セレブ学校の裏側??
世の中、予想外な事は突然起きるものだ。
うん?
…もしかして聞き間違いッ?!
もぉ〜!!!理事長さんってば〜!
そんな変なお面被って、何言ってるんですかぁ〜???
冗談にも程があるぜッ!!
いくら桁外れな金持ち学校だとしても…
遊園地っていうか…
もはやディ⚫ニーランドッ?!
みたいな学校だったとしても…。
空に浮かぶ猫や犬がいたとしても…。
階段が増えてる様な気がしても…。
あ、いや、本当。
あり得ないんだけどねっ?!?
マジッ! 規格外なんだけどねっ!?
でも、それは流石に無いってッ!!!
んな訳で、もう一度…!!
「え〜っと…。もっ、もう一度…?
あの…ッ何って言いました??」
「えぇぇ〜っ?!
また聞くのかい〜?!?
もぉ〜!!しっかりしてくれよ〜!!
私は、もう眠いんだッ!!!
というか日向ちゃん??
人の話はちゃんと聞かないと
ダメなんだぞぉ〜???
全く。今時の若者は…。」
「いや、アンタ理事長だろッ?!
とにかく、もう一度お願いします。」
「も〜!!仕方ないなぁ〜??
だからね??
この学校には人間以外に
魔物、魔女等が通っている。
そうッ!!つまりッ!
いわゆる魔界学校って訳だよッ!!!」
・・・・・・。
ガタッ…!
「あれ??どこ行くんだい?」
「あっ、すみません。
やっぱ転入やめます。」
「うへえぇええええッッッ!?!? えっ?
ちょッ…!?な、な、何で?!」
「貴方のドヤ声が腹立ったからです。
っと言うわ訳でッ!!
失礼します。」
「イヤイヤイヤイヤッ!!!
ちょッ?!待って!!謝るッ!
謝るからぁッ!!すいませんでしたぁああっ!!!
腹立つ声出してすいませんでしたぁあッ!!!
謝るからッ!!だからっ許してッ!!」
「あ、いや私は、自ら自分をそんなベタなダークホース魔界に住む程、ドMじゃないんです。
っと言う訳で、さよなら。」
「イヤイヤイヤイヤイヤッ!!!!
大丈夫だからッ!!
ちょっと噛まれるかも知れないけどッ!!
変身するかもだけど…大丈夫だからッ!!
だからお願いッ!!!
行かないでぇええ〜ッ!!!」
「イヤイヤイヤイヤッ!!
全然っ大丈夫じゃねぇーしッ!!!
っか何っ?!
何で人間しか住んでいない筈の場所に
そんな学校があるんですかっ??
まず、そこから可笑しいってッ!?!
何?
魔物?魔女?
えっ?!魔界って何ッ?!
ダーク能力的な何かを持った人達??
超ぉおおッ超能力を持った人間ですかぁあッ!?
頼むからその程度であって欲しいッッ!!!」
「まぁまぁ。兎に角座りなさい。
混乱するのも分かるが
とりあえずお茶でも飲みなさい。
そして話を聞いてくれッッ!!!」
「…はいはい…分かりました…。」
何だかおかしな事になった…。
本当、自分の巻き込まれ運にうんざりするよ…。
ハハッ…。