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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
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4-16 リーメ君のダンマス日記  座学のお勉強

「じゃあ、とりあえずみんな、普通通りでいいのかい?」

 結局余り物を登録してDPにして、今いる箇所は攻められたら防衛、そして攻めない。と決まった。そして…。

「ゴブリンたちは木細工が3人ね。ホブさんたちは鍛冶師になってね。」

 ゴブリンたちは物つくりでバックアップしてもらうことになった。獣の骨の矢じりとか、木の矢じりを作り、ホブゴブリンたちが鉄を使った鍛冶を行う…と言っても鉄はなく、DPで買うしかない。

それが


精製鉄1kg  2200DP 


 しかない。かなり物がよいらしいのだが手が出るものではない、そこで、しばらく鍛冶師ではあるが3人には軍事訓練を村のみんなにつけてもらうことになった。それに伴いある部屋を増設した

「はい皆さん、ここがミニゴブリンの部屋です。」

 みんなに簡単に説明する。スポナーに中立なる召喚オプションがあるのでそれを使い、ミニゴブリンを召喚する専用の部屋を作ることになった、ミニゴブリンが5DPでその50倍が二個と部屋自体

が100DP合わせて600DPでできた訓練部屋だ。ミニゴブリンたれど中立だとちゃんと人間を見ると襲ってくる。それをみんなで人間に見立て、実戦を積んでもらう、それがこの施設の目的だ。

「小さくてもちゃんと噛んでくる、襲ってくる。本当はもう少し大きいものを使いたかったが、コストの関係だすまない、さっそく部屋に入ると2体襲ってくる、まずは6人で入って、戦闘に慣れてもらう。」

 鬼ちゃんの厳しい声がみんなを緊張させている、僕も行きたかったが、ダンジョンはマスターの持ってるスキル次第で成長方向が傾く傾向があるため、みんなが10レベルになってからにしようと決めた。僕も参加したかったな…。それ以外のみんなは大人子供問わず、みんな腰に袋を下げ、木の小さなブロックを渡されている。角があるので痛いのと、使い回しがきくこと、そして何より周りの木から木から切り出せばいいので採取的にダンジョンのポイントになる点だ。流石メルッチ頭いい。それを各自持ってそしてなぜかみんな狩人になっていた。これは僕が寝た後職業の話を聞いた村長以下全員が試して職業についていない人間がこれに全部なった。一応10歳になるまでは職業はつかないことになっており、10歳だと自動で自分のスキルを参照して職業が付くのだ。が10歳以下なら、宣言でなることができまたダンジョンマスタはーはいつでもなることができる。但し一度なると進化するまで変更はできない。でもその職業が全員分からないのだが、それが…

「ダンジョン侵入者は自動で鑑定されるので、皆さんは私がなった職業を教えます。」

 とガルッチがみんなの分を教えたのだ。それで発覚するスキルの数々、それはもう凄い騒ぎだった。そして、生産職の女性は全員生産訓練を邁進すればいいのだが問題はレベルアップには”経験か

生命を倒す”必要がある。そこで、最初は戦闘職の女性がみんなで安全に倒すべくこの木の重いブロックを持ち出し

「でも結構えぐくない?」

「狩りは基本触れない、または遠距離が基本です。防御されてるからこそ、近接であり、獣相手なら投げて殺すのです。後石でいいのがあるなら投げる用に加工して渡しますよ、DPで生産できます。」

 格闘は基本急所狙いが基本で、ガルッチが言うにはモンスターになると大型化、筋力が高いと巨大になるので、近接武器はどんどん役に立たなくなるとのこと。必殺技が機能するのは少人数での

戦闘か、曲がり角の戦闘のみだそうで、槍も投げるからしい…すごい…夢がないね…。という事でみんなは戦士は木の棒と木のブロック、そして、狩人、斥候はは木のブロックを持ってきたついでに

メンバーは4名

「あたしは何となく予想してたよ。」

 村長の奥さんガルージさん(戦士)と、隣のミカちゃん(狩人)。そして、噂好きのカマックおばさん(斥候)と、影の薄いジーナ(狩人)さんだった。魔法使い?そんな希少な人は…おっと、

