22-SP36 東雲恵の魔界探訪DE 隙あらばTRPG勧誘
この姫様、パーティを組んでどうにか、沈没を防いだものの…ついでに部屋の中は2m四方の部屋の半分は別途であり、後はマジックボックス付きの箪笥が備えてあり、そこに入れる事でアイテムの格納が可能。但し、建物は出さないといけない。また、この箱自体はそのタンスに備え付けの宝石に触ることで格納。その宝石に”プリンセスプライド”という事で、部屋を展開可能。流石王家の伝来という感じのアイテムである、欠点は幅を取る事。そして食事と”トイレ”である、この部屋、地味にトイレがない。
「あ。マジ、全然忘れてたわ。後さ、」
「何?」
妙にこの子、なれなれしいんだよね。ボッチっぽい私はこの陽キャにちょっと呆れていた。
「暇つぶしある?後4日あるっしょ。」
そう言えば、暇で死ぬほどつらい目に遭ったっけ。対策は…私はしてないな。行きが4日なので、急いで帰ればいい。本来の
「んー。そう言う時はぁ、TRPGとかぁ、後はトランプもあるよぉ。」
「ん?」
「ん?トランプとか?」
「ああ、暇つぶしに一番いいのは、サイコロと、
そう言えば、ロールちゃんとあのおかっぱは素振り溶かしていたが、ミーちゃんは息では船から出てないよね。
「思い出せる範囲で、TRPGのルール思い出して、書き留めていたのよ。」
「え!?」
「TRPGのマスターたるもの。3年やったキャンペーンのルール位暗記しているものよ。ただやる相手いなくてね。」
なんだそれ?
「全然わかんねえんだけどさ。TRPGのマスターって何だよ。」
「TRPGっていう、ゲームの主催者よ、大体。」
「そうなのよぉ。でも複雑な感じでぇ、ミーちゃんと二人きりは寂しくてねぇ…。」
「どういう意味?」
「TRPGはぁ4人ぐらいから5人が一番面白いのよぉ。8は取っ散らかるからきらぁいだけどぉ。回せない事無いしぃ、」
このフィーさんもそう言う経験あるのかな?
「で、この暇さ加減で、一応私たちは暇つぶしにこちら。」
持ってきたのは…網?
「地引網様の網とか、たまを作ってたのよ、後これ、」
フィーが持ってきたのは木で作った銛だった。
「冷蔵庫の使用が”釣った魚を入れれば換金”だったでしょ。なら買った竿とかじゃなくて”自分で作った漁具”で釣った者でもいいかなと、ただ私とかはそう言う”釣り具職人”じゃないから、竿とかリールとかの糸の用意はできないのよ。で、しかもしばらく交易になりそうだから。暇つぶしを別にね。」
「でぇ、相談してぇ、ゲームのルルブ作ろうってなったのよぉ。」
「そうすれば、TRPGの布教にもなりますし、暇つぶしにもなります。」
「ほう?」
「ただ、3つか4つほどしかシステムを思い出せなくて、設定を思い出すまで難しくて書き出しに時間がかかります。」
「そうなの?」
「単に言うなら…。本4冊ぐらいの長文を思い出す感じですので。かなり細部を思い出すのが難しくて、データ作成もあるので、」
「なんか大変そうだね。」
というか、本4冊分も覚えてるの?
「どれくらいですの?」
「うーんぅ、辞書4冊分かなぁ、1ゲームぅ。」
「えっ?」
「データを覚えるにちょっとかかるのよぉねえ。しかも暮らす。ジョブが絡む斧が多くてねぇ、設定も覚えるってなるとぉ、それくらいかなぁ。」
「ひぇー。」
なんかすっごい話になって来た。
「だから、サイコロとトランプを大量に買ってきました。後、趣味で、チェスも、」
「チェス!?なんで!?」
「ただの駒作るのはあれなので、チェスの駒に似せて人間型の駒も作っています。」
「ちょっと聞いていい、そう言うの特異?」
このミーちゃんとフィーちゃん、意外な特技あるなこれ。
「ええ、暇だと木をナイフで削ったりしながら、いろいろ作っているので。特にTRPGの駒の為にガチャ巡りとかもしていたので。」
「マジ、ガチ凄くない?」
「なんか多芸よね。」
いろんな意味でミーさんはハイスペな人だな。でも暇つぶしにはなりそう。




