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俺の異世界冒険記!  作者: ワシュウ
領主の娘 領地に行く
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エジソンと文字盤と精霊の話し

色々と腑に落ちないけど、朝から文句言っても仕方ないし、依代に入ってる時は俺のフィギュアだからもういい。



スコットと俺は、コーネリアスの従者に朝の支度してもらって食堂に行く。

コーネリアスは朝から元気そうだ。


コーネリアス「やはり皆で寝ると寝起きがスッキリ気持ち良いな!これからもこの兄が一緒に寝てやろう!お前達の寝顔を見るのが私の特権だ!フハハ」


スコット「兄上の部屋は暖かくて起きたときも快適ですね」

スコットが可愛いらしいこと言ってて癒やされるわ。



朝食後に今日も俺はミネルヴァに向かう。

アンナにお弁当を持ってもらって慣れた道のりだ。今日は空がどんより曇ってる。風も湿ってて冷たくて雨が降るのかもしれないと思った。


研究室に着いたら、エジソンがウロウロとしていて俺を待ち構えていたようだった。

目が合うと一瞬だけ喜んだ顔になってから、キリッとした顔を貼り付けていた。


エジソン「昨日はどうして来なかった!準備をして待っていたのに!」


は?何の準備だ?


俺「申し訳ございません、城の茶会だったので断れなくて。

それに、どうかしましたか?」


エジソン「フン!お遊びで来ているのかお前は?実験だ!早速来るのだ!」


え!なんの実験?さっぱりわかんないけど、エジソンのお誘いは行く、だって君はエジソンだから。


俺「アンナ、行きますよ」


アンナ「え!この訳分かんない人に付いて行くんですか?

お嬢様辞めませんか?大丈夫ですか?何かヤダ!」


俺「エジソンのお誘いよ?行くわよ!研究棟を出るわけじゃないしね。場所と道を覚えておきましょ」


アンナ「お嬢様は論文読んでて道知らないですもんね。私は前に何度も迷いましたからもう大丈夫です!

後でまたお菓子買ってくるわ!」


アンナ迷子になったんだ、知らなかった。だから研究所の人と仲良いんだな。


多分エジソンの研究室かな?小さい部屋に通されて、中には机とテーブルがあり両方に書類がワサッと乗ってていかにもな感じだった。

黒板には何かの数式が書いてあり、チョークの何度も消したあとが見えた。

紙には細かい字がびっしり書いてあって、俺はワクワクした。


俺「今から何の実験をなさいますの?」


エジソン「魔回路の実験だ!」


魔回路の実験って何ぞや!魔回路?エジソンなのに電気じゃないの?

蓄音器作ろうぜぇ!


俺はその辺の書類を適当に見て調べる。

あ、あの石炭にしか見えない石からエネルギー取り出そうとしてんの?

この分野って結構既出ってか、やってる人多いよな。


えー、やっぱり電気にしない?


まあ、黙って付き合ってあげるよ。エジソンの実験は気になるしな。

なんか色々と説明してくれるし、勉強にはなるもんね


俺「これはルーン文字とかに分類されるんだろうか?ルーン文字の載ってる本とかないよな?

ランプを光らせる以外に使えるようにするための実験ですよね?」


エジソン「そうだ、やはり飲み込みが早いな。ルーン文字?このランプ下の文字の事かな?精霊文字とも神の書の文字とも言われてるが

ルーン文字とは初めて聞くな!どこの本の話だ!」


ルーン文字って古代のゲンマン人が使ってた文字で、一つ一つに意味がある漢字みたいな?

なんだけどここって異世界でしょ?説明がなぁ・・・

ファンタジー風に説明するとだな


俺「かつて北欧で用いられた文字で主神オーディンが手に入れ、それを人間にもたらしたものとされています。文字一つ一つに意味と力があるのだとか

未だに解明されてはおりませんものね」


エジソン「す、凄い!どこの本だ!何に書いてあったのだ?」


俺「たくさん読んだ本のどれかですわ、多分ここにはないかと・・・伯爵家にもないと思いますわ」


エジソン「そうか・・・

お前は幼少期って今も幼いが南のハインツ辺境伯の所にいたのだろう?

