゃ」


 俺はとっさに西川さんを押して俺から離してすぐに部屋を出た。


 「ごめん、西川さん。でも、やっぱりこういう事は大人になってから…」


 扉越しで部屋の中にいる西川さんに声をかけるも返事はない。

 

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