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49話 お休みは自宅で

────────────────────

「なあ、これって有りなのか?」

「DDの影響が惑星レベルで顕現化している事?」

「そうだ。Lと同化したからって有り得るのか?」

「何言ってるの、現に目の前で起こっているじゃない。Lの影響は、原因と成った者達全ての生存域に現れるのよ。同化したDDの影響もその範囲で現れて不思議じゃ無いでしょ?」

「……いや、理屈は分かる。だが、DDのシステムだぞ。それを何の道具も使わずに使えるって事だ。しかも、エネルギーの消費も気にせずにだ」

「エネルギーに関しては、逆に使えば使う程Lのエネルギーを消費するから、逆に得よ。まあ、ここのヤツらは気付いていないと思うけどね」

「もしだ、もし、DD社が実際にLをDDシステムを介して制御出来るようになったとしたら、全てが変わるぞ」

「…変わるでしょうね。DDのような魔法の世界だけで無く、何でも有りの世界が作れるわ。そしてLを恐れる必要が無くなる」

「……そして、最後は腐って、絶えてしまうか」

「Lはあくまで浄化システムだもの。その浄化システムが無くなれば、その後に来る世界は分かりきってるでしょ」

「……」

「……」

「なあ、こいつらは運が良かったのか? DDのせいでLが発動したが、DDのおかげで力も手に入れた」

「Lで一度変質した領域は終了してもそのままだから、仮にLに対処出来たとしたら力だけが残る事になるわ。…でもDDの力があっても、発動後のLを完全に対処するのは無理だと思うわ」

「…つまり、運は悪かったって事か」

「ええ、やっと見つけた所でLが発動した私達も含めてね」

「……確かにな」

────────────────────




 俺達が実施している『ユーザー登録作戦』は順調に推移している。

 自衛隊側のジャンパーも参加するようになり、1日に8回の転移で55人から56人を水晶柱の元に送れる様になった。

 今後は、少し登録者を削り、その分で壁を作る者を参加させて訓練を行い、最終的にはその人員で別班を作る事に成っている。

 別のダンジョンで行った様な、全く最初からの挑戦はことごとく失敗しており、ある程度の犠牲者まで出していた。

 だから、俺達の班で訓練した上で何とかしようと言う事らしい。

 だが、正直彼らのパラメーターでは、既にレベル60台が現れている状態に対処出来るかは疑問だ。

 彼らは、たいていレベルだけは高い。中にはレベル100なんて人も居た。だが、パラメーターは碧にすら劣っていた。無論、マジックアイテム無しのだ。

 一応、マジックアイテムは優先的に回してもらう予定のようだが、レベル60帯にすら届いていなかったらしい彼らが入手出来たマジックアイテムは大した性能では無いはずだ。

 俺達は今回の作戦に携わる事になり、今まで一般に公開されていなかった、自衛隊のダンジョン攻略時の話が色々聞ける様に成った。

 それによると、一番深く潜った者でレベル57帯で、大半はレベル50までが精一杯だったそうだ。

 言うまでも無く、3倍の罠に引っかかり、パラメーターが上げられなく成ったかららしい。

 また、彼らは個人では無く、組織として潜っていた為、入手したマジックアイテムや武具を個人で使用する事が出来なかった事も、攻略が止まった原因だそうだ。

 システムの詳細が分かり、効率の良い成長方法が分かった時には、ダンジョンの民間開放が決まっており、その後の『宝箱』騒動で自衛隊のダンジョン立ち入りが規制された為、マトモに育てられた者は居なかったらしい。

