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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
第3章 3人の勇者編
89/1810

5-閑話 その頃僕は出番が欲しくて色々会議してた。

主人公のはずなんですけど、出番少ないっすね。

「そう、私たちにはモフモフが足りないのよ!」

「お姉ちゃん…。」

 すっかり僕がログハウスからでなくなっていてもうダンジョンで数年は経つだろう。その間モンスターの進化先開発に余念がない。が

「獣人がいないのよ、そういえば。」

「一応ルートは作ったけど…材料がない。」

「材料?」

「ウルフじゃなくて、人ともう一つ。進化した獣の体液か毛だそうで、何らかと融合した獣が欲しいらしい。で、これがダンジョン探してもいない。だから作れない。」

 まあ、実際はそんなに焦って探してもいない。というのは、自分は昔母さんがペットが欲しいとごねて…。そして捨てた経緯がある。主に毛が散らばって部屋が汚くなってそれに母さんが耐えれなくなったのだ。それ以来モフモフにはいい思い出がない。せめて猫カフェ言ってやってくれ。

「後、獣系は開発してるけど、ふさふさなキツネ、猫はなかった。だから開発は難航してる。」

「う…。」

 モンスターを作る材料を集めるのが凄い大変なので、僕としては触れないでおきたい。

「そういえば、馬と牛は作ったじゃん。」

「あれはあったから。」

 鹿はいたので、タイミング見て 馬、そして牛は作った。で、やろうと思えばミノタウルス(牛人)は作れる。あとオークは作った。後ヒューマニックタイプオークは作った。最近リューネさんから

ベビードラゴンが流れてきたので、それでドラゴニュート(竜人)、ワイバーン、ドラゴン、スネークドラゴン、ツーヘッドドラゴンなと開発。ドラゴンは強い系列なので、リューネさんもいるんで

開発。あの人地味に単騎無双なので後、なぜかランダムの数が多かった。属性ドラゴンも作る予定だ。が、家でドラゴンは使わない予定…予定だけだけどね、あとリーメちゃんの報告で

”ファクター”には、ファクター専用のモンスター追加効果がありそれと、コインの効果があるんだそうだ。確かにオーガチャイルドという種族は作った記憶ないし、もしかしてそう言うのがあるか

もしれない。自分のファクターを決めてもいいかと思ったが今はこっちに専念するつもり。まあ、みんなばらばらだからね。が、ログハウスと魔界をモニターで見るだけの生活。寂しい。牛ができた

ことでランクアップしたモンスター牛であるバーストブル(食肉用)とブランプルカウ(乳牛用)を開発、また、上位としてゴールドホーン、タイダルカウマザーを開発した。後で教授に聞いたら、

乳牛は実際…興奮するように様々な工夫をされているらしく、あれも品種改良の結果だと聞いた。なので、専用の生態を持つ牛を開発して、現在はネルの園で生態確認中である。ついでに食べた物の

栄養で少しだけ成分が変わって濃縮されるようにもしたので食育合成機能が付いている。バーストブルは作って繁殖しようと思ったら…レベル5フィールドにいることが確認され、そのままそっちに

移行した。ついでに自分はオーク肉旨いという話は苦手なので、そっちの話は女神に頼んで削除してもらった。ついでに下のギルドではバーストブルは懸賞金が出るほどの人気で肉、角は大人気だ。

但し骨は人気ないので、現在ダンジョンストックに大量にある。そして、僕が暇なのは…現在ほとんどのメンバーが広がった海と汽水湖(湖+海)の調査に向かってしまったからだ。派生して、レベル

5危険地域も増えたため、そこにみんなで狩りに向かって言ったのだ。ハーレムなんであれ、いらないやろって、最初ラノベ見て思ったけど、こうして、一人で留守番増えると、実際ハーレムでいい

から人がいないと寂しいってなった。しみる。時々戻ってくるお姉ちゃんが…うれしい。ただ、進化した獣の体液の入手条件を探して現在はエレノアが捜索している。

「ナオ、私がいますよ。」

「ハーリス。」

「最近はサブコアに仕事振ってるので、余裕が出てきたのです。」

 ただ、ハーリスは最近みんなと一緒ん冒険に行くことが多い、ついでに神様曰く、僕は”ステータスは一時的含め、レベル1,ステも1固定。装備効果なし、スキル所有不可。ついでにHPとかは

ちゃんと0になる上に、死亡時、世界丸ごとリセット、有利な効果以外のスキル効果は発動し、有利な効果は打ち消す”という条件らしく、死ぬ検証は怖くて行えないそうだ。恐ろしいまでの制限なので

ぼくがコアになった気分だ。ただしこの穴をついてエレノアに防具とか武器になってもらい、彼女に攻撃してもらうのは可能らしく。検証した結果憑依は機能しないことが分かってる。恐ろしいまでの

