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俺の異世界冒険記!  作者: ワシュウ
領主の娘 領地に行く
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隣国のダンジョン エジソンと魔法の種編2

「大丈夫か!幼い君には刺激が過ぎたのではないか?立てるか?掴まりなさい」

エジソンからの気遣いが身に染みる。


サルマンからされたディープな舌使いは腰が抜けそうだった。

女の子がよく言う、下着の換えがないってこういう事だったんだな・・・なんか、めちゃくちゃ悔しい!


雰囲気がカヤックに似てるとか思ったけど、全然肉食やんか!

ダニエルとは違って、ってもうどーでもいい!くっそー!


マリアンヌどこ行ったんだよ!


多分ここって、イベント発生してんだろうな。

前回の石化解除のスクロールからして、ゴーゴンやメドーサが相手だろう。鏡を頼りに近づいて首を跳ねるなんて難易高いなぁ。


俺の細剣の錆にしてくれよう!フハハ


「トーマスさん、敵が来るから。どっちの剣がいいですか?

敵が来たら視線を合わさずに首を跳ねて下さい!

人間だった場合は急いでくっつけてヒールするとギリ間に合うかもです。

敵はおそらく石化の視線を放ってくると思います。

万が一石化しても、この前ので解除の魔法を習得しましたから!」


「私には、そっちの異国の剣は扱いきれない。その細剣を貸してもらおう。

敵に心当たりがあるのか?出てくる敵が何なのか言ってみよ」


「おそらく、メドーサかと。蛇の髪の毛の恐ろしい怪物でしょうね。視線を合わさずにいれは大丈夫ですけど見かけたら逃げましょう」


下に降りる階段で、いつもならラミアが出てくる壁なのに、すでに壁が壊されて出た後だった。

可哀想に、トラップに引っかかった見習いの誰かは生きてるかな?


すると、階段の下からズルズルとラミアが体を引きずってる音が聞こえた。


先手必勝!


「ターンアンデッド!ムラマサ行くぞ!居合い斬り!」


「キッシャァァァァ!」

いつものラミアだと思って切り掛かったら、バジリスクだった。

メドーサみたいな人の形なんじゃなくて、巨大蛇の化け物バジリスクだ。


「キャァァ!トーマス逃げろ!ターンアンデッド!くっ、効果あるけどHPが高い!」


「な、あの化け物は?」


「トーマス走れ!石化の視線に気をつけろ!あれはバジリスク、蛇の化け物だ!

キャア!追いかけてきた!ムリムリムリィ

マリアンヌゥ助けてぇ!」


「はっ?あれが蛇の化物?ほとんど龍じゃないか!」


「くっ、光の矢を放って離脱するぞ!振りかえるなよ!

おりゃ!しにさらせ!」


俺はズルだとわかってる光の矢を沢山だした。当たった所からバジリスクの体が吹っ飛んだ。

そして、天井からつららのように光の矢を下げて道を塞いだ。

逃げる時間稼ぎがしたかったのだ。


適当に飛び込んだ部屋に入りターンアンデッドでいたゾンビを消し扉をしめた。


「ハァハァハァハァバジリスクがいたとは!

あいつらも首を跳ねて倒すんです。視線が合うと石化します。強敵でしょうね!

どうします?マリアンヌ置いて離脱しますか?」


「はぁ?君は何を言ってるんだ!マリアンヌ殿を置いていくのか?」


「まあ、置いてったらアイツめちゃくちゃ怒って拗ねてイジケると思いますけど、あいつも落し穴で帰れるし。

2、3日もすると流石に置いてかれたの気付いて帰って来ると思いますけどね?」


「そういう問題ではないであろう?

こんな強敵がわく場所に置いて行くなど、可哀想過ぎないか?

君はマリアンヌ殿と仲が良いと思っていたが?」


「そりゃ"かくれんぼ"で一人だけ見つけてもらえずにみんな帰ってた時の残念感は一生残りますけど・・・

ここの敵って倒せるかなぁ?」


「別に敵を倒す必要なかろう?マリアンヌ殿を見つけて帰ればいいのだ

それに、彼は武器も持たずに大丈夫なのか?」


「聖者のローブの効果で石化は防げるかと思いますが多分アイツなら逃げ切れると思う」


ドカドカドカっと音がして扉の外がうるさくなった、バジリスクが暴れてるのかと思いトーマスの背中に隠れて警戒すると、扉がバンっと開いた。


ひぃ!


あ、マリアンヌだった。自分で戻ってきたの?