 そう言った経緯もあってか、若い隊員の『ユーザー登録』に掛ける意気込みは凄い。

 『大氾濫』によって実質戦争状態になった中で、除隊せずに残ったメンツだ。やる気が違う。

 この除隊は、結構な数に上ったらしい。そして、現実はともかく、形の上では戦時では無いので除隊を拒否出来なかったそうだ。

「どうせ、そんなヤツらが残っていても、役に立たんけどな!」

 その話をしていた際、最近良く話しをする様に成った三上陸曹長は、そう言い放ったが、実際の所はその言葉は自分を納得させる為の言い訳だと思う。

 だぶん、普通に腹を立てているんだろう。

 でも、いつでも危なくなったら逃げる覚悟の俺としては、チョット微妙だったりする。

 ただ、俺は、仲良くなった自衛官の人達には、「危なくなったら逃げますから」と言ってある。

 それを聞いた者達は、全員笑いながら「良いんじゃないか、民間人だから」と言ってくれる。

 彼ら的には、民間人の身で、現在戦闘に参加してくれているだけでも、大いにありがたいそうだ。

 それだけでも、除隊し(逃げ)たヤツらと比べものにならない、と言われたよ。……こうまで言われると、逆に逃げづらくなるんだよな。

 作戦状態が開示されているあの会議室には、日々の死者数も書かれている。

 それを見ると、確実に増え続けてる。

 モンスターは時間と共にいくらでも増えるが、自衛隊員は増えてくれない。

 その不足分を『冒険者』で埋めたいのだが、参加してくれる『冒険者』の数も頭打ち状態のようだ。

 たいていの『冒険者』は家族を持って居るので、そうそう簡単にはこの戦闘に参加出来ないのだろう。

 俺達一家のように、この若さで、両親はおろか、親戚等すらも実質居ない状態だというのは希有だろう。

 そう言う意味では、俺達は運が良い。自分たち4人以外に心配するべき者が誰一人として居ないから。

 親戚? 祖父母? 葬式にすら来なかったのに何を心配する必要がある? 納骨すら拒否られたし。

 まあ、そんな訳で、人員が減る一方だと言う事だ。それを補うには、各自の戦力を上げるのが一番って事だ。

 故に『ユーザー登録』と成る訳さ。

 と言う訳で、包囲網維持に次いで、俺達の作戦は重要な作戦と位置づけられているらしい。 ますます逃げづらいぞ。


 俺達の作戦は、基本天候にかかわらず実施されている。それだけ時間が無いと言う事でも有る。

 幸い、まだ台風が来るような時期では無いので、雨と風だけが障害だ。

 実際、風雨に一番影響されるのは、俺達よりもヘリの乗員だろう。全天候型を謳って居ても限りが有る。

 それでもギリギリの線で頑張ってくれているので、非常に助かっている。

 この作戦の為に、弾薬等も優先的に回してもらっているらしいが、既に無駄玉が撃てる状態ではなくなってきているので、より大変だ。

 日本政府としては、アメリカに物資の提供を求めているらしいが、あちらも7個という世界最多のダンジョンを抱える身で、余裕が全く無いらしい。

 アメリカには、世界各国から物資の要請だけで無く、軍の派遣要請すら入っている様だ。無論、こちらも断っている。

 世界最大の軍備を有するアメリカですらこれだ。途上国などに至っては事実上壊滅状態だと言われている。

 漫画などだと、中国当たりが核攻撃をするのが定番だが、地中貫通爆弾(バンカーバスター)の失敗を知っているので、そんな無駄な事は今のところしていない。

 アメリカがいち早く、その事を世界に向けて公表したのは、その為なんじゃ無いかと思ってしまう。まあ、実際の所は分からないんだけど。

 そんな訳で、雨にも負けず、風にも負けず頑張ってる訳だ。まだ逃げずにね。


 この戦闘は、かなり変わった戦闘となっている。まあ、相手がモンスターだって言うのが一番変わっているんだが…

 その件は別として、一番大きな違いは、生か死かだ。

 言い換えると、『即死』か『無傷』かと言う事だ。

 ただし『無傷』には、『最終的に無傷』が含まれる。

 つまり、即死しない限りは、たいていの所まではポーションや治療魔法で治せると言う事だ。

 自衛隊の古参の『ユーザー登録者』であるD徽章(きしょう)持ちは、レベルと魔法・スキルの数だけは多い。

 つまり、治療魔法も最上位のモノを持っているって事だ。

 その為、四肢の欠損すら治せるようになっている。『死にさえしなければ大丈夫』と言う言葉が隊内で囁かれる程だ。

 実際、エネルギー保存の法則はどこに行った? と言いたい位に、失われた腕や足が出現する。

 『生えてくる』では無く、『出現する』なんだよ。

 一度現場を見て唖然とした。残りの肉体から細胞などを消費する事無く、光と共にゆっくりとまるでカメラのピントが合うように『出現』した。

 まあ、ウォール系魔法で、無から氷や石の壁が出現するんだから、有り得る事ではあるんだが、…それはそれとして驚くよ、普通に。

