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魔法少女に転生したら〇〇されたww  作者: メろロメん
3章 白き魔女
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ダンジョンに行く 普通の冒険 その2

「テス お願い!」


「うん」


あっという間に天冥の塔に到着した。ワープの魔法はとても快適だ。ルーラ的なヤツをボクも使って見たいけど、その才能はボクには無かったようで残念だ。


てか、女の子の4人組が天冥の塔に入るとなると、きっと普通に目立つだろうし、ボクが白き魔女のツバサだとバレたら大騒ぎになる。それは嫌だ。とても嫌だ。


なので、テスには塔の傍の上空にワープして貰った。この高さまで来れば、下からは見えない筈だ。


「さーて どうしようかな」


ちなみに、ひまひまは空を飛ぶ魔法は使えないので、ボクが魔法でお姫様抱っこしながら、宙に浮かしている。別にお姫様抱っこをする必要はないのだけれど、やってみたかったのでやってみた。


ボクの方が背が低いので、多分かなりチグハグな感じだと思う。ひまひまは、とても恥ずかしそうな顔をしている。好感度がかなり下がった気がした。


「このまま 空を飛んで 一気に上まで昇ってしまってもいいのだけれども それだと 面白くはないよね」


「うん うん そーだね♪ そーだね♪」


エマちゃは、軽い感じでノリよく答えてくれた。ひまひまは、おどおどしながら頷いている。テスは、話を聞いていない。明後日の方を向いて妄想にいそしんでいるようだ。


「それに たぶん 上から行っても入れないよね」


「うん うん そーだね♪ そーだね♪」


「⋯⋯」


「⋯⋯」


「とは言っても 他の人達と同じように下から入ったら かなり目立つよね 目立ちたくはないな」


「うん うん」


「エマちゃの魔法で みんなで冒険者の影に入って気付かれずに移動する事って できる?」


「できる♪ できる♪」


「じゃあ お願い」


了解(ラジャー)


ボクたちは、人目を避ける為に細心の注意を払い、タイミングを慎重に見極めて、息を合わせて影にダイブした。その結果、誰からも気づかれずに冒険者のパーティーに潜り込むことに成功した!やったッ〜!!


⋯ボクは一体、ナニと戦っているのだろうか?

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