「お前、どこ行ってたんだよ。

無事だったのか?バジリスクいただろ?」


『宝箱探してた』プイッとしてイジケてた。


手には宝箱があって、何やってんだとホッと安堵した。


そして、見かねたエジソンが声をかける

「彼女は、

マリーウェザーは、マリアンヌ殿が人斬りにならぬように心配していました。

自分が切られた事よりも貴方の事を心配したいたのです。

今も探すまで帰らないと話していました。

ご無事で何よりです。脱出しましょう」


『え?そ、うなの?

僕の事心配して探してたの?お前、自分が切られたのに僕の事心配だったの?

もう、お前が血に濡れて倒れてたの見た時に体が勝手に動いてたの!

心配かけないでよねっ!あ、傷は?見せて!大丈夫なの?』


エジソンのナイスなフォローでマリアンヌの機嫌が治り、マリアンヌは俺の服をたくし上げて脇腹の傷を確かめて、挙げ句に傷があったところを舐めてた。

猫か?


「アヒャ、アハハ!ちょ、くすぐったい!アハハ、ヤメロ!アハハ舐めんな!ハァハァハァハァ」


『お前、なんか女の匂いしない?

何があったの?エジソンとなんかやったの?お前・・・甘い匂いがする!』


え?!


さっきのディープな舌使いでパンツがビチョビチョだけど、やっぱりそーゆーのってバレるの?

ひぇ


「くっそー、悔しい!俺はまだ負けてない!」


『ねぇ!何してたの?お前僕がいないところでいつもなんかやるよね?なんなの?浮気は合法な国だけど僕は許さないから!』


「むぅ、ちゃんと後で説明するから!バジリスクは強敵なんだ宝箱の中身は?

開けていいか?あ!これなら勝てる!バジリスクを討伐するぞ!

でかしたマリアンヌ!

トーマスさん、この宝箱の中身は見てはいけないですよ!冗談でもフラグでもないです!」


「ああ、何が入ってたかも聞かないでおく。タブーは破らない主義なんだ」


「言うのは別に問題ないですけど、見ちゃだめですよ?今から作戦を説明します!」


俺は作戦を説明する




「トーマスさん俺が宝箱を開いたら何があってもトモエと離脱して下さいね?

トモエ、離脱したらトーマスさんの視線を隠せ!いいな?

もうすぐマリアンヌがバジリスクを連れて来ると思いますが、両方をなるべく見ないように!」


部屋の窓を破壊して、トモエとエジソンをいつでも脱出できるようにする。

万が一屋根にバジリスクがいないとも限らないから逃げ時は見極めたい。


『そっちに行くぞ!思ったより早い!』


「トモエ!離脱しろ!」


「マリーウェザー、無事でいるのだぞ!」


俺は頷くと部屋の外に一歩出て廊下に向き直って宝箱の蓋を開けた。


「マリアンヌ、角を曲がる前には落し穴に入れよ?」


今思えば、バジリスク落し穴に落としたほうが早くないか?

まあ、蛇の長い胴体で落ちずに踏ん張られても困るしな、確実にヤル!


『来たぞ!』

すぐに白銀のローブをまとったマリアンヌが飛んできて壁に開けた穴に入り閉じる。

その閉じた壁にドゴーンと壁にぶつかるドデカイ頭のバジリスク。

俺なんて丸飲み?怖ぇ!やるぜ!


俺は頭に上げていた、1つ目を描いた薄布を顔に下ろす。

俺の目には薄っすらとした蛇のシルエットしか見えない。こちらも視線がいるのだ。

俺の視線はいらんかもしれんが念のためだ。


宝箱から盾を出す、バジリスクに向かって構える、おしまい!


「キシャァァァ!」

バジリスクの声って聞いても大丈夫かな?呪われない?

あ、静かになった。


「来いムラマサ!」

刀の状態で俺の手に装着される。


『予想通り石化されました!』

俺は盾を宝箱に戻して立ち上がると


「俺の魔力を半分もってけ!お前ならやれる!

行くぞ村正ムラマサ居合斬り!」


俺は光るムラマサを力いっぱい握りしめた。


怖いから肉眼で見たくなくて、顔に薄布貼ったままで、シルエットを頼りに石化したバジリスクの首を3度に渡り切り上げて跳ね飛ばした。

ムラマサが光りだすからバジリスクのシルエットが見えにくくなって、どこ切っていいかわからなくなって3回も切った。


怖くてドキドキしたのは黙っておいてやる。嘘だ!

急にアドリブで光るんじゃねーよ!バカヤロゥ!



