第5Q 武田信玄
「アハッ!」
渋子は元気に今日も笑ってます。
その頃、渋子の街の街作りをしているソウちゃんとシバちゃん。
「ま、不味いぞ!? このままでは殿に殺される!?」
「何とかして、あの黄金の守護神に謝ろう!」
ソウちゃんとシバちゃんは覚悟を決めて、安全地帯の渋子の家から飛び出した。
「申し訳ありませんでした!」
「これからは心を入れ替えて、真面目に街作りに取り組みます!」
ソウちゃんとシバちゃんは黄金守護神の巨大ボスと虐待してきた村人たちに頭を下げた。
「ガオー。」
怒りを鎮めた巨大ボスは地面に帰って行った。
「よっしゃー! 巨大ボスがいなくなったらこっちのものだ!」
「クソ農民共! 働け! 全ての女は私のものだ! ワッハッハー!」
ソウちゃんとシバちゃんは巨大ボスが居なくなったら態度が元に戻った。
「こいつらを殺せ!」
「自由を取り戻せ!」
「女、子供を守れ!」
「おお!」
「自分たちの街は自分たちで守るんだ!」
村人たちには世紀末救世主の巨大ボスが付いているので、強気のレジスタンスに代わっていた。
「ギャアアアアアアー!? 殺される!?」
「命だけはお助け下さい!? これデス・ゲームだから死んだら、本当に死んじゃうよ!?」
ソウちゃんとシバちゃんは激怒している村人たちに半殺しにされた。
「アベシー!?」
消滅寸前のピクピクしたゴキブリの様な二人が地面に横たわっている。
「ほれ、鍬を持て。」
村人はソウちゃんとシバちゃんに農具を差し出す。
「え?」
「おまえたちが働くんだよ! サボったら殺すぞ!」
「は、はあい~! 農地を耕させもらいます!」
「だから殺さないで!? エッサ! ホイサ!」
あの世を見たソウちゃんとシバちゃんは一生懸命に働いき、農地を耕した。
「でやえ! 我は甲斐の虎! 武田信玄であるぞ!」
第5クエスト、武田信玄を倒せ。
「忙しい。ポイッ。」
渋子はアトミックボムを投げた。
「ギャアアアアアアー!?」
ドッカンと大爆発をし、武田信玄を倒した。
「武田信玄。元々は召喚魔法タイガーの使い手ね。」
渋子の去った後にはキノコ雲しか残らない。
つづく。