 『大氾濫』以前は、ポーション類だけがダンジョン外で効果を発揮したのだが、現在は治療系魔法も効果を発揮している。

 その事も有って、自衛隊側は、今回の『ユーザー登録作戦』に置いて、3人に1人は治療系魔法を修得させている。

 攻撃力と言う事もだが、それ以上に戦力の維持を考えている事に好感が持てる。

 ここら辺の指示が、どのレベルから出されているか分からないが、背広組からのモノだとしたら、見直さなくては成らないな。

 ただ、現状ではまだまだ治療系魔法を充分に使える者が足らない為、ポーションを使う必要がある。

 その為、戦闘直後の戦場で、ドロップアイテムを探す部隊が走り廻る事になる。

 意外に、この際の負傷が多く、現在は『冒険者』がこの任務を請け負うケースが増えている。

 ただ、『冒険者』の絶対数も少ない為、半分以上は自衛隊員が実施している様だ。

 ゾンビのように、大けがをしても直ぐに元に戻る兵士、戦場で物を拾って廻るる兵士…… 絶対に普通の戦場じゃ無い。

 間違いなく、MMORPGのゲームの中の光景だ。これで死んだ兵士が、セーブポイントで光と共に復活すれば、完全にそれだ。

 だが、残念な事に、それだけは無い。死者はよみがえらず、遺体として残る。悲しみと共に。ここだけはゲームに成っていない。不条理なものだ…


 『ユーザー登録作戦』が開始されて20日が経過した時、初めて空きが出来た。

 ヘリの故障や、弾薬の輸送上の問題などが重なり、1日どうしても空けなければならない事に成った。

 それを知らされた時点で、俺は担当官経由で許可をもらい、その日のうちに高速道路を使って自宅へと帰った。

 一人で帰るのも寂しかったので、ぺんぺんを連れての久々の帰宅だ。

 1ヶ月と経っていないはずだか、かなり懐かしい気がした。

 家が途中の山道から見えると、ぺんぺんはダッシュボードに飛び乗って、フロントガラスに顔をくっ付けて眺めている。

 出立時間が、作戦遂行後だったことも有り、ほぼ無人の高速を制限速度無視で走ったとは言え既に日が陰り始めている時間だった。

 庭に入ると、契約通りに軽自動車の箱バンが納車されていた。

 納車後風雨にさらされて、微妙に汚れては居るが、それは仕方が無い。

 玄関を開けると、鍵も放り込まれて居た。

 その鍵を取る俺をよそに、ぺんぺんはまだ電気も付いていない家の中に駆け込んで行く。

 俺が靴を脱いで土間から上がった時には、全ての室内灯が付けられていた。

 そして、ぺんぺんは自分の寝床である縁側のボックスに入って、中の毛布にくるまっている。

 多分、そこがぺんぺんの一番落ち着く場所なんだろう。

 ぺんぺんの幸せそうな姿を見た俺は、奥の『物置部屋』へと向かう。

 そこは、以前の家から持ち出した大量の荷物と、ここで生活するように成って溜まった荷物が突っ込まれた部屋だ。

 そこに置いてある衣装ダンスの一番下を引き出す。中にはダブったマジックアイテムが放り込んである。

 マジックアイテムは、装着場所によって付けられる数が決まっている。指輪以外は基本1ヶ所に付き3個までだ。指輪は合計で10個。

 そして、もう一つ、同一のアイテムは一ヶ所に付き1つしか装着出来ない、と言う制限も有る。

 ここまでの制限は一般に知られていた制限だ。実は、それ以外にもう一つ面倒な制限があった。

 その制限は、俺達が実際に試してみて発見した制限で、多分他に気付いている者は居ないか、ごく少数だと思う。

 それは、同一場所、同一系統の物で、下位の物と上位の物を同時に装着出来ない、と言う物だ。

 一番簡単な例が、『○○の指輪』系統だ。

 『○○の指輪Ⅱ』と『○○の指輪Ⅲ』は同時に付けられる。だが『○○の指輪Ⅰ』と『○○の指輪Ⅲ』は同時に付けられない。

 この制限がある為、無駄になっている下位アイテムがかなりあるんだよ。それの収納場所がここって事だ。

 あっ、ちなみに、俺は『賢者の腕輪』を2つ付けているが、片腕に1つずつなので問題無い。

 これらのマジックアイテムは、数が多いので売る訳にも行かず、文字通りタンスの肥やしとなっていた訳だ。

 で、さすがにもったいないって事に成って、他の『冒険者』に使ってもらおうかと思っている。

 当然出処を疑われる可能性も有るが、だからと言って、強化出来るのを知らんぷりして死なれたらイヤだと思える程度には、既に交流を持ってしまっている。

 最悪、自宅にダンジョンが有った事は公開しても良い。正直今更の話だ。

 場合によっては、最下層に居るモンスターを倒す事で、ダンジョンを消滅出来ると言う事は、希望へと繋がる可能性も有る。無論『大氾濫』以降も同様だという前提ならだが。

 取りあえずごまかし、それが無理なら話すと言う方向で行くつもりだ。

 俺は、全てのマジックアイテムをリュックに詰める。