バジリスクの巨大なからだがドゴーンと崩れて粉々になった、足元に生牙がコロリと転がってきた。石化前に牙を切り飛ばしてしまったようだ。



レンジ・マミィのふわふわ花柄のハンドタオルでギュムっとバジリスクの牙を掴んだら、宝箱の中の盾を裏側から一突きにした。


盾から「ギィアァァァ!」と恐ろしい声が聞こえてきめちゃくちゃ怖かったけど、俺も力いっぱい叫んだ。


「ターンアンデッド!死霊は冥界に帰られよ!」


ドス黒い瘴気をゴウゴウ放ちながら宝箱ごと燃えだした。

刺したままのバジリスクの牙から手を離して、レンジ・マミィのタオルごと燃やした。


「ヒール、キュア、ターンアンデッド、石化解除!

こんだけやったら大丈夫かな?

フッ またつまらぬものを切った!」


ムラマサについたゴミを振り払ってチンと鞘に戻した。

終わりだ。




「お前、よく宝箱から盾を出さなかったな?お前は触らないほうがいい。聖者のローブでギリ防げるかわからんからな。」


『なんか禍々しかったから、お前に聞いてからにしようと思って・・・何なのアレ?』


「多分イージスの盾だと思う。

バジリスク同様破壊できて良かったよ。人間が持つにはヤバい力だ。

アイテムボックスにも入れたくない、怖い!

このダンジョンも難易度上がってきて面白くなってきたな!

挑戦者チャレンジャー同士でパーティー組んでやる難易度だよな!今回はギリギリだったぜハハハ」


『そのポジティブ思考なんなの?お前凄すぎない?』


「まあ、勝てたんだし?ハァ!帰ろうぜぇ」


『待って、さっきの説明!』


「え!?」忘れてなかったの?


その聖者のローブで睨まれるとさ、俺が悪い事してるみたいじゃん?どう説明したってお前怒るだろ!


かくなる上は・・・


「あ、お前身長が伸びたんだったな。フフ」

俺が背伸びしなきゃいけないじゃん全く。


『何だよ?そんな顔して誤魔化すんん〜』


俺は慈愛溢れる優しい顔を作り、瞳を潤々させる。

両手で優しくマリアンヌの頬を包みこみ、スルリと後頭部の髪に手を入れて親指で一無でする、反対の手は背中にまわし逃がさないと支えるとそのまま


目を開いて驚いてたマリアンヌの瞳がゆっくりと閉じる。

しばらくクチュクチュといやらしいリップ音が静かな部屋に聞こえる。


魔力をダラダラ流していく。

高校生マリアンヌを相手に息継ぎバージョンだ。

息を紬ぐたびにチュッパと口が離れては戻るあの大人の口付けだ。俺は大好きよくやるやつ。


ハァと漏れたため息はどちらのものなのか


ドサァっとマリアンヌが崩れ落ちた。

膝と腰が抜けたようだ。

見た目高校のマリアンヌには早かったかな?


勝ったぞぉ!


顔を赤くして、唇はぷっくりツヤツヤになり、涙をこぼしそうなほど潤々とした瞳で俺を見上げてくる。

とても艶っぽい表情をしていて

あれ、コイツこんな可愛い顔してたっけ?


『た、てない』


あらら、泣いちゃったよ、え、俺が泣かせたの?


「フフン子猫ちゃんになるなら抱いてやろう?」


『ニャー』


黒猫になって鳴いたから、抱っこしてあげました。


さてと、エジソンを迎えに行こうかな?

と振り返ったらエジソンとトモエいました。アヒェー


俺「どこから見てました?」


エジソン「私は何も見ていないよ」


トモエ『お前身長が伸びたんだったな、のあたりからでございます。』


エジソン「コラ、ちょ・・・」顔を反らして言葉につまる。


ぐはぁ!

ほぼ全部見られてるやんか!

イヤァ、エジソンに嫌われるぅ!


「ちが、トーマス違うの!」

あれ、これに続く言葉は浮気がバレた時のセリフじゃね?いや、俺は浮気したことないけどな!


何も違わない、そうだよ俺ってろくでなし。

サルマンに対抗してマリアンヌ辱めただけ・・・本当のクズじゃん。


俺「あ、サルマン達出すの忘れてた。

バジリスクの前に置いて石化させれば良かったのかな?」腹いせに。


エジソン「君も相当頭がパンクしてるようだ、強敵であったな」


俺「ダンジョンハイです。

強敵を倒すと、一気にステータス上がるので酔っ払いのようになるんです・・・

あ、そう言えば前にスコットお兄ちゃんにもやらかしました。

これはダンジョンハイです!ダンジョンハイ!」


エジソン「何!?それは!なるほど、酔っている状態であったのか・・・君も大変だな」


ダンジョンハイ、いい言葉だ。

エジソンの大人の対応に感謝だ。流石エジソン!


