4-7 ドラゴンマスター 計画性のある生活がしたい。
あれから、一か月私はダンジョンに籠り卵を産んだ。私恋人ができる前に子供出来ちゃったよ。が、卵からかえるまでに2か月かかるらしい。しかもその間温めないと死産だそうだ。これはきつい。が…。
「お前ら!今日も行くぞ!木ぃぶっ倒すんだよ!ヒャッハー!」
これはスケルトンがしゃべらないので、リーが一人でやっている、いや、20人分を一人で声上げるなよ。と言いつつも、今は産後の関係で休憩しつつ暖かく見ているというのも、こいつらが10
レベルになればSPがもらえるのだ。それを使ってあることを企んでいた。無論進化はさせるがね(ニヤリ)
「なんか、母上が悪い笑みしてる。」
コクヨウがこっち見て不思議そうに見てる。
「いや良いんだよ、今は休憩だよ。ちょっとさすがに、あれはつらいわ…。そろそろ運動もしたいけどね…。」
ついでに収益は一日150から順調に増え、今で500にもなった。そして、卵を育ててしばらくして、8750DPになった。木材を消化してきた関係ではあるが…おかげさまでこの辺一帯の木は全部切り
尽くした。計15775DPで、結構いい感じにたまった。ダンジョンはコアルームと入口しかないが…。…身長がどれだけになるか全然わからないので、入り口(ここだけは自分の大きさに比例する)とコアルーム以外は…作ったには作った。それが、コクヨウの仕切り部屋である。ベット、テーブル、食事も出した。私はいらないんだけどね…。それが合わせて1000DPだった。簡単な布の服も買ってあげた。高級品も置いてあったが
ミーアブランドの高級下着”百合の花柄” 10万DP
TIPS:アラクネが作ったブランド”ミーア”の高級モデル下着。自分自身が世界樹の葉を食べ、糸を制作。それを織り込んだ粘性と魔力が高い糸を制作。高級ダンジョン織機を使い魔素と愛情をこれでもかと詰め込んだ。ついでに男性、女性問わず販売(種類は別々)オーダーメイドも個別に受け付けております。
という際物があった。高すぎだろ、隣10DPだぞ、グラフで書いたら、顎打ってノックダウンするぞ。なんか物価おかしい…。それにしても。
「なんで私の時はパパっとレベルが上がって、スケルトンは上がらないの?」
「それは当然。だって、1/20ですからね…。」
「え?」
「パーティ編成ってあるでしょ。あれです。木を倒してもその経験値が1/20されてみんなに分配されるんです。」
当然っていえば当然か。
「でももう10レベル行きそうですよ。」
「楽しみ…。」
「はい、寝てばっかりのあなたよりよっぽど役に立ちます。」
「後で覚えてろよ。」
と言いつつも怒ってはいない。なぜならわざと止めたからだ。レベリングは、ボーナス受け取ってからでいい。うかつなレベリングはもったいない病になるのですよ。でもそういえば使ったDPで
レベルアップの可能性が上がると言ってたな…。
「そろそろ頃合いかな…。リーちゃん。」
「はい、私にスキル購入で、”LV成長”の4までと、”魔素栄養”の4を購入。」
「はいさ。残11275DPです。」
そう言うと私に何か力が流れてくる。
「5は無理ですもんね…。」
「いえ、その為に待ったのよ?」
「スケルトンたちがLV10になったら、SPを回収後、みんなここに集めて。」
「は。」
リーは一礼するとダンジョンの入り口に向かった。コクヨウはレベリングさせるにはまだ早い。
「そういえば、ダンジョンレベル2にすることが可能です、この有能秘書たる私がパワーアップしちゃいます。」
この、自分で有能という神経が分からないけど…。
「いくら?」
「2000DPです。」
「うんやっちゃって。」
「ちゃちゃーん。なんとリーはレベル2になった。」
その調子だと残念指定されるぞ、リーよ。それ、口で言うなよ…。
「可能になったのは 宝箱設置機能要2000DPとダンジョンSNS機能です。」
「何それ?」
「宝箱機能はダンジョンに魅力を発生させ、人を引き付ける効果があります。ダンジョン自体も1レベルの誘因機能を持ちます。」
「誘因機能って?」
「がっつり説明させてもらいますぞ!」