メルッチがいた。後メルヘンゴブリンさん。その5人が10になって進化したら次は生産職が混ざる予定だ。もしそれまでに来たようならミニゴブリンを大量に呼んで時間稼ぐ予定だ、

「ゴブリンいたぞー!」

 その掛け声とともにみんなで驚いたゴブリンに奇襲、そしてみんなで木のブロックを投げつける。…そしてメルッチが最後に飛び蹴り、そして、倒れて光になったところを木のブロックを拾いなおしてさらにもう一体。だそうで、なんか、なんでメルッチが飛び蹴りしてるんだろう…。そしてこの光になったゴブリンは大体3DPで回収可能で…いったい2DPで経験値が得られる仕組みだった。ついでにバークボアだと、500×50で25000欲しいらしく、凄い高額でやめた。そしてこの訓練も20日も経つとみんな10レベルになるのであった。ついでに休み時間は鬼ちゃんとホブさんたちで外に獣狩りに出かけていた。適度に休みを入れないと。獣が狩り尽くされてしまうので、ほどほどでないといけないそうだ。ついでに木を倒してきてもらい、鬼ちゃんの武器をゴブリンに作ってもらった。


鬼棍棒(木) 


TIPS:ゴブリンたちが作った鬼ちゃん専用の重量バランスの付いた棍棒、とげとげはついていないが、長さ1.8mにも及びしかも先のほうが太くて硬い。グリップに木の樹液を使った滑り止めがしてある。


 これを持っている感じだと、今でもこの棍棒に振り回されてやってる感じがするが・・・これで、忍び寄って奇襲するのだから怖い…。そしてレベルアップとともに、


ガルージ=指揮官、ミカ=弓士、カマックおばさん=情報屋、ジーナ=ハンターとなった、そして一番驚いたのがメルッチで、進化すると


名前:メルッチ

種族:妖精 LV1

職業:ダンジョンnユニークモンスター 魔法使いLV1

ソウルレベル:3

STR:9

VIT:9

INT:52

MID:24

AGI:102

MAG:55

DP:5000DP

SP:1


スキル:飛行LV1 回復LV1 光魔法LV2、風魔法LV1 忠義の一念LV2 魔力操作LV1

称号:ダンジョンユニークモンスター リーメの第一眷属 子ども扱い 俺っ子(男性に勘違いされやすい)

所持金:なし

装備:なし


TIPS:全長60㎝の光る羽を持つ人型の虫ではなく、妖精。幼い外見が多く周囲を飛び回る。いたずらが好きで、好奇心が強い。魔法が得意でここからさらに進化先が多い。妖精系基本。類似品の”ワ~羽蟻虫”がいて、時々抗争を繰り返している。主に”どちらがマスコットアイドル枠か”だそうだ。


忠義の一念LV2 (特異系) 

忠臣の思いが詰まったスキル。忠誠度に応じてステータスアップと庇う時の生死判定に+1    必要DP 25000DP

光魔法LV2   (魔法系) 

光魔法LV1に加え(ヒールライト、持続光、フラッシュ)万能な魔法。 必要DP  5000DP、


 なんと妖精になって、…えっとこの称号見るともしかして?

「なんだよ、悪いか?」

 女の子だった。びっくりした。そして小さいと思った身長はさらに半分となりしかも薄くなれるように。後、メンバーの様子を見て、魔法使いとなってくれていた。

「へぇ、こんな風になるんだ…。」

 なじんだ姿が変更する様に驚いていた。話に聞くと、光魔法の回復で傷を治せるらしく、ある程度なら無茶しても大丈夫になった。ただどれにするのか…それが凄い会議を紛糾させた。

「基本的に今の職業からすると、狩人がいいのですが、これは狩人関連のスキル取得確率2倍と狩人になったときの取得スキルのレベルが2になるもの。後分岐条件緩和ですね。」

「だとしたら戦士とか?」

「ここは家事とか?」

 そう、みんなで生産系か戦闘系で分かれたのだ。無論生産系極めて行けば物料の向上がある。が、それだと予定されている戦闘が越えれない。数日掛けて

「実は職業には特殊条件があり、持っているスキル次第で出る上位とか、初期も存在します。なのでここでは保留という手もあります。」

「それにしよう。」

 結局僕がスキルを後で取ってその都度確認となった。…道のりは長そう。

「そうだ、一応忠告というか、可能性があるの話です。」

「なに?」

「スキル条件に文明及び特定施設のレベルが関係する場合があります。」

「何それ?」

「神様からの連絡です。条件に”冒険者ギルド建設+冒険者100名以上、冒険活劇40必要”という特殊条件もあるので、待つときはまったり又は世界を変える気分で頑張ってだそうです。」