黒猫マリアンヌがご機嫌でトロトロに甘えてくる。ゴロゴロ鳴いてるんだよ可愛い〜


部屋の隅に宝箱あった。

ムラマサに開けさせたら、中からまた種が出て来た。カッケー瓶に入った種だ、なんだろう?


俺「トーマスあげるよ、なんの種か調べてくれよ。

どうせ春にまくでしょ?俺カレッジだしさ」


エジソン「ああ、分かった。春になったら蒔いてみるよ」



そして

俺「もう、帰って!」


サルマン「聖女様、俺と来てください!お願いします!」


俺「そこのラーナー?ナーラー?どっちでもいいよ、連れて帰れ!」


サルマン「俺はきっと貴女を満足させてあげられます!背は低いですが並以上です」


俺「ふーん、アブドゥル・アルラフマーン並か?」


サルマンがビクゥっとして、滝のような汗をかいて視線を反らした。

アブドゥルさんはバジリスク並みに視線を合わせられない人なんだな。


サルマン「その、聖女様のお相手はアブドゥル大使なのでしょうか?」

僕では勝てませんって顔だな。フッ


俺「失礼な!わたくしは処女きよいひとですわよ?聖女である限り、守り抜くわよ!

私の事は諦めなさい、サルマンは幸せな結婚が出来るわよ、頑張りなさい」


転職出来ないかな?盗人シーフよりも魔法使い・・・は清い人かぁ。

じゃあ何ならいいんだよ!


サルマンがカヤックに似た寂しそうな顔をした後に

「ありがとうございます、ご迷惑をかけました。

俺は自分に自信がなくて女性に振られ続けていて、今回は頑張って勇気を出したんです。

何もできなくてフラレてた今までと違って、聖女様に当たって砕ける事が出来ました。

刺してしまったのに怒るどころか優しい聖女様なら受け止めてもらえると勘違いしてました。

聖女様を思い出に出来る幸せをありがとうございます。

お会いできて俺は幸運でした。

思い残すことはもうありませんサヨウナラ」


え、今から川に飛び込むの?


エジソン「彼はこのまま死なないか?」


トーマスさん?!

いや、俺もちょっと思ったよ?失恋して死ぬなよくっそー


俺「と、友達なら!そうだわ。

友達にならないか?隣国あ、ここの国にお友達いるんだけどさ!

わたくしはあなたともお友達になりたいわ!あ、トーマスもお友達なっておきましょうよ?ね!隣国のお友達って響きがいいじゃん?」


エジソン「私を巻き込まないでくれ!

あ、すまない、私も国では貧乏男爵7男だから。君の苦労はよくわかるつもりだ、強く生きなさい・・・そう言えば、同い年だったなハァー」


サルマン「さっきから隣国だの、国だの・・・あなた達はまさか!隣国のグロステーレ王国の貴族?まさか聖女様の出自!?凄い!」


アチャー、バレたやんか!


俺「さて、今から拉致られて冷たい泉に沈められるか暖かい泉に沈められるか選び給え!

秘密を知ったからにはアルラシードの大地を踏めると思うなよ!」


サルマン「え、暖かい泉に?それって楽園?

あー!楽園の領地のお嬢様の姿絵とそっくりだ!」


ヨシュアかヨハンか!

俺の姿絵も描いてたの?なんてもの売ってるのよ君達!


エジソン「楽園?姿絵?説明!」


俺「楽園は、開拓区のことだそうです。

それとアブドゥル大使が領地の屋敷に飾ってた聖女の姿絵を持って帰ってるんですけど、他にも出回っててハァー」


俺はおでこに手を当てた。


俺「あんまりみんなに言いふらさないで下さい、この聖女の姿は借り物なのです。

領地に行っても私には会えないよ?」


サルマン「どう言う事ですか?今更そんな事言って!」


俺は全員を落し穴に落として、ダンジョンの表に出た。日が傾いていて帰る時間だと主張してる。

ポフぅと幼女に戻った俺を見てサルマンは驚愕してた。


俺「今更も何もな?わかった?

あの聖女の姿は10年後の姿だよ?わたしたちお友達で良くない?

こんな話しを吹聴してもサルマンが困るだけだからね?

この前、聖女の偽物出たんでしょ?大使が追いかけ回したってきいたよ?

俺の噂流した所であのゴリラに処されるだけだぞ?

