何故か攻略対象と友達になっちゃった☆
2話目投稿。投稿できる時になるべく投稿したほうがいいですよね?ということでしばらくの間1日に1話〜2話投稿します。いつまでいけるかな?
「新入生は生徒会の指示に従って速やかに各教室に移動しましょう」
あ〜〜っ。やっと終わった〜!つか、話が長ぇンだよ。まあいいか。終わった事だし、今更考えても意味のないことだしな。うんうん。
ぉっと、教室に移動しなきゃ。あ、ちなみにこの学校はA〜Gまでの7クラスあって1クラス約45人位で形成されてるんだってさ。私はB組だよ〜。あんまり騒がしくなければいいなぁー......はぁ。
教室にて
やっと教室についた〜!てかこの学校無駄に広すぎだろ。迷子になる自信しかない!(キリッ)
まぁそんなことはどーでもいーや。まだ時間ありそうだからさっさと席着いて読書でもしてよっと♪ちなみに私は基本的に5〜6冊位はいつも鞄の中に入れて持ってきてるんだ〜♪これは前世からの癖(?)みたいなもんだから今更直そうとは思わない。
にしても、この本面白いなーやっぱ主人公は鬼畜な方がいいよな。うんうん
「ねぇ」...ん?なんか誰かに呼ばれたような気がするなー。気の所為かな?うん、やっぱ気の所為だよね(棒読み)
「ねぇ!無視しないでよ!」
気の所為じゃなかったか...
「チッ........ん?何?なにか用事あんの?」
「ねぇ....今舌打ちしたよね?」
いちいち細かい奴だな〜別にどーでもいーじゃんそんなこと。
「気のせいだよ?」
「まあいいか。用事とかじゃなくてただ単に席が隣なんだから仲良くしたいなぁって思って話しかけたんだけど....マズかった?」
顔はまだ見てないけどこいつ結構(雰囲気は)可愛い系なのかな?(会話しながらも読書を続行)
「...あぁなるほど。別に大丈夫だよ〜?そんなこと気にしなくて」
「良かった〜♪あ、僕は如月千尋だよ!生徒会に入ってるんだ〜♪よろしくね!君は?今まで見た事ない顔だから外部生でしょ?」
「....っ⁈うん。私は櫻井水城。よろしく」
「うん!よろしく〜」
はぁ〜ビックリした〜。まさか攻略対象が隣の席だったとは....。一応顔でも見とくか?確かこいつは庶務だった様な違かった様な......うん、直球で聞いてみるか。
「ねぇ、如月って生徒会で何の役職なの?ってか、生徒会っていつも何やってんの?」
あー。そんな何で知らないの?って感じで見るな!しゃーないじゃん!今まで興味なかったんだから!前世だって中学生の内に死んじゃったんだもん。
「やっとこっち向いてくれた〜!しかもちゃんと苗字だけど名前呼んでくれた〜!やばい、なんかすげー達成感」
ガクッ
そっちかよ⁈確かにずっと顔見ないでなんか適当に相槌打ってただけに見える様な喋り方だったかもだけど適当なのは前世からだからもう直しようがないぞ?ってか早く説明しろや
「あ、ゴメン。なんか凄く嬉しくなっちゃって.....しかも呼び捨てって異性にされたことなかったから......。ねぇ、苗字じゃなくて下の名前で呼んで?お願いしますっ!」
「はいはい。分かったから早く説明して、千尋」
「あぁっ!ごめん!今から説明するね?」
なんか千尋って小動物みたい。可愛い。
で、千尋の話を簡単にまとめると、生徒会は教師よりも権力を持っていて、イベントごととかは生徒会が主導で準備からやるんだって。だから、生徒会の人達は成績さえ下げなければ授業は免除されるんだって。ただ、書類の整理が結構あって大変なんだってさ。あと、風紀委員ってのもいるんだってさ。風紀委員の人達と生徒会の人達はよく協力してなんか色々やるんだってー。まあ、その辺はまた今度別の機会ということで〜!あ、因みに千尋は書記をやってるんだって。予想外れたか〜まぁ別にいいけど。
「教えてくれてありがとね〜♪にしても生徒会って大変なんだねー初めて知ったよ〜」
「じゃぁ、次は僕が質問してもいい?」
「いーよー」
「何で水城ちゃんってのんびりした雰囲気なのに殆ど表情変わらないの?」
え、そこ⁈そこなの⁈聞くところって
......えぇ〜。しかもなんかガン見されてるし。てかそんな気になんの?表情変わらないのが?別に普通だと思うんだけどな〜。よし、適当に答えるか
「表情変わらないのってそんな不思議〜?別に普通だと思うんだけどな〜ていうかなんでその質問したの?もうちょっと色々あったよね.....?」
「いや、その.....あの........」
「?どした?」
なんか急に挙動不審になったぞこいつなんか笑える。笑わないけど(一応)
「ほ、ほら自分で言うのもなんだけどこの顔だし一応モテるんだよ。女の子達みんな僕達生徒会や風紀委員の人達が歩いてるだけで顔が赤くなったり騒ぎ出したりしてたから。なんで水城ちゃんは変わらないのかなって不思議に思っちゃって....変な質問してごめんなさい!」
なるほどね〜今まで周りにいた女子達はキャーキャー騒ぐ様な馬鹿が多かったから逆に騒がない奴が珍しく感じたのか〜。......うわー結構苦労してんだな〜ドンマイ!
