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初めての金縛り

初めて金縛りにあったとき、本当に怖かった。

あったことも無い人もいるだろうが、あった人は分かってくれるのではないだろうか。

(金縛りにあったことない人、本当に羨ましい!)



高校生の頃、クラスで一番仲の良い友人、ヒヤマ君(仮名)がいた。

あんまり友達もいなかったので、授業中や休み時間はずっと一緒に行動していた。


そんなヒヤマ君がある夜のこと、

私の部屋に来て、寝ている私の首を絞めたことがあった。


……といっても、それは夢であり、初めての金縛り体験であった。


声を出したくても出せない。

身動きを取りたくてもとれない。

ヒヤマ君は、どんな表情をしていたかは覚えていないが、

私に馬乗りになって、両手で首を絞めてくる。


本当に、グギギギギギギギ……みたいな、

抵抗したくともできない感じ。


しばらくして、夢から目を覚ました。

まだ真夜中だった。

これが噂に聞く"金縛り"というやつなのだな、と思った。


金縛りにあっているときには、普通の夢と同様で

「これが金縛りか」なんて風には思えなくて、

現実のことのように感じてしまった。

(最近は「あ、これ金縛りだ」なんて風に思えるときもあるけど)



その翌日、ヒヤマ君にはクレームをお伝えした。



今でも金縛りに合うことが年に一度ほどある。


あるときは、実家の部屋で私が寝ていて、

離れたリビングにいる母親の

「NetFilxが観れなーい!!」

という声だけが聞こえてくる、ということもあった。

「多分Wi-Fiのせいだよ」とか返事してあげられず、

グギギギモードが発動していた。


前日に、雷が落ちて停電した後、テレビのWi-Fiの設定がおかしくなって、

NetFilxが繋がらなかったというエピソードを聞いていたからこんな金縛りにあったのだろうな。



とにもかくにも、金縛りっていうのは嫌なものだ。




以上!

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