ある男とツッコミ四天王
「スルト君だよ、序列は……」
覚えてないんだな分かった。
というかシュリアさん、心を読まないでください。
実際に読んだわけでは無いだろうが……
恐らく人間。
目鼻立ちは整っていて、声にまだあどけなさの残るところから、10代半ばくらいであろうことが予想できる。
身長は俺より目測5センチは低そうなので、177とかそれくらいかな?
「ふんっ、なんでもないわよ!
シュリアもこんな奴となんで楽しそうにしてるのよ!」
赤髪は一応答えたが、少年は未だに蚊帳の外である。
それに対してシュリアは答える。
「こんな奴と一緒にいて楽しそうにしてるんじゃないよぉ?楽しいからこんな奴と一緒にいるんだよぉ」
おい、こんな奴言うなや。
それにしても金髪君若いなぁ……16歳くらいか?
異世界って言ってもこの若さは保護者同伴が必要だろ。
精神年齢5歳のシュリアは俺が保護者みたいなもんだからいいけど。
「あの、どちら様ですか?」
金髪君が俺に聞いてくる。
「あ、ども、シュリアの保護者です」
「貴方はいきなり何を言っているの!?」
ついつい口に出してしまったみたいだ。
金髪君も反応に困ったような様子でこっちを見ているし、シュリアはついにキャラが崩壊してしまった。
可哀想に……
こりゃもう色々と収拾付かねえな……
俺がどうにかしねえと!
「みんな、ここは落ち着いて序列1位の俺についてこい!」
「あんた弱いじゃない!」
「どこに行く気ですか!?」
「ゆーさくんもう喋らないでいいよ!?」
「お前結局誰だよ!」
こいつらツッコミ四天王に認定しよ。