徹底ぶりなので、結局僕がダンジョンに入れたのはあの初心者ダンジョン一回だけで、実際警備してもらわないと魔界に近付くことができない。ついでに各町は後で、遊びに行った。ハーリスはサブコ

アを作りそれに一部作業を任せることで、みんなのサポートをしつつの戦闘が可能となっている。一応今のDPがあればサブコアに肉体を与えることが可能ではあるが過剰スペックになるらしく、という

か…。

「やることがない。」

 そう異世界に来て、肉体が子供以下でかつスキルも何もないので、何もできないのだ。

「勇者、召喚されてますよね?」

「だけど、たどり着くまで相当かかる。補助はギルドに任せてあるし…こうなったら時間倍率遅くする?」

「いいかもしれませんね。無駄に暇ですと精神的負担が大きくなります。但し、収益源の魔界は放置して別室作る方がいいと思われます。ネルの園は開発拠点なので、このままにしておきたいですし。」

「分かった。僕専用の部屋を作ろう。」

 その瞬間、お姉ちゃんお顔が、目で見てわかる程度にゆがんだ。

「それさ、向こうで一日経つと、100日こっちで経つんだよね。」

「うん。凄い悪い予感がするんだ。お姉ちゃん的にはナオ君成分取れないから、やめて欲しい。」

「今の話で、再検証を開始します。」

 ハーリスが慌てて検証を開始する。

「検証完了。ナオの魔力を循環させ運営されているダンジョンなので、経路遮断と同じ効果となり、徐々に破壊され、供給が滞るようになります。最終的には全員が暴走する見込みがあります。」

「経路遮断って?」

「はい、ダンジョンのルールに”入口からコアルームまでつながっていなくてはならない”というものがあります。今このダンジョンは魔王城ログハウスから魔界に入りこのネルの園そして、

このログハウスまでこれます。これが経路です。これはダンジョンの魔素を流す血流の効果もあるのですが、必ずマスターを経由させないといけません。でないと魔素に情報が付かなくなるためです

正確にはナオ>ハルート>サブコア>ダンジョン>世界とつながることにより、ナオから届く情報を基にして私たちが整頓してダンジョンに送り、ダンジョンはDPを生み出し、それをナオに還元します

そして世界は”ナオ”の存在情報を得るために欲しいのでそのすべてを欠かすことはできません。無くなるとどんどん元の何もない魔素となり、世界に霧散してしまうのです。」

「けど僕はつながってるよね、ダンジョンの時間が違っても。」

「そこは私も思いました。が検証した結果、マナが体内で処理され、情報を得、戻る作業において脳のスピードが必要だと判断されました。その為よっぽど処理を早くしないと100倍という差を

埋めるに至らないと判断しました。大体20倍の差が限界です。」

「んっと、例えばINTが高いなら違う?」

「それも軽く検証しました。が、大体100万ぐらいあれば違うでしょうけどそれでも誤差の範囲は越えません。」

「分かった。ちょっと違う方法考えてみるよ、僕は部屋に戻るよ。」

 さて、もう少しモンスター作りますか。僕はログハウスのダ行部屋に戻っていった。


「ハーリス。」

「何でしょう?」

「さっきの話本当?」

「ケイ。」

「それだけなら、一時間ごとに時間戻せば行けなくない?」

「やはりかないませんね。ナオがいる時にはこれは言えませんでした。崩壊する可能性は3つあります。一つはさっき言った欠損でジオフロントが暴走です。もう一つが…。」

 そう言うと惠のほうを見る。

「我々が自殺する方がどう計算しても早かったのです。一度時間の違うドアを開けてしまうと向こうから開ける以外開かなくなります。時間処理が欲しいからです。」

「うん。」

「その間私たちがナオに会えないと、今は私たちがナオに会えるので何とか精神が保っていますが、会えなければ徐々に私たちが狂うでしょう。そのうち、その感情で破壊を引き起こしかねません」

「好きすぎてって奴か。」

「たとえ、数名ナオの部屋に入ったとしてもその他の者が、ダンジョンメンバー全員が入ったなら今度はギルド含めたジオフロントがすべて大打撃を受け消滅します。」

「それは…。ありうるけど…。」

「特にエレノア、シーア、ネル、全員発狂近くまで行くとみています。なお時間が違うので、ナオは何も感じないでしょうね…。警告の上で事を為すなら私たちはダンジョンモンスターです。

従うのが当然です。それは覚えておいてください。」

「私もかな?」

「だと思います。が、先に他の者が崩壊しますよ。ダンジョン運営においてこれは危険であるので、」

「あと一つは。」

「今扱ってる魔素が膨大すぎて、管理不順を起こします。その為、全部魔素になってしてしまう…。そんな可能性があります。また、神の干渉で魔界のみ管理未遂で回収される可能性も

否定できませんでした。」

「意外とナオ君成分がと言ってるのは・・。」

「本能かもしれませんね。」

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