第6Q めぐりあい
「アハッ!」
渋子は今日も笑って強く生きていきます。だって、スマイル・シンデレラ、笑顔姫ですもの。
「大佐、パイロット・スーツを着てください。」
「分かった。渋子が言うなら着よう。」
ジャーと渋子が出撃前にイチャイチャしている。
「私は白いデビルに勝ちたい。私を導いてくれ。渋子。」
「はい。大佐のことは私が守ります。」
ここでジャーと渋子はキスをしたいが、18禁になるので却下。
「ジャー、赤いジャパロボ、出るぞ!」
「渋子、スマイル・シンデレラ・ジャパロボ、行きます!」
「アーちゃんも量産型だけど出撃するよ!」
ジャーたちは地球防衛軍のニュータイプのアムラーと決着をつけるために戦場に出撃する。
「来たな!? 赤い炊飯器のジャーとスマイル・シンデレラ!?」
アムラーはジャーと渋子を察知する。これがニュータイプ能力である。
「渋子とか言ったな!? どうしてジャーなんかの側にいる!?」
「ジャーは私を助けてくれたわ。自分を助けてくれた人のために尽くすのは当然のことよ。」
アムラーと渋子はサイキック・テレパシーで思念会話を始めた。
「ならどうして、あなたは戦うの? 何も守るものがないのに。」
「僕に守るものがない!? じゃあ、戦っちゃあいけないというのか!?」
「そうよ。あなたは戦ってはいけない。あなたが戦ったら、ジャーが死んでしまう。」
「ジャー、ジャー、あいつのことばかり言うな! 僕と渋子だって、こうして出会うことが出来たじゃないか!?」
「もう遅いわ。私は先にジャーと出会ってしまったのよ。」
「それだけで!? それだけで僕たちは分かり合えないのか!?」
渋子とアムラーの魂が同じニュータイプ同士、激しい恋の炎の様に惹かれあっている。
「渋子! 敵とじゃれるな!」
ジャーが二人の間に割って入る。
「赤いジャパロボ!? ジャーだ!? 赤い炊飯器のジャーだ!? 早い!? 普通のジャパロボの5倍の速さだ!?」
遂にジャーとアムラーの直接対決が始まる。
「でも、この程度の男なら僕は倒せる!」
「大佐!?」
アムラーの攻撃をジャーをかばって、渋子がダメージを受けてしまう。
「なんてことだ!? 僕は取り返しのつかないことをしてしまった!? 渋子ー!?」
「ええい!? どうすれば、あの白いジャパロボのパイロットに勝てる!? 教えてくれ!? 渋子!?」
第6クエスト、地球防衛軍の白い悪魔を撃破せよ。
「あなたを倒さなければ、ジャーが死ぬ! ポイッ。」
渋子はアトミックボムを投げた。
「ギャアアアアアアー!?」
ドッカンと大爆発が起こり、戦場にいる者全て倒した。
「どうして私が死ななきゃいけないのよ!? アハッ!」
渋子の去った後にはキノコ雲しか残らない。
つづく。




