4-11 リーメ君のダンマス日記 僕はリーメ
しばらくは鬼のダンジョンマスター、リーメ君視点となります
「おはよう、リーメちゃん。」
「おはよう、ママ。」
リーメはリーメ、7歳。今はこのクラム村に住む、普通の人間だ。
「今日もゴブリンたちは元気かい?」
「はい、みんな働き者です。」
そう、リーメはある日、寝てるときに”君はいい子だから、ダンジョンマスターだ。とてもダンジョンマスターだ。だからダンジョンマスターだ”というよく分からないお告げをもらってダンジョンというなんか地下室がもらえるようになったんだ。そこにはダンジョンコアとか言う不思議な子供のガルッチとガルッチの友達の”しょかいとくてん”とかいう記憶喪失の少年の小さいメルッチがいたんだ。彼らは記憶喪失とか言うのでよく分からないけど、前のことを覚えていないらしい。そこで、そこから僕たちはママに一緒に育ててもらうことになったんだ。
お母さん大変だよね…。
「リーメ。もう少しダンジョンマスターらしいことしようよ。」
「ほら、ゴブリンさんたち帰ってきたよ。」
僕がダンジョンマスタ-になって願ったのは、お母さんたちの手助けだった。そこで、ガルッチとメルッチは相談して、ゴブリンを大量に出したんだ。ゴブリン単体は何ともないがみんなで集まれば大人みたいな力になる。それで村からいなくなった大人の代わりに狩りをしてもらっているんだ。ただ、怪しい事にメルッチとガルッチはなぜかダンジョンというところから出れないらしいんだ。かわいそうだね。
「お母さん。今日もパンがおいしいです。」
なぜかみんなその話を聞いて以来地下室でご飯を食べるようになっていた。
「ほんとにうまいぜ。」
「あらあら、みんな褒めるの旨いのね。」
確かに母さんのパンはうまい。
名前: リーメ
種族;人間の子供
職業:ダンジョンマスター:鬼 未設定
Hp7
MP12
STR:6
VIT:7
INT:22
MID:4
AGI:7
MAG:10
スキル:美形Lv1 家事LV1
称号:ダンジョンマスター
所持金:8700DP
名前: なし(未設定)
種族;ミニゴブリン
ソウルレベル:1
職業:ダンジョンモンスター
Hp4
MP0
STR:4
VIT:2
INT:2
MID:2
AGI:3
MAG:0
DP: 5DP(ファクター適応中)
スキル:取得経験値5倍
身体特徴:早熟LV1
Tips: ミニゴブリンはゴブリンの子供。三日ほどで大人ゴブリンになると言われている。繁殖力が高いが基本知能は低い。本当は妖精の一種であり、人間の悪意で育った妖精である説がある。また、小鬼の別名という場合もある。が、昨今のゲームブームでそれに拍車がかかり、ゴブリンという独自生命体が生まれた。
名前:メルッチ
種族:エルフチャイルド LV1
職業:ユニークモンスター
ソウルレベル:2
STR:3
VIT:2
INT:12
MID:4
AGI:12
MAG:5
DP:2000DP
スキル:光魔法 LV1、忠義の一念LV1
称号:ダンジョンユニークモンスター リーメの第一眷属(忠誠度+、スキル+忠義の一念)子ども扱い(保護者からの好感度+1)
所持金:なし
装備:なし
費用:2000DP
取得経験値5倍(特異系)
もらえる経験値の量が5倍になる。 必要DP 特殊条件又は誕生時のみ
早熟LV1 (特異系)
もらえる経験値が2倍代わりにステータス上昇ー2 第一段階のみ取得可能。レベル10に到達時消滅 必要DP 200DP
家事LV1 (生活系)
掃除、洗濯など家事にまつわるすべての技能。メイドの嗜みは未実装 必要DP 5000DP
美形LV1 (特異系)
美形にみんなが感じる、好感度+1、但し体形はこのスキルでは影響ない。 必要DP 1万DP
「ぎゃうぎゃう。」
「あ、おかえりー。」
リーメが出迎えた先には60体のゴブリンがいた。数体が大きめのを抱えてきていた。凄いね。みんな…。
「みんな―。猪だよ」
その声に村にいた女集が集まってくる、こういう時の解体は村では女の仕事だった。
「みんな―、イノシシ解体するよ、一つも残すんじゃないよ!」
村長の奥さんの掛け声で、みんなが一斉にイノシシに群がる。今はこうして男衆の代わりをしてもらっているが、父さんたちは帰ってこない、勇者だっけかがいて魔王を言う悪い人を倒すために倒すために兵士たちに連れていかれた。ここは小さい村だが、子供以外の男がいなくなったことで、狩りに行く人が激減した。それを救ってくれた、夢の人とガルッチとメルッチに凄い感謝してる。が、父さんたちは帰ってくるかな?僕は手伝うべくナイフを持って解体に混ざる、数人のゴブリンたちも一緒に解体をする。みんなこの辺は一緒だ。変にえばった大人よりみんな優しい。そしてしばらくすると、解体が終わり肉が取り出された。血抜きはなぜか要望があって、地下室でやっている。
「それじゃみんなお疲れ。確かにこれはあげる。ありがとうな。」
そう言うとゴブリンたちは毛皮と骨を受け取り、地下室に入っている。あの地下室がすごい好きなようだ。