私はあなたの事を思ってやっているのに、なんでそれが分からないの?
「皆んなが翼ちゃんを許さなくても 私は翼ちゃんを許してあげよう♪ 」
みぅは翼に対して、そう思った。
「でも 他の皆んななら絶対に翼ちゃんを許さない⋯」
みぅは翼に対して、そう思った。
「だから 私は皆んなの為に 翼ちゃんを許しちゃいけない 」
みぅは翼に対して、そう思った。
「翼ちゃんはなんであんな酷いことを皆んなにしたのだろうか?」
みぅは翼に対して、そう思った。
「私はこの世界にきて右も左も分からない翼ちゃんにここでの生き方を教えてあげたのに!」
みぅは翼に対して、そう思った。
「この世界で生きるためには 強い人に頼って行かなければならない そう 私がそうしたように⋯ 」
みぅは翼に対して、そう思った。
「私は翼ちゃんの為を思って行動したよ」
みぅは翼に対してそう思った。
「でも 翼ちゃんはその恩を仇で返したよねッ!!!!!」
みぅは翼に対してそう思った。
「そういうことしちゃダメだって事を私は翼ちゃんに教えて あげなければならない」
みぅは翼に対して、そう思った。
「そうだよね!翼ちゃんの為にそうしてあげなければならないよね そうだよねッ!!!!!!」
みぅの神の祝福は不死身になる事であった。どんな魔法で燃やされても、どんなに鋭い刃で細かく切り刻まれても、彼女は何度でも復活するのであった。