4-12 リーメ君のダンマス日記 相棒の鬼ちゃん
「みんな、やっと10レベルですよー。」
「やったぜ!」
なんか、ガルッチたちが騒いでる。
「何があったの?」
その声に下に降りてみるとゴブリンたちが整列していた。
「おう、みんな進化可能だからな。で、お前の進化命令待ちだ。無論そのあとの奴も登録するから進化は後悔しなくていいぞ。」
進化って何?
「メルッチ。リーメちゃんが困ってますよ。簡単に言うと進化は強くなるのです。説明文出しますので、どれがいいのか選んでください。わからないなら聞いてくださいよ。」
ミニゴブリンの進化先
ゴブリン
TIPS:俗にいうファンタジーでのやられ役の小鬼。稀に初期職業についている。ゴブリナと言われる雌もいるが、男女比9:1であり稀。背は100㎝でありそれが成体。知性はないわけでもないが、性欲、食欲に引きずられやすい
ホブゴブリン
TIPS:通称”若鬼”。人間と同じ体格を持つが、それ以外は繁殖能力が一緒、職業を持っていることはまれであるが存在する。要ミニゴブリン(LV10)×4ホブゴブリンのホブは。本来「人の側にいる」であるが、この世界では「沼に住まう」である。大きさは150㎝程
メルヘンゴブリン
TIPS:土妖精の肌が緑名だけの色違い。妖精と同じ習性をしており、子供っぽい、欠点は隙を見てはいたずらすること。要ミニゴブリン(LV10)×9鬼のファクター専用進化。妖精族押しの貴方に。
ギズモ
TIPS:ふわふわの毛を持つポメラニアンドックとゴブリンの合いの子。器用な手と爪を持つが、体長は30㎝。 鬼のファクター専用進化。夜の餌を与えると狂暴化する。
オーガ
TIPS:通称”鬼” 鬼系の基本モンスター。女性だとオガリナ等言われる。強さは人間の数倍を誇り、鬼人種とも言われる。武器の扱いに優れ、体は大きめ。要ミニゴブリン(LV10)21体。大きさは普通の大人より一回り大きく、小さい角が生えているのが特徴。
オーガチャイルド TIPS:通称”鬼子” 鬼系の基礎モンスター。ランク1扱い。専用進化先あり。鬼子と呼ばれる、幽霊の伝承を持つ、角があるのは”幽霊に取りつかれているから”要ミニゴブリン(LV10)40体。鬼ファクター専用進化。体格は人間の子供位。力は並の大人より強い。
「この”×40”というのは?」
「今は60体いるけど、そのうち40体がまとまって一つのモンスターになる。って意味。数は気にしなくていいぜ。ゴブリンのコストは安いからお手伝い増やせばいいぜ。」
うん、オーガもいいけど大人みたいな子供か…。オーガチャイルドかな?後はホブゴブリンと、後、メルヘンゴブリンかな、ギズモはポメラニアンが分からない。
「なんかかっこよさそうな、オーガチャイルドと…メルヘンゴブリン、かわいいかな?」
「かわいいらしいね…。後は?メルヘン、ホブゴブリン2人、ゴブリン3人で。」
「了解、みんな!行くぞ。」
「ぎゃぎゃ―!」
みんなの雄たけびと共に一人の黒紫の髪の少年と、ミニゴブリンたちと一緒の身長の靴が大きいゴブリンと 緑色のちょっと大きい人が2人。後、子供かな、それが3人いる。
名前: なし(未設定)
種族;ゴブリン
ソウルレベル:2
職業:ダンジョンモンスター 職業未設定
Hp4
MP1
STR:4
VIT:2
INT:2
MID:2
AGI:3
MAG:3
SP:1
DP: 25DP(ファクター適応中)
スキル:取得経験値5倍(ミニゴブリンからの成長時のみ取得)
身体特徴:絶倫LV1 優性繁殖LV1
絶倫LV1 (特異系)
性欲と、行為必要回数が5倍になる。時折異性を見ると暴走する。 必要DP 5000DP
優性繁殖LV1(特異系)
どの種族の人間系とも繁殖可能、ただし生まれるのはミニゴブリンのみ、必要DP ゴブリンのみ、取得不可
名前: なし(未設定)
種族;メルヘンゴブリン
ソウルレベル:2
職業:ダンジョンモンスター 職業未設定
Hp24
MP52
STR:34
VIT:42
INT:32
MID:32
AGI:34
MAG:52
SP:4
DP: 500DP(ファクター適応中)
スキル:取得経験値5倍(ミニゴブリンから成長時のみ) 土魔法LV1
身体特徴:魔力体LV2 魔力操作LV1
名前: なし(未設定)
種族;ホブゴブリン
ソウルレベル:2
職業:ダンジョンモンスター 職業未設定
Hp55
MP52
STR:24
VIT:34
INT:22
MID:52
AGI:3
MAG:0
SP:4
DP: 100DP(ファクター適応中)
スキル:取得経験値5倍(ミニゴブリンからの成長時のみ) 格闘LV1
身体特徴:優性繁殖LV1
「俺が鬼子と呼ばれるものだ、よろしく、相棒。」
黒紫の子が手をさっと出す。
「よろしく、鬼ちゃん。後の子もよろしく。」
みんな一礼する。へー、進化するとこうなるのか…。
「みんなしゃべでる…。」
「ぎゃぎゃ…がそう・・・だ…片言…しゃべる…。」
「おいらは普通に話せる、それがおいらたち。」
「マスター、相談するといいよ、村長さんの奥さんと、」
そう、村長さんは兵士に連れられてしまい、今は村長の奥さんが事実上の村長である。




