タイトル未定2025/04/20 15:13
謎のフーニャがパーティに入ったことにより、パーティはさらに強くなった。
「とりあえず、戦いましょう」
僕たち(ほとんどフーニャ)は、出てくる敵を細切れにしまくり、燃やし尽くし、圧勝していた。
「ここが十階層のボス部屋ですね。まあ、こんなダンジョンだしゴブリンの群れとかでしょう。」
ホタルは軽い顔をして扉を開けた。
「ニャー…!?!?」
フーニャが驚いた顔で鳴く。
どうしたのかと思い見上げると、明らかに大きな二つの首を持つドラゴンがこちらを見つめていた。
「え、ゴブリンってこんなのだったっけ」
「そんなわけないですよ!!これは、双首竜です!!」
えーと、確か…S級の魔物だっけか。って、S級!?!?
「え、ここって間違えて入っちゃったとか…」
「とりあえず、逃げましょう!!」
「無理だよ!!!」
くっそ、やるしかないのか…
「今はまだ…A級の魔法しか持ってないけど」
組み合わせられることが、僕のスキルの良いところ。
「ホタル、俊足兎召喚!!」
「ッ、はい!!」
どうせやらなかったら死ぬんだし…やらなきゃ。
「魔法弾」
僕は、最初の呪文を口にして、ポケットの中の硬貨が少しだけ減ったのを感じた。
D…友好的、もしくはあまり怪我をすることもなく、武器がないと軽度な怪我をすることがある。(音波蝙蝠とか)
C…武器がないと怪我をする。武器があれば十分倒せる。(ゴブリンの群れとか)
B…武器がないと大怪我をする。武器があっても倒せないものも多い。(空鮫とか、ホワイトタイガーとか)
A…武器があっても後遺症が残るほどの怪我をする。また、死に至ることもある。(ホワイトタイガーのレッドアイとか)
S…高い確率で死に至る。(双首竜とか)
X…地形などに影響を滅ぼすこともある。(魔王だけ)
魔法のランクがそれ以上で高くないと倒せないということはありません。