改めて(シュンside)
予約投稿が毎回バラバラですみません。
拙いですが、宜しくお願いします。
カイトと一緒にダンジョンに行った俺たちは、三匹の黒狼に遭遇していた。
「カイト!早速倒すぞ!」
「わかった!」
すっかりタメ口になった俺たちは、カイトに後衛の指示を出す。
「後衛の魔法、攻撃力上昇をこっちに、攻撃力と防御力低下を向こうに、あと速度低下も向こうにかけてくれ」
「お、おう…わかった…」
カイトがかけてくれたので、俺は剣を振りかぶる。
キィィン!!
ところが、黒狼は俺の剣をはじいてしまう。
どうしたんだ?いつもならあっさり倒しているのに…
もしかして。
「カイト、ちゃんと魔法掛けてるか!?」
「そんなに多く掛けられるわけないだろ!!俺だから掛けられてるけど、レベル1の魔法も使えてないぞ!!効果はレベル0.1ぐらいになっている!!」
はぁ?そんなわけないだろ?だって、あのアオでも掛けられたんだぜ!?
「カイト、嘘つくな!ちゃんとしろよ!!」
「嘘ついてねーよ!!おい、来てるぞ!」
結局、俺は必殺技の火山を三回使い、今回の戦闘は終わった。
魔力を使いすぎて、くたくただ。
どういう事だ?なぜカイトにできてアオにできないんだ?
後衛の魔法はそんなにいっぱいかけられません。
「時空の歪み」は後衛魔法に頼っているということですね。