「いや、いいよ〜?過去にもっと変な質問してきた奴いたからこん位余裕だよー。てか、千尋って結構苦労してんだな。まっガンバ!その内いい事あるよ多分」
「他人事だと思って〜!でもありがと!なんか少し楽になったよ(ニコッ)」
やっぱかわいいわ〜。こーゆー弟ほしいな〜!うちには弟と妹がいるけどどっちも変人って部類に入っちゃうようなやつらだから楽しいけどなんか無駄に騒がしくなるんだよね〜どうにかなんないかな?無理だろ〜けど
「あ、先生だ。」
「ん?ホントだ」
「ねぇ、なんか先生がホストに見えるんだけど。これ眼科いったほうがいいかな?」
「大丈夫だよ?僕も初めて見たときは思ったから。でも、結構ちゃんとしてる先生だから大丈夫だよ!あ、先生にホストって言っちゃダメだよ?あの先生ホストって言われんの物凄く嫌らしいから。前誰かが言ったとき物凄い怒ってたから。その後ずっと不機嫌だったし」
「ふぅーん。それより私は女子達の様子が気になる。騒がしすぎて頭痛くなってきた」
「えぇ⁈大丈夫なの?保健室行く?」
「いや、大丈夫。よくある事だから。もう結構慣れた」
「静かにしろ(ちょっとドスの効いた声で)」
しーん。
「よし。今から自己紹介をして貰う。まずは俺からだな。俺は暮先真琴。数学を担当する。あと、生徒会顧問もやっている。よろしくな。」
キャーキャー騒がしいな。てかどさくさに紛れてあんま関係ないこと質問してるし。「静かにしろ」あ、一刀両断された(笑)いっきに静かになったな〜
「じゃあ、男子からいくか?ちゃんと自己PRもしろよー?1〜2分以内で」
あーあ。やだな〜。めんどくさいなーてかまず何言おう?うーんとー......あ!アレにしよー全くもって平凡すぎるけど実際PRすることないからしょーがないよねー。あ、千尋の番だ。どんなふうに自己紹介すんのかな?
「如月千尋です。生徒会に所属しています。趣味は運動です!よろしくお願いしますっ!(ニコッ)」
おぉう。また騒がしくなりやがった。次の奴が自己紹介出来ねーじゃん。やっぱ煩い女って嫌いだな〜。(現実逃避)
あ、次は私の番だ。
「櫻井水城です。趣味は男装と読書と運動です。嫌いなものは勉強です。あ、あと、一部例外はありますが、煩くて馬鹿な女も嫌いです。よろしくお願いします。」
しーーん
あれ?みんなどーしたんだ?なんかおかしい所でもあったか?
「さ...櫻井。お前、いくら何でも正直すぎるぞ.....」
「え?なんかおかしかったっすか?どうせその内バレると思ったんで男装が趣味ってことを先に宣言しといたんですが」
「「「「......そこじゃない!」」」」
「おぉ〜。すごい。息ピッタリだ〜」
「「「「.........。」」」」
「よ、よし。再開するぞ〜」
「水城ちゃん...。正直すぎるよ....。」
「あれ?千尋どーかした?妙に疲れてない?なんかあったの?」
「いや......何でもないよ(ニコッ)」
「ふぅーん。なんか気になるけどまあいっか〜」
どーせ私には関係のないことだろーしね。あー早く帰りたいな〜。っつても寮だけど。整理とか後回しにしちゃってたから早く帰りたいんだよね。しなかった自分が悪いんだけど。
「じゃあ今日のオリエンテーションは終わりにするぞ〜。明日は係りとかを決めるから何がいいか考えとけよ。」
「あ、それと櫻井。お前はちょっと残れ。話がある。」
「え?あ、はい。分かりました〜」
「んじゃ、さっさと他の奴は帰れ〜櫻井、俺ちょっと荷物置いてきてもいいか?」
「いいですよー」
「ありがとな。すぐ戻る」
ざわざわ ざわざわ
あ〜終わったー!でも残るようなんだよね。話ってなんだろ?早く帰れるといーなー。
「水城ちゃん!暮先先生の話ってなんだろね?......(まぁ大体予想はつくけど)」
「ね〜。なんだろ〜。すぐ終わるといいんだけど......」
「え?水城ちゃん今日なにか用事あるの?」
「いや?ただ単に部屋の整理とか後回しにしちゃってたから早く帰りたいな〜って思っただけだよ?」
「まだ整理してなかったの?そりゃ大変だね。先にやっとけばよかったのに」
「いや〜そーなんだけどなんか面倒くさくてね。って千尋は早く帰りな。もうみんな教室でてるよ!」
「うん、そうだね。ばいばい!また明日!水城ちゃん!」
「うん、じゃーねーまた明日〜」
ふぅ〜。
暇だなー。先生まだ来ないのかな〜?昼寝でもしてよ〜っと♪
攻略対象×2登場〜。千尋は腹黒系ワンコで、途中途中気付かれない程度にぶりっ子(?)してます。担任は見た目ホストの先生です。中身は攻略対象達の中では真面目な部類に入る先生です(面倒くさいときは適当になる)
一部訂正しました