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先生を〇す話  作者:
3/3

第2話 志織と芽依

「…ってことがあって」




私は昨日の事を親友である志織に話した




「キモ!普通に無いって…」




「だよね…あそこで先生が来てくれなきゃやばかったよ」





「良かったね…芽依可愛いから目付けられやすいもん!気をつけてよね!」





志織とは小学生からの仲だ。キッカケは確か…良く思い出せない。まぁいっか。




「そういえば、あの先生誰だったんだろ…」




「さぁ。イケメンだった??」





「うん、モデルさんみたいな顔してた」





「うちの学校でモデルみたいな顔って…それ(ゆき)先生じゃない?」





「之?誰だろう…」





「ほら、あの!体育祭の時リレーアンカーでさ!!めっちゃキャーキャー言われてた!赤組の!」





「あ、!あの人教師だったんだ…」





「そーだよ!!いいなぁ芽依は…之先生に助けられるなんて♡」





「そんなんじゃないよ!!怖かったんだから!」





「そーだよね、ごめんごめん笑」





「志織は之先生知ってるの?」






「まぁ。知ってるって言うかなんというか笑」





「え!なになに」





「いや、之先生の奥さんうちの塾の先生なんだよね」





「え!?そうなの!奇遇だね」





「うん、だから知ってるかな」





「之先生の奥さんきっと美人だろうな」





「うーん、どうなんだろ。すごく素朴な感じかな。授業以外ほとんど喋らないって感じ」





「え!?之先生ってそういう人がタイプなの?」





「私に聞かないでよ!笑 私が知ってるのは之先生じゃなくてあくまで奥さんの方だからさ!」





「そっかぁ…」




奥さん素朴な感じなんだ…なら私にもチャンスあるかな…





「もしかして芽依、之先生の事狙おうとしてる?笑」




「いや、そんなんじゃないよ!!」




「まぁ、多分やめといた方がいいよ。既婚だからとかじゃなくて、」





「なに、?」





『性癖やばいらしいから…』





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