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はじめてのまおう~《勇者に俺ツエーさせるRPG》   作者: どたぬき(仮)
二人のダンジョンマスターの章
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4-14 ドラゴンマスター 土木の代償はDP

今回は竜のダンジョンマスターマスター視点です。

「ふう、暇だ…。」

 スケルトンたちを出して一時間、順調に気を時々木を落としてくれたが、ポイントとしては微々たるものだった。レベリングになればいいや。私も…

「母上、どうします?」

 コクヨウが心配そうにしてくれている…。

「コクヨウはちょっとレベリング待ってね。今の段階だと脱出に必要なポイントがなくなる…。」

 がどうすればばいい。そういえば重さでDP…今度はこれか…。そう言うと、私は立ち上がり、壁の目の間に座った。

「マスター?」

「ダンジョンを拡張する。と言っても土をルームに入れる。」

 と言うと全力で詰めを…あれ…思ったより土が柔らかい。そして、爪を起用に突き立てて、掘り掘り、さすが24mサクッと土が掘れる。が途中でで手が止まる。

「リーちゃん、これルームに入った土・・・回収して?後、ダンジョン掘ってどうやって拡張するの?」

「はい、先にダンジョン領域を指定して購入します。そこはダンジョンの扱いとなるので私もコクヨウも出入りできます。で、そのあとに正規のダンジョンの改装費を支払うとそこをDPで加工できます。

また、職人がいる場合は指示して工事してもらえれば、DP無しでもフロアは作成できますし、ダンジョン領域確保はダンジョンの基礎です、今更ですか?」

「いやいや。今までコアしか入れなかったでしょ?」

 主に大きさの関連で。

「でもそうなると今ここのコアルームはどうなるの?」」

「これは実は応急処置的に作ってある空間で、空間を捻じ曲げて、コアルームだけ設置してます。なので解除すると、元あった通り、すなわち土がそこにあることになります。」

「ファンタジー。」

 でもこれ使えば地下通ってダンジョン移動して、ダンジョン残すとか出来そうだよね。」

「で、その土はどれくらいになる?」

「大体13tですので、鉱物込みの計算で最大2200DPですな…。」

「なんでそんなに多いの?」

「自分の大きさ覚えてます?24mですよ、アニメのロボが20m、あなたそれ位ですよ。」

「そうだった。」

 今の大きさ換算してなかった。即ちいま私は土掘るだけでブルドーザーより回収できる。が、これで、3200くらいから2200足しで5400ぐらい。行ける!

「じゃあ、そのままりー、パワーアップしちゃって。」

「アイアイサー。テレテレッテテー、リーはレベル3になった。DMトレード機能を覚えた。DMショップ機能を覚えた。ダンジョンバトル機能を覚えた。モンスター配置変換を覚えた。

魔力DP変換を覚えた。」

 相変わらず、口でその辺しゃべるなよ…。でもなんかすごい楽になるっぽい?

「えっといくつかあるけどトレードは?」

「トレードは、特定の相手と会話して、そのまま商品を物々交換できます。情報とか基本何でもトレード対象です。ショップは最大ダンジョンレベルまでリストを登録し、それを販売します。

材料は相手持ち、こちら持ちを選択可能です。また、リスト登録可能不可能選択できます。」

「双方にない場合は?」

「確かに、今ありうりますね…。…少々お待ちを…。えっと回答が来ました。代替処置を行っても存在しない場合は売買不可となり差し戻します。だそうです。代替処置は例えば竜の骨が欲しい

場合”龍の骨”を”特定の動物の骨を無理やり密度上げて竜の骨に見立てて材料費を支払う”という処理の事です。登録したものの材料の8割はこうやって工面しつつ、あるリソースを使い回して

マスターに提供してます。褒めて。」

「すごいわ、本当に。」

 これだと竜の骨意味ないじゃん。が、無理やりだから本物には届かないし、それはそれで価値はあるのか…。もしこの倍率が一万倍”とかなら、話が全然変わる。となると、私こう見えて価値あるね。ふふーん。いい女でしょー…主に材料的に…なんか色々負けた気がするわ。

