表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女に転生したら〇〇されたww  作者: メろロメん
1章 旅立ちのとき はじまりの場所
5/112

05話 牢の中なう その2


ヒロに組み伏せられ泣きじゃくっていた。これから起こることが怖くて怖くてたまらなかった・・・


「ヒロさ〜ん 貴方はなにをしているのかなぁー?」


突然みうの声が響く。


「え? いや あの・・・」


ヒロが手を止めてしどろもどろになる。


「翼さんに手をださないと約束しましたよねー?」


「あ いや うん ごめん」


ヒロは翼を犯したかったので嘘をついていたのだ。


「大丈夫ですー?何もされませんでしたぁ?」


「はい 大丈夫です・・・ 助けてくれてありがとうございます」


嗚咽まじりに答える。震えが止まらない。


「うんうん 怖かったね エリカちゃん 服を着せてあげて下さい」


エリカが翼の乱れた服を直し下着をはかす。


「ありがとうございます・・・すいません あの・・・この拘束も解いてもらえますか?」


「え!? 」


「助けてくれたんじゃ・・・ないんですか?」


エリカが爆笑する。


「翼 マジうけるんですけど〜 この子 頭超わる」


「別に翼さんを助けた訳ではないですよー 売るときにキズモノだと値段が下がってしまうものでして」


みうがことも無げに答える。その顔にゾッとして再び強い警戒感と恐怖を抱く。


「まぁ まぁ 翼さん落ち着ついて下さい 私達は翼さんを奴隷として市場に売りにだそうと思ってますけど無理やり奴隷にする訳ではないんです それはいけない事だと私は思います なので私達は貴女の意思を尊重しますよー 翼さんが心の底から奴隷にして欲しいと言うのをお待ちますのでゆっくりとそこで考えてみて下さい♪」


「バイバイ また 会おうね 翼ちゃ〜ん!」


そう言い残すとヒロ達は去っていった。



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼



震えがやっと落ち着いてきた。ヒロはまた会おうねと言っていた。ヒロのことを思いだし記憶がフラッシュバックする。ガクガクと足がまた震えはじめる・・・


「落ち着け 落ち着け」


自分に言い聞かす。みうはヒロにボクに手を出さないように言っていた。だから大丈夫だ。いやまた嘘をついて襲いにくるかも。いや大丈夫だ。大丈夫だ。怖い。怖い。怖い。落ち着け。落ち着け。どうすればいい?どうすればいい?どうしてこうなった?考えろ。考えろ。翼は必死になって考えはじめる。


そもそもなんでボクはヒロ達についていってしまったのだろうか。見ず知らずの人についていっちゃダメだとそう言えば母さんがいっていたな・・・いや今はそんな事はどうでもいい。でも自分にとってプラスにならなければ人は近づいてきたりはしないものだ。そんな事はわかっていたはずじゃないか。


「また 騙された」


ボクはもとの世界でも友達に裏切られ騙された事があった。まだ学校に通っていた時の話しだ。僕には好きな女の子がいた。その女の子も翼の事が気になっていた。付き合ってはいなかったが両想いだったのだ。だが翼と仲が良かった親友もその女の子が好きだった。


翼の親友はその女の子と付き合うためにその子が翼の悪口を言っていると翼に言った。そしてその女の子には翼がその子の悪口をいっているとその女の子に言った。


翼はあの子がそんな事を言う筈がないと思った。だが自分はあの子が好きだしあの子も僕のことが好きだと面と向かって言う事なんてできなかった。そんな事を言えばみんなに影でなんと言われるか分らないからだ。


「なに あいつ勘違いしてんの マジ引くわ」


そんな風に必ず言われる。そもそも誰かを好きになるというだけで学校ではからかわれるものだ。翼は親友の言うことを否定しなかった。そして信じてしまった。空気に流されその女の子の悪口を言うようになった。その空気を作ったのは他でもないその親友だと言うことに気付かなかった。その女の子も同じように翼の親友の言うことを信じた。


気が付いた時には翼はその女の子のストーカーということになっていた。翼は教室で孤立し誰も味方はいなかった。


「あんな人と付き合ってるはずないじゃん マジキモいよ」


そう話していたあの女の子の後ろ姿を僕は忘れる事ができない。


後になって僕は親友のSNSの裏アカを発見した。


「キミはあいつに騙されているよ」


そこにはいつも親友が言っている事とは真逆の事が僕の悪口がこれでもかと書かれていた。表面上は彼と問題なくやれていたのに・・・彼のことは友達だと信じていた。


結局僕は学校に行かなくなり家に引きこもり、親友はその女の子と付き合いはじめた。


「人は信じられない 人を信じるヤツは馬鹿だ」


あの時そう学んだはずだったのに・・・また信じてまた騙された。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