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第3話 友達になる⑥
「「「……………」」」
辺りシーンとなり周りの人たちがこっちをみる。
ま、ま、間違えたーー!!
勢い余って告白してしまった。
でも、西川さんは何も反応してな…。
「…ッ……」
は、反応シター!
西川さんは耳まで真っ赤にして俯いている
「ご、ごめん…あの…その…プリントを…あっ!待って」
………西川さんは走り去ってしまった。
「ママー。このお兄ちゃんフラれちゃったの?」
たまたま近くにいた子供が自分の母親に尋ねる。
「そうね。そっとしてあげましょう」
周りの人たちが哀れみの目を俺に向ける。