あそこは古い遺跡や古い建物が多く残っていると聞くな。私は行ったことは無いが、君はそこで見たのかも知れぬな」


何で俺の出自を知ってんの?

ってかハインツの辺境ってそんなところなの?知らんかった。


エジソン「君の出自は調べたぞ!産まれて間もなく母親の従兄弟の家で世話になっていただろう?伯爵家の第一夫人から逃れるために」


俺「詳しく!」


エジソン「は?えーっと・・・」



何となく聞き辛い実家のゴタゴタだけど、エジソンから聞くと言う奇妙な話だ。


俺の知ってる情報を合わせて考えると

伯爵家の第一夫人アンジェリカ様はコーネリアスを産んでから不妊になっていた、親父は頑張ってたかもしれんが。

アンジェリカ様の連れてきた公爵家からの使用人にスコットを身籠らせて領地の別荘で出産して、我が子と偽る。

父は、アンジェリカのわがままが酷くて嫌気がさして、政治的にも中立派に戻りたくなったから

お母様を第二夫人に迎える、当然子どもできる、それが俺。

アンジェリカ様なぜか怒る、第二夫人の存在自体認めたくなかったんだろうな。

スコットを使えないと罵り再び狂言妄想妊娠の最中、実家の公爵領へ移動中に事故死する。

当時のコーネリアスとその側近達から事故死の責任を、なぜかお母様のせいにされて赤子の俺は別邸にいたのに殺されかけ、お母様も身の危険を感じて実家に帰らず従兄弟の元へ。

ハインツ辺境伯って、なんか特殊でみんな怖くて近寄らないんだとか。

実家より安全だから行ったんじゃない?とエジソンの見解。

そして、長男と屋敷が落ちつく頃に、俺の洗礼式のためにお母様は王都の屋敷に戻ってきたと。


俺「なかなか聞きにくくて、私の知らない話が聞けましたわ。ありがとう存じます」


エジソン「貴族なら、よく聞くお家騒動だな。

その、気にするなよ?生きていれば楽しいこともたくさんあるのだ、君はまだ幼いから知らないだろうが世の中は広いのだ。良いことがたくさんあるからな。

あまり子どもに聞かせていい話ではなかったな、無神経だった、すまない。

天才の事が気になって勝手に色々と調べてしまった。

最近また父親の領地にも避難していたのだろう?

今はその長男と一緒に暮らしているのだろ?大丈夫なのか?兄達から嫌がらせが酷いと思うが、もうすぐカレッジの寮生活だから、そこはまだ安全だと思う。

実験してる時が1番楽しくていいよな?」


あら?エジソンって結構常識人なの?

もっとぶっ飛んだ人かと思ってたけど、気を使われてしまったようだ。

いや、ストーカー並に俺の事を調べ上げてるけどな。


スコットの事は周知の事実なのか、それで俺が気落ちしたと思ってるあたりお人好しと言うか、めっちゃいいヤツじゃんか!

俺が落ち込んでて、しかも自宅で嫌がらせに合ってると思って、自分の楽しいと思ってる実験をさせてくれようとしてんの?

実験って楽しいけど幼女に勧め・・・まあいい。


俺「色々と勘違いがありましたけど兄達とは和解できましたのよ。お気遣いありがとう存じます

エジソンさんは凄くいい人ですのね、私は貴方と出会えて幸運ですわ、実験楽しいですわねフフ」


エジソン「そ・・・うか。余計な気遣いですまない。

気にしてないのなら良いのだ。

実験の続きを始めるぞ。

このルーン文字?は古代の神の文字なのか?

