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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
73/1810

4-18 ドラゴンマスター カードの対価は身バレ

 夜を待ち、城壁に労働員がいなくなるのと同時に私は薄い箇所を狙ってジャンプ。そしてそのまま城壁、そしてそのまま飛び降りた。音は…しなかったな…。よし、そのまま町の中をうろつく。

え、身分証明がいるだろう?最悪逃げればいいかな。

「やっと、降りれた…マスター。つらいっす」

「ほら、降りて、ここからは異世界テンプレ、冒険者ギルドを探すよ。」

「何です?そのテンプレ、冒険者ギルドって?」

「モンスター退治とか、後、どぶ攫いがメインなのよ。」

 そうそう、そして絡まれるのよね私のような美人もどきは…違った陰キャだった、絡まれるわけがない。

「まず、モンスターいないって言いましたよね、だからモンスター退治の依頼はないっす。しかもこの様子だと上下水道はまだ発展してないので、どぶ無いっす。」

 ………。うわぁ…。

「とりあえず、ギルドでしたっけ?探してみましょ。あそこ、なんか明るい。」

 指さした先には明かりが点いた宿屋があった。おおー。宿屋のおやじとかとの暖かい交流・・・そこの看板には”エルフの里・ワークギルド・宿もやってます、特産品売り場”の文字が…。

「なんかさ、手広くない?」

「そう思います。私もちょっと引きました。」

 流石の物知りリーも呆れた顔だった。


「いらっしゃいませ。エルフの里直営店へ。宿ですか?」

 中は定番のごとく人々が併設の酒場で飲み食いしてるが階段があるようだな…。ここはベーシックにギルドか。が、カウンターにいるのがエルフだった!ひゃっほい、イケメンエルフだ。

「えっと…。ここはワークギルドと聞いて。」

「はい、お仕事のあっせんですか?」

 エルフらしく凄い美形だが、男だ。そして女性っぽい美しさもある。中性的エルフいいね!

「私田舎から来て、無一文で。」

「それはおつらいでしょう。早速ギルドカードをお作りします。少しそこのの椅子にお座りください。」

 すんごい受け答えいいな…ちょっと鑑定してみるか。


名前:メストア・アーチウッド 

種族:ハイエルフ LV30

職業:大商人 LV30

ソウルレベル:3

HP:422

Mp:627

STR:52

VIT:99

INT:122

MID:302

AGI:124

MAG:586

DP:2470万DP

SP:14

共鳴憑依:火の精霊


スキル:商業LV6 光魔法LV6 水魔法LV6 鑑定LV6、魔法操作LV4、詠唱LV5、魔導体術LV8 付与魔法LV3、格闘技LV6

身体特徴:不老LV9、森林適性LV3

称号:魔王城のダンジョン関係者 自惚れ屋(行動成功度+1、失敗時、ショック状態になる)ネル教の狂信者(ネルへの忠誠度+5)パルミダークのギルドマスター

所持金:(機密レベルが足りません)

装備:エルフの短剣(自動修復機能)、ミーア謹製のギルド制服(自動フィット、対人間鑑定阻害、自動修復付き)、

契約:火の精霊


商業LV6  (知識系)

 商業に関する複合知識(売買、投機、礼儀作法、計算、交渉、契約)の知識がある。中位生活系技能 必要DP 6000DP

水魔法LV6  (魔法系)

水の魔導士。LV5に加え 水の幕、純水、凍結 の3つ 。中位魔法。  必要DP 成長のみ、

魔法操作LV4(魔法系) 

魔法のアレンジが可能。精度アップ+大きさ、濃度、成型が可能 必要DP 4万DP)   

詠唱LV6  (魔法系) 

詠唱による効果倍増が可能。ワード一つに付き55%火力アップ、ディレイ可能 最大数6.必要DP 成長時のみ取得

魔導体術LV8(魔法系)

エルフ専用。魔法を戦闘で行う独自体術魔法と格闘のダメージアップ。魔法弾作成、近接魔導、可能。中位戦闘術 必要DP 成長による取得のみ

鑑定LV6(生産系)

鑑定を行う。じっと見ること個で、再鑑定及びリトライ可能。必要DP 成長のみ

体術LV9  (戦闘系)

 肉体のみで戦うスキル(回避、関節技、戦闘移動)が可能。 必要DP 6000DP


 ………ふぇ?色々おかしい、突っ込むところが多すぎて頭が混乱してきた。えっとハイエルフ?しかも30?確か、うちのコクヨウがエルフチャイルドだから10-30-50-ってなる。だから60レベル相当だ、そいつが、ここのギルマスで、かつ受付?しかもスキルがインファイトの魔法使い。拳の力がないがその分を全部魔法で補ってる。そして私の何倍も強い。そして独自技術が多いんだよ、近接魔導って。後商業だけも強いし…後は…魔王城だ。魔王城は魔王のダンジョンの事すなわち…。

「こちらがカードになります。」

 そう言うと金色のカードを差し出してきた。ん?

「こちらは、特別な会員様限定のカードになります。血を垂らしていただくと登録完了です。」

「何これ?」

「特別な…会員様ですよ。いやあ、ネル様に続いて私がこのカード発行第二号、なんという名誉。感動で死にそうですよ。」

 ほほえましく語ってくるが、その内容は私には狂気でしかなかった。ばれた?しかも、優遇?何考えてる?

「何か疑ってらっしゃいますね。」

「当然。」

 あんなもの見せられれば当然。

「そう言うと思いました。この件には担当の者が来ることになっております。」

「すごい対応が速いのね。」

「はい。それが売りですから。」

 目が笑ってない。口は笑ってるが、さて、どうするか…。

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