1-7 スライムにつぎ込めるだけDPつぎ込んだ馬鹿がいるらしい
今回短めです。
「プニィ。」
鳴き声あるのな…。スライム。
「付けたし、ただ、物理半減とかは予算上無理だった。」
と言っても予算は後25万DOある…という事は…。
「うん、それに47万DPぶち込んだ。」
「えぇ…もう運営の危機なんじゃ?」
「だって要求通り作るとこうなっちゃうんだから。要求下げればいいのよ。」
「今から下げるには?」
「もう一回材料持ってきてユニーク作成。」
もう戻せないという事か…。
「けど、これ吸収したものとか、変身したりできるんでしょ?」
「え?」
女神は意外そうに…予想できたな…。
「吸収って、知識とか得るだけで、アウトプットはないわよ。」
「…スキルって後で付けることは?」
「割高だけどできるようにしてある。後スキルは条件満たせば覚えるし、レベルも上がるわ。」
「そうなの?」
「うん。でないとスキル獲得確率:大だけじゃ無双できないでしょ?」
「確かに。」
「ただし、獲得条件は普通だと、まあ5年とか修行して1レベルつく程度。それを一分に短縮したのがスキル獲得確率:大。 」
「露骨にやり過ぎなんじゃないかな?」
「と言うと思って、今度は1年にしておきました。小が2年半ね。」
それでも相当短いと思うが…。
「まあ育てる楽しみないと困るし。お、そろそろ夜か…。」
周りを見渡すと陽が落ちかけてきた。女神は天井に吊り下げたろうそくに指から火を出してともすと壁に掛けた。
「今日は…パンとスープ、城から出てくるときにかっぱらってきたからこれね。」
「何日分?」
「手で持てるだけだったから…2日?」
皿にスープをよそうと黒い物体を持ってきた。
「これは?」
「パンよ、この世界の保存食としては一般的よ。」
かじってみる、歯がかけそうなくらい固い。
「普通は手で割って、そこのスープに浸すのよ。でふやかしてから食べる。」
言われた通りやってみるが、しこりは残ってる感じだ…後スープがしょっぱい。
「これでも城の兵士って事で、かなりいいものなのよ…まあ、顔見たらわかるけどね…。」
「うん…。」
頭ではよくしてもらってるとわかる。が、体は理解できなかった。
「さて、最後はこれやって寝ますか…?」
「ん?」
「ダンジョン作ろっか。」
名前:無し(未設定)
種族:スライム:LV1
職業:ユニークモンスター、ナオの下僕
ソウルレベル:LV3
HP:10
MP:20
STR:12
VIT:4
INT:12
MID:10
AGI:1
MAG::12
スキル:吸収LV1 融合LV1 変形:1 超触覚LV1 忠誠の一念LV1、
称号:始祖の存在(同族への絶対指揮権を得る。) ナオの第一眷属(忠誠度+、スキル+忠義の一念)ダンジョンユニークモンスター(DPで蘇生可能)
所持金:なし
超触覚LV1(常時系) :皮膚の触角が優れ、皮膚接触や空気感知で有利になる、気配感知可能。 必要DP 4000DP
忠義の一念LV1(特異系) :主人への忠誠度が高くなる、忠誠度具合に応じてステータスアップ等のボーナスを得る。 20000DP