国が管理してる街灯に使用されてるから、国の図書館に何かあると思ったのだが閲覧可能書庫には無かったのだ。街灯も国の委託を受けた機関が専任で行っているし、城の書庫には一般開放してない場所もあったのだ」


俺「ルーン文字は国の管理下にあると?技術の独占ですわね。

城には閲覧禁止の特殊書庫がありますのね?

私はまだ城の書庫には行ったことがございませんの、仮に行けたとしても私も同じ所で止まりそうですわね」


秘密の書庫には何が隠されているんだろう、めっちゃ入りたい!

魔導書なんかあったりして!ぐふふ


それからまた実験に戻り、魔石と魔回路のしくみを教わった。

何となくだけど文字を変えたら違う性質のエネルギーになりそうなんだけどな。


俺も電子レンジと冷蔵庫欲しぃなぁ。


俺「この刻まれてる文字の上に置くだけで、エネルギーに変換されますの?

この石板自体に仕掛けがありますの?この石板も魔石で出来ていますの?つなぎ目が見えませんが中を開けたら基盤が入っていますの?」


エジソン「石板と文字の両方ではないかと、公表されていない企業秘密なのだが・・・わぁ、なぜだ!紙に書き写した文字に魔石が反応した!」


俺「この石板はただの鉄かしら?他のものでも代用可能かもしれませんわね?

この文字に意味があり力があるのね、まるでファンタジーじゃないか!凄い!でも他の文字がわからない!」


エジソン「ちょっと待て、これはなぜだ?私が以前書いたのに反応が無かったのだ・・・今は反応している?なぜだ?」


2人してキャッキャと楽しかったけど、手詰まりだ。

俺はエジソンに電気を勧めといた。


小学生の理科でレモンから小さな電球を光らせる簡単な実験を紙に書いて説明したけど、電球がそもそも無いからその説明もして結構時間がかかった。

エジソンめっちゃ質問してくるんだよ。フィラメントって何?とかなんで電線クルクル巻く必要があんの?とか

磁石も無かったから説明が全部仮説になってしまった。方位磁石は多分北を指すはず・・・でも異世界だしなぁ。

俺もそこまで詳しく説明出来ないから申し訳ない。



アンナ「お嬢様、お昼はとっくに過ぎてますよ?お昼ご飯先に食べちゃいました。お嬢様どうしますか?」


俺「この部屋は飲食禁止?エジソンさん食堂へ行きませんこと?」


エジソン「私は良いのだ、続きをする!君は食堂へ行きなさい。育ち盛りであろう?」


今から全部食べると夕食に響くからな。


俺「では、私のランチを半分どうぞ。エジソンさんも何か胃に入れた方がよろしいですよ」


俺はアンナが買ってきたオヤツをアンナと食べるために食堂へ向かった。

アンナもオヤツまでは勝手に手が出なかったようだ、オヤツが食べたいから俺に声をかけたに違いない。


食堂でオヤツを食べると、若手の職員さんが寄ってきてアンナが餌付けをしていた。

アンナはクリス先生に餌付けされているから、ここで餌付けの循環サイクルが出来ていた。


その後は、読めていなかった論文を読んで食堂でまた討論会をしていてみんな白熱してた。

ポンポン意見が出るのは若い証拠だな、俺より頭柔らかいんじゃね?


時間が来たから、皆に見送られて帰った。


アンナが馬車の中で寝たから、マリアンヌが服のリボンから出てきて俺の頭に乗り話しかけてきた。

フィギュア姿だと自然に受け入れてしまう。


『ルーン文字って言うのかアレ、精霊文字と似てるようで似てないな。人間が使いやすいように変えてあるのか?』


「何だと、知ってんの?」


『似てるようで似てないから知らないよ。僕ら精霊が使う文字だよ、お前も使ってるじゃないか、お前が楽しそうに使ってる魔法陣・・・ああ、ダンジョン・コアが使うのはまた別だ』


「詳しく話して!」



庭で妖精に教えてもらった、暖かくなるのとか柔らかくなるのとか光の矢の魔法陣は精霊系が使うもので。

ダンジョン・コアが使ってる魔法陣がルーン文字に近いと言うのだ。


つまり、大昔のダンジョン挑戦者がこの国の街灯を作ったのか?あり得るな。

ダンジョンや挑戦者が残したルーン文字が他にもありそうだな。


もしかして街づくりダンジョンの方かな?

