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白銀のケンタウロス 再調整版  作者: まゆたん(のの)
1/1

魔法のオルゴール

再調整版です 初稿2007,8年頃

他サイトあります

それは時の輪の旅の始まり 


時の魔法のオルゴールの中にあるのは小さな骨の欠片


白銀の髪 美しい女ケンタウロス レグルスの骨の欠片


闇の中で 白銀の髪をした美貌のケンタウロスの女は

小さな宝石箱の形をしたオルゴールを手にして 彼女は言う

「この宝石箱・・オルゴールの中の小さな骨の欠片は私の骨」

黒髪の少年を見下ろして 呟くように話しかける



「私は未来の亡霊・・これからお前は過去の時間へと旅をする

過去の時間・・・生きている頃の過去の私は・・お前の敵だ」




御話の始まり


森の中の魔法使いの家にて留守番中、ワン子は守っている

魔法使いの弟子のワン子さんと今、魔法使いの家に滞在中でした


お城にお住まいで 吊り上がりの目つきと性格に問題ありの

黒髪の少年アーシュさん(幼く見えるが実年齢は違うらしい?見た目年齢14,15歳?)と

アーシュさんの瞳は印象的な深紅の瞳 エルフのような長い耳


ワン子の憧れの⒘歳前後のお姫様のエイルさん(エルトニア姫)


波打つ金の髪

色違いのオッドアイの瞳がこれまた麗しいワン!

耳の形、変わった猫のような耳もキュート 


なお皆、古代の服などをアレンジした衣装を着ていた


「じゃ しばらく城に泊まってゆけよ 美味しいご馳走も用意してやるから」と

いつになく優しいアーシュさんのお言葉!


ご馳走!の言葉に反応するワン子さん。


「旅先の魔法使いの先生には お手紙を出しておこうね」とエイルさん

嬉しそうに うなずくワン子さん!


「じゃあ!荷物を用意してね」エイルが微笑みながらワン子に言った

「はいですワンワン!」


「僕の従兄で武官のリアン兄さんもアルテイシア姫も待っているよ」

「はいですワン」

椅子でお茶を飲みながら ワン子の様子を眺めるアーシュとエイル

「ねえアーシュ いつまでアーシュの正体が黒の王って事を秘密なの?」エイル


「面倒くさいから気がつくまで ニブニブのワン子、気がつくかな?」

「一度、滅んだこの国の偉い王さまだって事!」嫌な感じの笑みを浮かべるアーシュ


「本来なら黒の王様 アーシュは二十歳過ぎの姿であったはずだもの」エイルが言う


「まあね ここの魔法使い、薬師の薬のせいで記憶も姿も無くしたから」

「しかも あの魔法使い ワン子の師匠は 『あら、記憶もないの?うふふ』だと」


「彼女の御蔭で戦いの傷で死ぬ処を助かったから」「知るか!」


「ワン子はエイル、お前の事も良く分かってないじゃないか?」

「あははっ 僕の正体ね」エイルは笑う


「ワン子さん アル、アルテイシア姫やリアン兄さんが待っているからね」

「はいです ワンワン」


こちらは荷物を用意するワン子 そして 部屋の隅っこに 埃をかぶった

大きな木の箱に目をやる。 怪しい呪文の巻き物やらガラクタがいっぱい詰まっている。


先生の宝物なのだが

はっきり言って こうもごちゃごちゃだと何が何か判らない


箱の中 その中の一つ

ふと綺麗な小さな半透明の白い石で出来ていた


一見すると 小さな宝石箱のオルゴール


金の飾りが綺麗ですワン

でも、開けてはいけないと 先生は言っていたワン」

そこにエイルがやって来た「僕が手伝おうか?」エイルが話しかける

「あ、綺麗な宝石箱」エイル


嬉しそうに彼女は小さな宝石箱を手に取る 

「オルゴールだね うふふ」エイル そう言って彼女はカパンっとフタを開く


「ああ、駄目です 開けちゃいけないです!ワン」ワン子


「ええ!何 僕が何か・・」エイル

その時だった

まわり一面が 黒い空間に広がり 変わってゆく


「エイル! ワン子!!」アーシュさんが叫ぶ!


白銀の小さな光・・宝石箱の中から現れる!


それは白い小さな骨のかけら。

宝石箱の中から 歌声が響く 銀色の半人半馬 どこにいる



これは時の輪への旅路の始まり 大事な金髪の少女エイルを探す旅の始まりだった


イラストあります 今度 追記します

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