そこのナーラさん貧血気味だから、緑の野菜とか肉食っとけって伝えてよ?」


サルマン「コイツはラーナーです。

10年後なら、俺まだ28です!俺は成長遅い方なんで28でもまだぷるぷるで若いですから!

アブドゥル大使が春に正式にそちらの国に行きますよね、俺も選考に残ってるんですよ!」


エェッ

粘るなぁ


俺「まあ、元気になったならなんでもいいよ。元気でな!幼女は帰る時間だ。

まあ、春に会えたらよろしくな?じゃあ」


サルマン「待って下さい!

何か証が欲しいです、友達だって言うなら何かを下さい!このまま別れたら夢だったんじゃないかって・・・そんなの嫌ですグスッ」


なぜかエジソンも、もらい泣きしそうな目で俺を見てくる。

そう言えばエジソンは小石拾ってポケットに入れてたんだっけ?健気なやつらだな。


俺「じゃあ、この便箋やるよ。

この邪神の神殿の主からもらった不思議な便箋だよ。

どこにいてもどれだけ離れてても一晩たつと必ず相手に届くんだ。

もし、わたくしたちに出すならサルマンから来た便箋は必ず読むわ。

まあ、見ての通りダンジョンから出たらただの幼女だから手紙もらっても力になれるか分からないわよ?

ついでに、お菓子とかもやるよハイ。

知ってると思うけど、貴族の幼女が従者と長時間離れたら騒ぎになりますのよ、それではごきげんよう」


エジソン「貴重な便箋なのにいいのか?

あ、私も持ってるのだ、友達の証にふさわしいものだと言っておこう。いらないと思うが私からはこの、先程の種を一掴み、どうぞ。

不思議な種らしい。ではまた会えた時に!」


サルマン「ありがとうございます、聖女様はやっぱり優しい人です。好きです結婚して下さい!」



俺たちは笑って手を振って落し穴に落ちた。



図書館に出て、本を読まずにアンナ達のもとへ。

ダンさんと違って息子のロドニーは、いいヤツなんだなアンナの相手をしていた。


「ゲップ、あお嬢様!

今日はマフィンが沢山でたのよ!お腹いっぱいだわ!次は何かしら!」


あ、ハイ。


馬車で寝そうだからエジソンに色々と話してもらい、気合で起きた。屋敷に戻って、不思議な種を一掴みエジソンからもらい、エジソンを自宅に送った。


俺「食べたい夕食のリクエスト聞くけど?」


エジソン「君からもらうものは何でも美味しいよ」


俺「じゃあ、ハンバーグセットと果実水置いてくよ。暖かいうちに食べてな。トーマスまた明日

フフ、ごきげんよう」


エジソン「ああ、また明日・・・・行ったか。

私はまた、明日会えるのだな。

この幸せに感謝を」



ずーっとマリアンヌがスリスリゴロゴロしてる。

まあ可愛いからいいけど?


「なぁ、今から湯浴みなんだけど?一緒に入るの?

俺湯浴みで寝そうだからベットで待っててよ。」


『うん、まってるから

その、お前から口移しで流れて来た魔力が気持ち良すぎてヒニヤァン』


発情期か?


湯浴みで遠慮なく寝てやった。寝る前に

「後で夜食が食べたいアンナよろしく」

と言っておくと、アンナが起こしに来るはず



変な時間に起きて、スコットとコーネリアスとみんなで牛肉のガリバタ醤油焼を食べた。

俺はチキンの方が好きだ。牛は胃が重かったと思うけどな。

コーネリアスおかわりしてた。

スコットが可愛い顔して食べてて、マリアンヌが黒猫のまま厨房までついてきて、端っこにミルクと肉を置かれて追いやられてた。

ステルスフィギュアになっておけよ。


コーネリアス

「こんな時間にこんな芳ばしい香りなど、犯罪級だぞ!お前は本当に罪深いな!」


俺「美味しゅうございますね、わたくしに付き合ってくださってありがとう存じます」


その後、コーネリアスの部屋で3人でチェスもどきして遊んで寝た、寝るときもマリアンヌが小脇についてきた。


暖炉の前に座るとコーネリアスが

「浅瀬で水浴び?浜辺で水遊び?どちらが好みだ?ワハハ」


俺「ブフッ、私は温泉で湯浴みがいいですわ!」

※イージスの盾

メデューサの生首が埋め込まれた神々の盾。

使用者の視線の先の全てが石化されるとんでも性能の諸刃の剣だ。あ、盾か。

宝箱のマリーウェザーが破壊したのはイージスの盾風の盾。しょせんダンジョン製の模造品。

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