裏技で他所と融合したら初期化されるんだっけ?もしかしたらその時にダンジョン・コアのAIも一緒に初期化されてたりして?

考えすぎかな。


「お前、精霊文字とか書けたの?」


『・・・あんまり書けない』


「・・・そうか友達いないもんな」


『それと友達いないのは関係ないから!

精霊文字とかって覚えるのに時間がかかるの!だいたい200年くらいしたら自然と覚えるの!僕まだ若いの!』


絶対に違うな!

精霊同士で教えあっているに違いない。友達いない不都合な真実を隠してやがるな!

コイツ居ないときに他の妖精とかに聞こうかなぁ


ってか、コイツいたら他の妖精とか精霊が寄ってこないんだよな・・・あ、温泉姫のもとになった小汚いおっさんは寄ってきたな。

類は友を呼ぶってやつか?

はっ!もし元教祖クソジジイが死んで幽霊になったら俺の所にってかコイツの所に来たりして!!ヤダなぁ


『おい!今お前、他の精霊のこと考えてただろう?』


え、なんでわかったの?痛っ髪引っ張るな!


「ダンジョン・コアに文字を聞こうかと考えてただけだよ?」


『どーだか!お前すぐ浮気するから、この最低野郎!』


「失礼な!浮気したことないですけど?前世も今生も!」


『ふぅーん、僕だけだって言い切れる?』


「フッ、お前だけだよ」


ってなに言わされてんの俺は!このロリコンめドヤ顔すんな!


『分かってるよ、昨日からお前からのその魔力あいがたくさん来るから。

将来を約束してくれたのも、僕を求めてくれたのも、僕を愛してくれたのも全部お前が初めてだから

その、へへ』


え!


何言ってんの?あれー?昨日そんな事あったの?

寝ぼけて適当に相槌うってたんかな?記憶にないんだけど・・・?

いや、悪徳政治家の真似じゃなくて本当に!


俺が愛してやまないのはその依代フィギュアなんだけど?

機嫌よさそうにしてるから黙っておこうかな。



「なあ、精霊と契るとどーなんの?」


『えっ!?・・・どうしたのいきなり?』


あ、やっぱりなんか隠してる!不老不死とかヤダよ?


「いやさ、お前やたら契りたがるじゃない?何なの?どーなんの?」


『・・・知らない』


「はぁ!?」


『だからよく知らないんだって、でも精霊の本能?みたいな・・・』


「なんなの、ヤりたいだけだったの? え!俺の体目的だったの?うわぁ」


『そんなんじゃない!?・・・と思う。

けど、だって契りを交わしたことないし、分からない!グズッごめん、分からないの!グズッ

僕そんなんじゃないんだってグズッ』


うわぁ、泣き出した、俺が悪いみたいじゃねーか!


「分かってるよ、お前童貞だもんな?そんな奴じゃないって分かってるから泣くなよ、アンナが起きちゃうだろ。

せっかく機嫌よさそうにしてたのに泣かせてごめん、俺が悪かったから、な?泣くなよ?ヨシヨシ」


『うん』


不老不死系じゃなかったら別にいいかなぁ。

よくある技の威力が上がったりするバフ系とかかな?


いや、ちょっと待てぇい!


ヤル気にさせられてどーする!あっぶねー!

流される所だった、気をしっかり持たねば!

別に賢者を目指してないけどさ!貞操は大事にしようかな、女の子になった事だし!

女子って大変だな




屋敷に戻ってきて、夕食時にいつものコーネリアスの絡みを受ける。


コーネリアス「昨晩の話が面白かったのだ。あれは作り話なのか?」


俺「それは、白雪姫ブランシュネージュの事ですか?