「何だいそれは?」

「いくつか、そういう世界に施設がないとできない基礎職というものあるそうです。」

 それはもうなんというか、早出し不利?けど僕はダンジョンマスターなんだよな?もしかして。

「もしかしてさ、そういうのって僕が…。」

「はい、ダンジョンマスターの誰かがモンスターを世に放ち、そして、相手に活躍させないと出現しないですね、これ。」

「んなあほな…。」

「第一活劇ってなんなんだよ?」

 奥さんの疑問もごもっともだ、何それ?

「吟遊詩人や旅人が語り継ぐ物語の事です。ここではあまり見ませんが、都市ではよく”エペとの激闘する騎士『エランツェ』”とかあります。このように活躍が語られないと出ない職業もあるよう

です。」

「色々大変だねえ…。これはダンジョンマスターはつらいわ。」

「はい、中級や上級に置いて活躍し、世間に広がる事もあることで、上級、中級、そしてランク4の超級が解放される場合があります。」

「超級?」

「はい。ただ、現在の制限では発生しません。最大は上級の30LVです。ただ、ここまで来てしまうともう1上げるでも30年単位になるので、そこまで到達することはほぼないかと。しかも今の

皆様の中位職でさえ、現行領主や隊長クラスであり、一般人をは比べ物になりません。」

「そうなの?」

「はい。」

 そうなるとモンスターはもっとすごいんだ…。

「モンスターは有利に見えますが、基本人間複数人に一人で戦う前提で作られてます。数の差で負けるのです。まあ、リーメちゃんには効かないんですけどね。」

「んに?」

 なんか褒められてる。

「鬼のマスターの特徴は”数”なのです。安いものを大量に出して数で圧殺するのが鬼のファクターの特徴です。欠点も多いですが十分人間とまっとうな勝負ができます。」

「そういえば魔王のファクターは?」

「個人情報となるので、御教えできません。竜のダンジョンマスターは名前を持たないため、固有名詞の代わりに言っているだけで、本来は禁則情報になります。あ、後これを。」

 そう言うとガルッチは手のひらから鬼だろう角の生えた人間のコインを取り出す。

「これが今3枚あります。これは”ファクターコイン”と言います。これを用いると”鬼”に関連するスキル、召喚、施設のどれかの値段を1/10にできます。但し他のファクターが混ざる場合は

その両方のファクターのコインが必要になります。また、この時に限り、材料の制限は無視されます。」

「3っつだけここからさらに。」

「1/5です。元々1/2されてるので。」

 例えば、鬼ちゃんと同じオーガチャイルドは5000DPで召喚できることになる。って事か、

「これも、当然、売買可能です、トレード可能なら。」

「トレード?」

「はい、ダンジョンはDPを使うごとに成長していきます。レベル2の条件であるDPを使えば2000ポイントで、レベル2となります。また3の条件まで使えば上昇ポイントを払い3にできます。機能の中には買う物もありますが、ダンジョンパックの効果でそれはあなたが成る時に支払われてます。」

「ダンジョンパック?」

「はい、ダンジョンパックです、今後これが出てくる場合があります。これは他のダンジョンマスターの時にセットが変わってる場合があります。私のようなダンジョンコアが肉体を持つのは本来

ダンジョンレベル5の効果です。しかもそのあとDP使って買うのです。」

「そうなんだ…。」

 すごい遠そうだな…。

「ですが、それを先払いして、パックに含めることにより最初からできるようにしてあるのがこの”ダンジョンパック”の効果なのです。なので、”僕は最初からこの機能あったんだ”と他のマスタ

ーに言うのは命にかかわる場合があります。」

「いろいろ難儀だねえ…。」


 ビービービー


「何?」

 なんか、ガルッチから聞こえてくるんだけど。

「えっとダンジョンバトル申し込みが来ました。」


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