大体言うと空箱にお宝入れる代わりにその分DPをもらうらしい。ただこれ、ダンジョン関係者が開くことができる宝箱ならDP消費する代わりにそれをみんなが使うことができる。DP払うが
無限生産可能なのだ。そして開くことができないならDP生産装置になる。但しお宝入れら分だけ人が来やすくなり、討伐隊の確率も上がる。という物らしい。
「で、お宝って、何を出すの?」
「登録したものです。」
「登録したものを出す…私たちが開くメリットは?」
「道具を通常モンスターたちが補充できます。これにより職業付きのモンスターたちが武器防具の切り替えや補充を行えます。我が家のスケルトンが楽できます。」
確かに。が、それならリーが頑張り私が斧を出せばいい。が、それで思い出した。
「スポナーって設置できるの?」
「コストの100倍を払えば可能です。現在最大3つまで出せます。」
「味方?」
「はい、ダンジョンを自動で管理するプログラムで、これを利用したトラップ等が作れます。」
「中立又は私たちに敵対。だとどうなる?」
「少々お待ち句ださい…ありなんだ。はい、伝えておきます。」
なんかすっごいいやそうな顔したな。
「半額だそうです。50倍支払えば設置できます。ただし敵対は不可。あと、なんか、魔王と考え方一緒よね。だそうです。」
「誰から?」
「神様です。魔王で対処できることは魔王へ、それ以外は神様にコールしてます。」
あの人も暇だねえ…って言うかどっかで会ったことある?覚えてない。
「ならコンビネーションできる。が、スポーンさせたい物もないので、まずはEランクガチャするよ。」
「は!、おいでませEランクガチャ!」
ネズミ 10DP 齧歯ネズミ 25DP
ゴブリン 50DP スケルトン 50DP
ヒールスライム 250DP カリハル 25DP
パークボア 200DP ウルフ 250DP
鯖 22DP ミック沢蟹 52DP
ライフル魚 23DP
カリハルはオオカミみたいな子犬…というより小さいオオカミ.パークボアは背中に大きいコブが付いた猪。ライフル魚は水鉄砲飛ばすと思ったら自分の体を高速で射出する…20㎝の小魚だ。
人間相手でも痛いか怪しい。
「後運用の注意として。最低数を下回った場合、死んだ一体ごとにDPをもらう。後、討伐数カウントにこのモンスターは含まない。だそうです。元々は再構成のないモンスターを数押しで使う用の
システムですからねえ…。それをわざわざこっちも敵対させるとか…。」
「コクヨウの経験値買うならこれでいい。あと私も稼げる。」
「ああ。」
納得したようにリーがきょろきょろ部屋を見渡す。
「どうします?適当にDPで部屋作ります?」
「今回は運搬する部屋だから、DPで作るよ。500と後は…。」
「今回のモンスター全部登録しておきますね…。後は…。ファクターのため、結局100倍です。」
「ウェ…ああ…まあ…。適当にゴブリンは今回の企画でまずいので、カリハルをスポナー設置そして、部屋を段差付きで召喚。」
「完了!」
「宝箱を設置、ダンジョン関係者禁止!」
「はい、設置位置は?」
「さっきの部屋の天井。」
「え?」
「天井。お宝は後で選定するけど、届かなければ位置は関係ないでしょ。」
「は、はい…。ただ何入れます?入れた物のDPの1/100が一日の収入です。」
「鉄のナイフでいい、高い方がいいけど。」
「何に使うんです?宝箱?」
「段差だけだと、なんかの要因で外に出かねないから、その誘因機能って奴で引き付けて、コクヨウちゃんで攻撃、ヒールスライムとか言うのがいるので、そいつでサポートさせればいい 後犬の
死体は回収できる?」
「可能です、蘇生しないでDP変換なら、死体の程度で、5DPから15DP程度は。」
「それで回収しちゃって。ただし私は入れないのよね…。」
「はい。また入り口の関連で、この施設は防衛には使えません音は漏れないですよ。私の安眠にかかわります。」
「それについては追々考えるとして、施設はこれで完成。しばらくはこのままね。」
「は。」
コロナショック対策支援の為しばらくの間、土日も投稿します。