 そして、今度は外に出て、地下室へと入っていった。

 長く入らなかったせいで、小屋や階段には蜘蛛の巣が張っていた。田舎なので、ドデカい女郎蜘蛛だ。

 昔は不気味に感じたが、今はまるで平気に成っている。タイガー・スパイダーのミニチュアだ。可愛いものだ。

 そんな蜘蛛の巣を手で払いながら進むと、ダンジョンの入り口が無くなった地下室にたどり着く。ダンジョンが無いとやはり違和感を感じる。

 ダンジョンが無い状態より、遙かに長い期間ダンジョンが有る状態を見てきた為だろう。俺たちにとっては、ここにダンジョンが有るのが当たり前になっていた。

 まあ、今となっては、よくぞ八岐大蛇擬きを殺して消滅させたと、過去の自分たちを褒め回したいぐらいだけどね。

 (うち)にダンジョンが有る状態で『大氾濫』が起こっていたらと思うと、ぞっとする。

 タイミングによっては死んでいた可能性も有る。過去の俺、GJ。

 その地下室の端に直置きしてある、プラスティックの衣装ーケースを開くと、その中からジップロックに入った魔石を全て取り出す。

 これは数的に売れなかった魔石をストックしたもので、大半が『クズ魔石』だ。

 そして、その空になった衣装ケースに、棚に並べてあったポーション類を全て放り込んでいく。

 20日程前、京都に向かう際は、『転移』でちょくちょく戻ってくる事を考え、最低限のポーションしかもって行かなかった。

 だが、転移ポイントをこの家に使えない状況なので、全てを持って行く事にした。

 全てのポーションと、色々便利な『硬化剤』、そしてポーション用に使える素材も入れる。

 さすがに全てを1つの衣装ケースには入れられなかった為、家の押し入れからもう一つ衣装ケースを持って来て放り込んだ。

 最後に武器類も、ある程度グレードが高い物を荷紐で(くく)る。武器は完全に消耗品だから、多いに越した事は無いだろう。

 それら纏めたモノを担いで家まで運んでいく。重量的には30キロ以上有るが、パラメーター強化された俺には軽いものだ。

 実際、バランスや衣装ケースの強度があれば、全てを一度に運べただろう。100キロぐらいなら問題無く持って歩ける。

 完全に、戦隊ヒーローぐらいのスペックには成ってる。次は目指せ、Mr.スモールビルだな。

 全てを運び終わった頃には、完全に日が落ちて、庭は真っ暗になっていた。雨戸を閉めたままなんで、家からの明かりも無いからね。

 土間に全てを下ろし終わると、縁側からぺんぺんが顔を出した。

「まだ、畑に行ってないからもう少し掛かるぞ、ゆっくりしとけ」

 ぺんぺんが寝床に帰るのを見て、俺はヘッドランプを頭に装着して、1ヶ月近く放り出したままの畑に行った。

 畑は、予想通り、草が生え始めており、あと半月もすれば草の方が大きくなるだろう。この時期は成長が早いから。

 さすがに手入れをする余裕は無いので、収穫出来る野菜をコンテナに入れていく。

 収穫出来たのは、キャベツとラディッシュとエンドウ豆だ。他は、あと半月ほどで収穫出来るものばかりだ。それまで大丈夫なら良いんだけど…

 コンテナ4つ分の野菜も、家の土間に運び込むと、ぺんぺんと風呂に入る。タイミングを見て、ぺんぺんが湧かしてくれていた。ガス湯沸かし器だから出来る芸当だな。

 宿舎では、校庭にある仮設風呂を使用していたのだが、さすがにぺんぺんをそのまま入れる訳には行かず、湯船の中に洗面器を浮かべて、そのかなで入浴させていた。

 風呂好きのぺんぺんとデボには、それがいたくお気に召さなかったのだが、何とか我慢してもらっていた。

 と言う訳で、今日はたっぷりと入ってもらう。

 お湯の温度は高すぎない程度の温度で、ゆっくり入れる温度に調整されている。もちろん設定したのはぺんぺんだ。

 久々のまともな風呂にご満悦のぺんぺんを眺めながら、俺もここ最近より狭いがリラックス出来る自宅の風呂を満喫する。

 ぺんぺんは、犬かきでゆっくり泳いだり、縁につかまってプカプカと浮かんで居る。デボも連れてくれば良かったな~。

 結局俺達は、普段の倍近い時間風呂に入っていた。満足、満足。

 入浴後の乾燥と、ブラッシングを行った後、部屋の電気を全て消すと、土間に降りて玄関の鍵もしめる。

 そして、土間に積み上げられた衣装ケースやコンテナの中心に入り、全ての品を身体に接触させると、俺は『転移』を実行した。

 転移場所は、京都の宿舎に有る自分の部屋の中だ。この為に、机などをのけてスペースを確保していた。

 さて、野菜は全て食堂の隊員に渡すか。今日はもう居ない時間だから、明日の朝で良いな。

 他の道具は、自分たちで使う分だけ分けて、後は配布だな。…さてはて、どう成ります事やら。

 誤魔化しきれないならそれはそれで良いか。成るようになれ。

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