いえ、物語りを少し変えて話しただけですわ。原作を読んだ事があるだけですの」


コーネリアス「なんだ、そうであったのか。他にも何か知っているのか?」


俺「ええ、いくつか読みましたわ。寝る前の物語はお気に召しまして?」


コーネリアスも子どもだな、寝る前の夢物語が欲しいなんて乳離れ出来てないのか?デカいくせにな!


コーネリアス「私ではなく、気に入ってるのはスコットだぞ?私は乳母の語る物語りは忘れたが、いくつかしてもらっていたからな!」


スコットを見ると、目が合ったら目を見開いて顔を赤くしていて"なんでバラしたの"みたいな顔で照れていた。


スコットもこんな可愛い顔をするんだなぁと感慨深くなった。全然お話ししてあげるからねお兄ちゃん!


コーネリアス「しかし、今日は父上にシェフの相手を挑まれてな!残念だが私はお前の話を聞いてやれないのだ。兄は色々と忙しいのだスマン」


俺「ニコニコ、勝てるといいですね」


そうか今日はスコットと2人かぁ、温泉に連れて行きたいなぁ。あ、ダンジョン・コアの温泉でも汲んでこようかな?



夕食後に、スコットが湯浴みをすると言うのでダンジョン・コアのお湯を汲みに行き、不思議なコップに溜めてスコットの部屋に戻ってきた。


「おにーさま、温泉のお湯を汲んで参りました。今日はこれで温まって下さいませ」


「え、ありがとう。マリーはいいの?」


「私たちのバスタブは狭いですから足を抱えて入らなければ2人では狭いですね」


「あ、そういう意味じゃないんだけど。

マリーは使わないのかと思っただけなんだ、一緒に入らなくていいよ、マリーは女の子だから、その」


「コーネリアスお兄様とは入ってるじゃないですか?

私はまだ5歳ですわ7歳くらいまでは合法でしてよ?」


「マリーは洗礼終わってるじゃないか」


「何を恥ずかしがってますの!そのうち本当に入れなくなってしまいますのよ?今だけですわ」


そう、今だけなんだよ。俺もねーちゃんと入ってたのって小学生の頃までだったからな・・・。(※5年生まで)


スコットの頭を洗ってあげて、俺の頭を洗ってもらった、スコットはヨハンのように器用で上手だった。

湯を1度全部捨てて、温泉の湯を出してためた


「ハァー、温泉ってとっても温かいね」


「おにーさまは久しぶりではないですか?あそこの秘湯は平民に開放されるといいですね」


「うん、マリー僕のためにありがとう」

はにかんで俺の頭を撫でてくれる。


「おにーさまの喜んだ顔が見れたからいいのです」


すると、ピッピが飛んできて湯船にポチャンと落ちた。

水しぶきが飛んできて「わっ」と声が出た。


「ピッピが飛んできた、まだ産毛なのにもう飛べたんだね、大丈夫?溺れない?」


スコットは手のひらで優しくピッピを浮かせて持った。


何してんだこの怪鳥が!顔にかかったやろがい!


「ピィピィ スコット」


あ喋った!ぶりっ子だし。スコットが楽しそうにしてるから許すけどさ?


夜は冷えてきたからな温かいうちに布団に潜り込んで


「おにーさまは、どんなお話が好きですか?長靴をはいた猫とか聞きたいですか?」


「もう、兄上の言葉を真に受けなくていいからね、マリーありがとう。

昨日のブランシュネージュも面白かったよ。また聞きたいけど違う話もあるんだね。

マリーの話は何でも面白いよ、聞かせて」


長靴をはいた猫をちょっと面白おかしく話した。


「猫が長靴を履いて、喋るなんて面白いよ。マリーみたいに賢いし。あ、ピッピみたいなのかなフフ」


「ピィピィ スコット」

スコットがピッピに喜んでいてとても嬉しそうにしてた。


美味しいところを怪鳥ピッピに持ってかれた気分だ。

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