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魔法少女に転生したら〇〇されたww  作者: メろロメん
3章 白き魔女
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嘘つき


「いや、ごめんなさい。ふざけてしまいました」


そうだ、ボクは素直でいい子だ。ちゃんと悪かったら、悪かったと言う事ができる。


「えーと それで ストッツガルトさんは、ボクについて来るという事でいいですか?」


世の中に、メリットだけあってデメリットがない話なんてない。


ストッツガルトさんは、ボクを裏切って敵になることもありそうだし、頭のネジが1本どころか10本くらい抜けてそうだ。


だけど自称元神だから、この世界の情報をいろいろと知っていそうだし、例えそれが嘘でもボクがみた感じ能力は高いから、いざという時に何かしらの役には立つはずだ。


結局は自分を救えるのは自分しかいないのだ。人を頼ってはいけない。人を信んじてはいけない。使えるならば使って、使えなくなったら、切ればいいだけの話だ。


「そうだ 俺はお前についてく 地獄の果てまでな ギャッハッハッハツツッ!!!」


「はぁ そうですか⋯」


「もっと 喜べ 人の子よ 俺はお前を絶対に裏切らない どんな欲望でも思いのままだ」


ストッツガルトはグイッと翼に顔を近くに寄せた。翼は唾が飛ぶから、嫌だなと思った。


「今夜は月が丸くて綺麗だ そうだ お前の心の奥底に潜む願望を一つ叶えてやる 信じていないようだから、俺の力の断片を見せてやろう」


「いや 見せなくていい こんな所で無駄に対価を使いたくないよ」


「心配には及ばない これに関して対価は必要ない 無料お試しと言うヤツだ 人の子はこういうの好きだろ? 」


うーん。やはり色々ズレているんだけど、悪意は感じられないんだよね⋯


「さぁ 俺の目を 見ろッッ!!!!」


目を見るつもりはなかった。しかし、翼は反射的にその深紅の目を見てしまった。

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