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魔法少女に転生したら〇〇されたww  作者: メろロメん
3章 白き魔女
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27話 王宮の庭園でお茶会を その2


「それで餓狼族のシュリを助けに行く時の保険としていざとなったらボクらを安全な場所に転移魔法で逃してくれる人が欲しかったのさ あとボクにその魔法を教えてくれる天才がね」


王宮の庭園でテーブルを囲んでお茶をしながらボクはテスタロッテにここに来てもらった本当の要件を話していた。


「ちょーほう活動なら私じゃなくて ジョンにお願いしたほうがいいわよ」


「ジョンって誰?」


「『救いの会』のメンバーのひとりだよ 翼ちゃんも会ってるはず」


「えっと あの 地味な人かな」


「そうそう でもいつも地味ってわけじゃないわ 見た目がころころ変わるからね」


「見た目が変わるって 変装が上手かったりするんだ」


「そういわけじゃないの 顔を変化させるのよ 一度見せて貰ったけどすごいの 顔がぐちゃぐちゃぐちゃーってなるんだよ」


「へーそうなんだね」


「そうだ ジョンを呼んだげるよ」


なんか犬を呼ぶようなノリだな。


「そんな簡単に来てもらうことができるの?」


「できるわよ ジョンと私はお仕事の時にペアを組むことも多いし 仲良しなの」


「ちょっと 待ってね 呼んでくるから」


そう言うと止める間もなくテスは姿を消した。速くてよくわからなかったが転移魔法を使ったようだ。


「はい 連れきたよ」


ものの数秒でテスはジョンを連れて姿を現した。


「なんですか テス?私は今 忙しいのですが・・・」


「もう連れてきちゃったの?! いや すいません 忙しいならいいんです」


「失礼しました 翼様 大丈夫です ご用件を仰って下さい」


いや絶対に大丈夫じゃないだろ。ボクとしてはあんまり話を大きくはしたくないんだけどな。そもそも何を聞けばいいんだろうか・・・


「あの 忙しいところ 本当にごめんなさい ボクは人を探していまして その話をテスにしたら いきなりジョンさんを連れてきてしまって」


とりあえずテスに責任を押し付けてみた。


「いや 気になさらないでください テスに仕事を邪魔されるのは日常茶飯事ですので 人を探しているという事ですが もしかしてシュリという餓狼族の少女の件ですか?」


「あ そうです なんで知ってるんですか?」


「ガジャに調べるように依頼されましたからね 報告もあげていますよ 聞いていませんか?」


「そうなんですか ガジャさんはシュリの行方はわからなかったと言ってましたけど」


「それはおかしいですね 私は正確に彼女の現在の居場所を報告しています」


「えッ 居場所も知っているのですか?」


「はい まぁ 今 生きているかどうかはわかりませんが・・・」


「!?」


「それはどういうことですか?」


「私が発見したときはかなり酷い拷問をうけて虫の息でしたから」


「・・・」


「なんで 放っておいたのです?」


「ガジャからの依頼は調査だけでしたので」


「今から 助けることはできますか?」


「すいません どうも話に齟齬(そご)があるようなので一度 ガジャに確認をとってもよろしいですか?」


「あの なにを勘違いしているんですか?ボクは今から助けに行くように命じているんだよ 生きているかわからないような状況なら 一刻の猶予もないだろッ?」


翼は前後不覚にブチ切れていた。


「そもそも ボクの命令を握りつぶしたヤツに確認をとるなんてどーいうつもり?神の使徒である『白き魔女』に逆らうの?」


「いえ 滅相もありません 失礼しましたッ」


「すぐ助けにいくよ とりあえず わかっている事を全部話して貰えますか? 」


「はい 仰せのままに・・・」


こうして急転直下で翼たちはシュリの救出に向かうのであった。



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