「で、ダンジョンバトルは、ダンジョンマスター同士で戦闘を行うルールです。お互いの合意と決着の名のもとに戦闘を行います。ダンジョンバトル状態だとお互いダンジョンの入り口をつなげ戦闘を開始お互いが決めた勝利条件を満たせば、強制終了、その場で元に戻るルールです。」

「それ、直接乗り込むより効率悪いよね。」

「これの利点は”DP回収”のルールです。お互いのモンスターは”自分のダンジョンの関係者”でないので魔力消費した場合。それは相手のダンジョンの収益になります。それによる収益アップを狙うのがダンジョンバトルの利点です。だってモンスターですよ、魔法や魔力は人間の比ではありません。」

「確かにそうだ。」

「なので、お互い条件をうまく決めて、戦うべきです。最悪抗争状態たと相手のダンジョンを探したり、周囲の地形を荒らす、またはその隙に勇者が来てお互い滅ぼされること、が考えられます。なので直接乗り込むよりお互い攻めるでもリスクが少ないです。但し”お互いの合意”がないと始めれないので注意してください。」

「ラノベみたいに、死んだら復活する?」

「いいえ。モンスターは亡くなりますし、相手ダンジョンに乗り込めばそこは”ダンジョン領域外”になります。そこで死んだユニークモンスターは魔石を回収しないとユニークモンスター蘇生もできません。」

 そこはリスク凄い高いんだが…。

「という事は、ダンジョンは守り有利。」

「はい、そうなります。ユニークはDPだけで蘇生できますし、通常は購入して”誰もいない部屋”から召喚またはストック放出できます。」

 これは攻めるほうが凄いリスクね…。

「あれ?そうなると、ダンマスは相手のダンジョンに入れない?」

「入れません。ルールでそうある限りそれは決して変えれません。」

 私が強くても何の意味もないというルールかこれ!いや、ちょっと、ちょっとちょっと…。

「ルールにある限り?ルールは変更できるの?」

「はい、ダンジョンマスター権限において有利な項目を売り、不利な項目を買う事で消去できます。また、マスターにおいてはあなたの”職業”、称号”4つ”、が封印されています。それもDP購入で復活できます。」

「そこに私の記憶が?」

「記憶に関係する称号ならば。」

「それは目標ができた。が…。後のモンスター配置変換と、魔力DP変換って?」

「モンスター配置変換はモンスターの位置をダンジョン領域とダンジョンのどこにでもテレポートできる機能です。但し、これにダンジョンマスターは含まれません。また”誰も見ていない場所”を

満たす必要があります。」

「結構きついね。」

「視覚以外の感知はされていいので、そこをダンジョン領域で買ってテレポート入り口にしないといけませんがダンジョン領域購入は”ダンジョンと隣接していないといけない”のでご注意ください。」

 これまたこれできついやつだ。がこれは楽になる、地上にダンジョン領域置けばそこからスケルトンが移動できる。そして、そこなら、リーもおける。コクヨウもおける。やったね。

「で最後の魔力DP変換ですが、ちょっと私が気恥ずかしいのです。」

「なんで?」

「魔力DP変換はコアに直接魔力を入れることで、MP1に付き1DPを入れることができます。もとはどっちも同じ魔素なので可能らしいです。で条件は”コアに触れること”だそうです。」

 にちゃぁ。

「こっちおいで、リー。コクヨウ。」

 なんか怖そうな目で見ないでよ、二人とも。

「大丈夫、私の限界まで、リーに注いであげるから…。」

「いや、それ、マスター。竜の姿で言われるとすごい抵抗感あります。」

 なんかりーが、ガタガタ震えているのだけど気のせいだよね。

「ね、コクヨウちゃんも一緒に私に抱かれて。」

「いえ、お母様、少し待ってほしいのです、身長とか体重的な意味で。」

 いやいや、優しいですよ、プニスベには。

「女性に体重は禁物よ…。ほうら…。」

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